一部再編集しました!
十数分あるいて風紀委員会の本部まで来た。
「止まれ、なんの用で来た?」
門番らしき人に止めれらてしまう。
風紀を乱す風紀委員会のくせに意外とこういうところはしっかりしてんだな。
ナツム「アコ先輩に呼ばれてきたって言えばいいか?」
「アコ副行政官にか?はっ、笑わせるな。お前みたいのが副行政官と話せるわけがないだろう。仕事の邪魔をしに来ただけなら帰れ。」
なんだこいつ。
人のこと舐めやがって…
「しかしお前、なんか男っぽい顔してるな。やっぱ帰るな。こっちにこい。遊んでやる(不敵な笑み)」
やっぱ風紀を乱す風紀委員会だな。
全然しっかりしていねぇ。
あまりにも腹が立つのでボコボコにしてやろうと思ったが、
アコ「何をしているのですか?」
「ふ、副行政官!?」
タイミングよくアコ先輩が出てきてくれた。
「こ、この者が副行政官から呼ばれたとほらを吹いたのでお灸をすえてやろうかと…」
アコ「彼は私が直々に呼び出しました。通してあげてください。」
「は、はいっ!!!」
目にも止まらぬ速さで門番は元の位置に戻った。
多分門番にはもったいないほどのスピードだと思う。
アコ「疲れているでしょう?こちらへ。」
ナツム「さんきゅ、アコ先輩。」
アコ先輩に招き入れられて建物へと入っていく。
過去にも何度か入ったことがあるのでそんなに珍しいとも感じてない。
慣れた足つきで歩く。
ナツム「それで、なんでまた行政官が?」
ゲヘナ生では大して問題も起こしていない人呼び出して話し合い。
もう何度目か。
アコ「あの方でしたらもう辞任しましたよ。」
ナツム「あの人やめたの?」
ゲヘナにはあまり居ないから俺の中でもゲヘナでの情報は少し古いまま。
前の行政官かなりしつこく勧誘してきた人だから変わってくれてありがたいが。
アコ「ええ、ですので新しい行政官ともちゃんと会話してくださいよ?」
ナツム「分かってますって。前みたいにはぐらかしたりとかしませんよ。」
話が長すぎてスマホいじりながら話を聞いていたこともあったな~
そんなことを思い出しながら応接室へと着く。
アコ「もうすでに中で待機してもらっていますから早く入ってください。」
ナツム「はいはーい。」
ちょっとめんどくさく感じているでしょアコ先輩。
扉の前に立ち、ノックをして入る。
ナツム「失礼しま~す。」ガチャ
ヒナ「いらっしゃい。」
ナツム「失礼しました(速攻)」
?????
あれ?どういうことだ?
さっき戦った人が椅子に座っているのが見えたんだけど。
見間違いかな?
ナツム「アコ先輩。ほんとにあの人が今の行政官ですか?」
アコ先輩の方を振り返って聞く。
頼む、人違いであってくれ。
むちゃくちゃ気まずいんだ。
アコ「あってますよ。なので早く戻ってください。」
ナツム「待って待って、心の準備が…ちょ、ほんとにタンマ!」
アコ先輩に無理やり部屋の中に押し込まれ、またあの人と対面する。
ヒナ「…座って。」
ナツム「…お気遣いどうも。」
用意された椅子に座り、向き合う。
まさか今の行政官だとは思わなかったがな。
気まずい時間が流れる。
ヒナ「…まず、さきほどのことを謝罪させてもらうわ。」
新行政官は椅子から立ち上がると、俺に頭を下げてきた。
どんなことを話すんだろうかと予想していた中に入っていないことをされ戸惑う。
ナツム「えっ、いや、謝らなくとも俺は…」
ヒナ「ろくに話も聞かずに独断で美食研究会の一員と判断して戦闘を始めた私に全責任があるからあなたに非はない。」
ナツム「まぁ、そうかもですけど…」
潔いというか何というか…
とういかよく見ると隈とかひどいな。
ちゃんと寝ているのか?
