事務所
ナツム「ただいま~」
カヨコ「おかえり。」
アル「うう…」
事務所に帰ったらなんかアルが頭抱えて机に突っ伏してた。
なんて顔してんだよ、ちょっと笑いそうになったじゃねーか。
ナツム「何やってんだよ。」
ムツキ「あ~、さっきアビドスのやつらに会ってアルちゃんが仲良くなってしまったんだよねw」
そういう偶然あるんだ。
…もしかして今ならアビドスへの襲撃止めれるのでは?(IQ:114514)
ナツム「じゃあ襲撃はy…
ムツキ「でも情け無用、お金さえもらえばなんでもやりますがうちのモットーだししょうがないよね☆」
\(^o^)/オワタ
なんだよこいつ陽キャかよ。
ムツキ「なんか言おうとしたナツム?」
ナツム「いや特に。」
ダメだぁ…
こいつには勝てねぇ…
アル「仕方ないわ…バイトの子達も待っているし、早く行くわよ!」
ハルカ「は、はいっ!」
ムツキ「さっすが社長♪」
カヨコ「了解。」
俺帰ってきたばっかなんだけどもう行くのか。
結局バックレることもできなさそうだし、しょうがない、腹くくってやってやるよ。
カヨコ「…」
カヨコ「ナツム、ちょっといい?」
ナツム「どうしました?」
カヨコ「いいから。」
半ば強制的な感じでカヨコさんに腕を引っ張られていく。
そして人の気配がしないようなところに連れていくれる。
待って何をされんの怖いんだけど。
カヨコ「…さっきまで何してた?」
ナツム「普通に飯食べてました。」
カヨコ「ふ~ん…」
目的が分からないからさらに怖い。
カヨコ「ちなみに一人で食べてたの?」
ナツム「いや、他の人と一緒に…」
カヨコ「誰?」ハイライトオフ
答えている途中でカヨコさんに詰めよられる。
目には光が宿っていなかった。
ナツム「ヴァルキューレのカンナさんと屋台で食べました。」ブルブル…
カヨコ「あのヴァルキューレの犬か…、道理で犬臭いと思った…」ボソッ
さらっととんでもないこと言ったぞこの人…←聞こえている
ナツム「あの…カヨコ=サン?何を四天王?」
カヨコ「うるさい。」ぎゅうぅぅぅ
なんか知らないがカヨコさんに抱き着かれた。
ほんとになんででしょうね。
ナツム「…いつまでするんですか?」
カヨコ「…」ぎゅうぅぅぅ
この人離す気がねぇ…
結局ギリギリまで抱き着かれてた。
―――――――――――――――――――――――――――
アル「さあアビドスまで一直線よ!」
たくさんのバイトの傭兵を引き連れて先頭を歩く。
アビドスは砂漠化がひどいから到着するまでに迷わないか心配だったが、何とかなってよかった。
…いやまあ、あんまり乗り気じゃないけどね。
ムツキ「あともうちょっとだね~」
ハルカ「わ、私、頑張ります。」
あんたは頑張らないでくれた方がうれしいんだけどね。
最悪ここら一帯が平べったくなってしまうよ。
アビドスの方も気が付いたのか校舎から何人か出てくる。
ノノミ「あれ…ラーメン屋さんの…?」
アル「ぐ、ぐぐっ…」
セリカ「誰かと思えばあんたたちだったのね!!ラーメンも無料で特盛にしてあげたのに、この恩知らず。」
ムツキ「あははは、その件はありがと。それはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさ。」
おっとりした感じの子と猫耳の付いた子が話しかけてきた。
多分一年生だろう。
ならあまり知らないな。
カヨコ「残念だけど、公私ははっきり区別しないと。受けた仕事はきっちりこなす。」
シロコ「…なるほど。その仕事っていうのが、便利屋だったんだ。」
あ、シロコだ。
最近あんまり顔見に行けてなかったけど元気にしてるんだな。
…後ろの方にいるのはシャーレの先生か?
少し影で顔が見えにくいが、女の人だな。
ノノミ「もう!学生なら、他にもっと健全なアルバイトがあるでしょう?それなのに便利屋だなんて!」
アル「ちょっ、アルバイトじゃないわ!れっきとしたビジネスなの!肩書だってあるんだから!」
アルが一年に正論いわれている。
なんか面白いな。
まあでもこんな銃社会で健全な仕事に就いてもトラブルばっかだろうしな。
アル「私は社長!」
アル「あっちが室長で、こっちが課長…」
カヨコ「はぁ…社長。ここでそういう風に言っちゃうと、余計薄っぺらさが際立つ…」
仲間にも言われてんじゃねーかよ。
シロコ「誰の差し金?…いや答えるわけないか。」
シロコ「力尽くで口を割らせるしか。」カチャッ
どうやら相手はもう戦う気でいるらしい。
アル「ふふふ、それはもちろん企業秘密よ。」
アル「総員!攻撃!」
命令と同時に弾をぶっ放す。
もちろん、ちゃんと当てるつもりはない。
弾はシロコの頬をかすめた。
シロコ「んっ…!」
ズガガガガガッ
反撃を易々と食らうつもりもない。
すぐに近くの物陰に隠れる。
シロコ「これなら…!」
今度は空からドローンが火力支援をしてくる。
これは冷静に避けれるものは避け、撃ち落とせるなら撃ち落とす。
パンッパンッ
シロコ「なっ…!?」
ホシノ「うへ~、君強いね~」
ナツム「そいつはどうも。」
いつの間にかホシノが近くまで接近してきていた。
けどなんか攻撃してくる気配はない。
ホシノ「おじさん、君のことどこかで見たことがある気がするんだよね~」
ナツム「何を言ってるんだか。」
ホシノ「えい!」ドガンッ
前言撤回。
こいつ急にショットガン撃ってきやがった。
間一髪のところで避けれはした。
ナツム「不意打ちは卑怯じゃないか?」
ホシノ「これも戦略の一つだよ~」
ホシノ「ね、ナツム。」囁き
ナツム「!?」
なん…だと…!?
ばれているのか?
少し変装したぐらいじゃ騙せないのか?
ホシノ「まあでも、今は敵同士だからね~」
言ってることはゆるふわな感じなのにやっていることがショットガンの乱射だからサイコパスみたいでこの人も怖いな。
セリカ「ちょっと!ホシノ先輩に何をしてるのよ!」
ズガガガガガッ!
ナツム「別になんもしてないんだけどな。」
弾を避けながら答える。
実際、俺から攻撃を仕掛けたのはシロコだけだ。
そのシロコも今はムツキと撃ち合ってるけど。
セリカ「うるさい!!」
ホシノ「おじさんのためにありがとね~セリカちゃん。」
セリカ「それよりもホシノ先輩大丈夫!?」
いやホシノには撃ってないんだけど…
ホシノ「大丈夫だよ~、撃たれてないし。」
こいつらと戦うとなんか調子狂うな…
アル「このままいけば…!」
キーンコーンカーンコーン
「…あ、定時だ。」
「今日の日当だとここまでね。あとは自分たちでなんとかして。みんな、帰るわよ。」
え?
こいつら定時制かよ…
しかも今帰る?
銃撃戦中よ?
アル「は、はあ!?ちょ、ちょっと待ってよ!」
「終わったってさ。」
「帰りにそば屋でも寄ってく?」
アル「こらー!ちょっ、どういうことよ!?ちょっと!帰っちゃダメ!」
カヨコ「…」
ムツキ「こりゃヤバいね。まさかこの時間まで決着がつかないなんて…アルちゃん?どうする?逃げる?」
ナツム「それしかなくねぇか?」
アル「あ…うぅ…」
結構うろたえてるじゃねーか。
どんだけショック受けてんだよ。
アル「こ、これで終わったと思わないことね!アビドス!」
ムツキ「あはは、アルちゃん、完全に三流悪役のセリフじゃんそれ。」
ナツム「どうでもいいからさっさと逃げるぞ。」
アル「うるさい!逃げじゃないわ!退却よ!」
意味変わらないからそれ。
―――――――――――――――――――――――――――
アル「ぜぇ…はぁ…」
結局全力で走って事務所近くまで逃げてきた。
ムツキ「負けちゃったねー」
ナツム「随分と楽観的だな。」
ムツキ「まあ負けても…ねぇ?」
ちらっとアルの方をムツキが見る。
ナツム「…あんまりプレッシャー掛けないであげろよ?」
ムツキ「それはどうかなー?」
ナツム「はぁ…」
幸い誰も大きなケガとかはなさそうで良かった。
ハルカ「すみませんすみませんすみません!私が今すぐ突撃してきますから…!」
アル「そんなことしなくていいわよハルカ!?」
カヨコ「とりあえず、今日はここで解散しとく?」
アル「ええ、そうね。そうしましょう。」
それぞれ帰った。
書いてなかったので主人公のスペック書きます。
神津ナツム
学年:二年(17歳)
所属:ゲヘナ学園
身長:170cm
武器:M1911(二丁持ち)
部活:便利屋68
一年生のうちはゲヘナ学園に所属しながらキヴォトスを旅していた。
だから他の学校の二、三年生とは関りがある。
彼が男性であることは二、三年生のネームドキャラは大体知っている。
アルとは一年のときから関りがあり、便利屋に誘われたこともあって入社(?)した。
便利屋に入ってから顔全体が隠れるマスクをつけ始めたのでマスクをつけていることは便利屋の人達しか知らない。
なんでヘイローがついているのかは不明。