そんな状態だから冷静さを欠いていたんだろう。
ナツム「で、謝罪のためだけに呼んだというわけではないですよね?」
初手謝罪で困惑したが、本題はそこだけじゃないだろう。
あまり時間は掛けたくない。
早めに終わらせよう。
ヒナ「そうね。じゃあ早速本題に入らせてもらうわ。」
ジッと行政官に見つめられる。
表情が変わらないから感情が読み取れない。
どういう人物なんだか…
というか隈が気になる。
ヒナ「神津ナツム。ゲヘナ風紀委員会の行政官としてあなたが風紀委員会に所属するきはない?」
ナツム「…」
結局勧誘か。
今回の行政官はいつもとは違うと思ってたが、最終的に言うことは変わらないか。
期待外れ…というのはかわいそうだな。
ナツム「他の人と変わらず勧誘ですか?」
ヒナ「なら命令よ、入りなさい。」
命令?
風紀委員会に関係のない俺にか?
何を考えているんだか。
ナツム「風紀委員に無関係な俺に命令ですか。」
ヒナ「無関係ではないわ。」
そう言って、紙を手渡してくる。
何が書いてあるのかを確認する。
ナツム「…は?」
その書類は風紀委員会への所属のための書類なのだが…
名前の欄の隣の印鑑・サインのところに“俺のサイン”が書かれていた。
偽造かと思ったが、間違いない。
俺が直筆したサインだ。
ナツム「なんでこんなものを…」
ヒナ「前行政官から受け取ったものよ。」
ナツム「あの人からか?」
あの人と関わってきた記憶を辿る。
だってサインなんか書いたことが…
…あれか?
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ナツム「ふぅ…まさかこんな目に合うとはな。」
辺り一帯を見渡す。
狙っていた賞金首の取り巻きがそこら中に倒れている。
当の本人もそこで倒れている。
「て、てめぇ…何者だ…」
ナツム「う~ん、旅人?」
「旅人がこんなに強いわけないだろ…」
今にも気を失いそうなのに足にしがみついてくる。
すごい根性だ。
ナツム「記念に俺のサインでもあげようか?」
すらすらっと近くに落ちていた紙に“サイン”を書く。
「誰が…いるか…よ…」ガクッ
賞金首が気絶したところで風紀委員会が到着する。
「通報があった賞金首の人物は!…また君か。」
前の行政官がその時は来ていた。
ナツム「別に問題はないでしょう?では俺はこれで。」
賞金首を風紀委員会に引き渡せたのでその場を去る。
「まったく、これでは風紀委員会の仕事がなくなってしまうよ。」
「もういっそのことナツム君が風紀委員会に入ればいいじゃん。」
「まぁそんな都合のいい話あるわけ…ん?この書類は…」
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よく確認しないで書いてたけどあれ風紀委員会の書類だったんだな。
大失態だ。
ヒナ「その書類があることは風紀委員会への所属を希望していることでいいのよね?」
ナツム「いや待て、これは何かの手違いなんだ。きっとそうなんだ。」
気づかれないように破ろう。
そしたらこの書類も効力が…
ヒナ「アコ。」
アコ「はい。」
破ろうとしたらアコ先輩に奪い取られる。
まさか背後を取られていたなんてな。
ヒナ「もう一度言うわ。神津ナツム、風紀委員会に所属しなさい。」
今の状況は万事休す。
なんとか書類をこの世から消さないと…!(使命感)
ナツム「風紀委員会ともあろうものが脅してくるのか?」
ヒナ「脅しじゃないわ。命令よ。」
アコ「そもそもあなた不登校気味なんですからそろそろ留年しますよ?こうすれば嫌々ながらもくるでしょう?」
くっ…!痛いところを突きやがって…!
あまりにも理不尽じゃないか。
これじゃあ選択肢が一択しかないようなものだ。
ナツム「…条件付きでいいか?」
流石に風紀員の仕事フルでするのは死ぬ。
アコ「どうしますヒナ行政官。」ひそひそ
ヒナ「…話だけは聞く。」
まだ希望は少し残っている。
ナツム「風紀委員会への所属はなしにしてくれ。ただその代わりに不良生徒の制圧やパトロールを手伝ったりするからそれで何とかしてくれないか?」
ヒナ「…まあ、いいわ。」
苦し紛れの妥協案だったが、何とか話を通すことができた。
けどこれで自由が制限されてしまった。
ヒナ「これからよろしくね。神津ナツム。」
ナツム「…ああ、それであんたの名前は?」
差し出された手を握り返して聞く。
ヒナ「ヒナ、空崎ヒナ。」
ナツム「不本意ながらよろしく頼むよヒナさん。」
今週の土日は投稿休ませてもらいます。
ごめんなさい。