執筆経験はありません。
「ねーそうにぃ、アイス食べたいんだけど買ってきてくれない?」
ソファーで寝ころび、だらだらとぺいとっくを見ている妹が話しかけてくる。
「めんどいっての、めいが自分で買いに行けって。」
「そんなこと言っていいのかなー?クローゼットの奥にある袋のことママに言っちゃうよー。」
それは非常にまずい.。。
「わかったって!それでどんなアイス買ってくればいい?」
僕はもっとオバロについて考察をしたいのだからめんどい作業はさっさとやっておくに限る。
「バニラ味のカップで高いやつ!」
人の弱みを握ってるからってすぐに調子に乗ってくる。そんな妹にへきへきとして言い返せない自分に嫌気を差すのであった。無事にコンビニでアイスなどもろもろ買うまでは良かったものの、まさかブレーキとアクセルを踏み間違えた車がコンビニを出よとしたところに突っ込んでくるとは思わなかった。
ここはどこだ?俺は確か車の光がすぐそこにあって…だめだそのあたりの記憶を振り返ろうとすると靄がかかったみたいで、思い出せない。そうだ、まずは周囲を確認してみよう。周囲には中世のような街並みが広がっていてそこそこ人通りのある街路のようだ。ヨーロッパ系の顔立ちの人種が多く、剣や弓などの物騒な獲物まで携えている人も見かけた。これはついに自分にも異世界TUEEEEEEEEEEEが来てしまったのか。ワクワクが心からあふれ出してくるようだった。その気持ちのままとあるテンプレを言ってみることにした。
「ステータスオープン!」
ん?何も出てこない。何度も口ずさんだ。
「「ステータスオープン」」・・・
これは、どういうことだ。よくあるファンタジー系の転移ではないのか。もしや歴史系?そう思考が堂々巡りをしていると。
「おい、あんちゃん。そんな下向いてぶつぶつとつぶやいてどうしたんだよ。そんな道の真ん中に突っ立てたら馬車にでも轢かれちまうぞ。」
中年の愛嬌があるようなおじさんが声をかけてきた。腰には片手でも扱えそうな剣を携えており、軽装の格好をしていた。
「えーと、今朝この街に来たものなのですが、冒険者ギルドと道具などの様々な物を売っている場所がわからず困っていました。」
その男は、少し悩んだ素振りをみせそのあとにこう続けた。
「俺はダルクっていうんだが、今朝パーティーメンバーが熱にかかったと連絡があってよー。ちょうど暇してたんだよ。5cで街を案内してやろうか?」
5cってなんだ。わからない。てきとーに身の上をごまかしたが、この世界について情報がなさすぎる。俺が持っているのは、おじさんよりは品質が高そうな服と使えるかどうかわからないスマホ、腕時計。それと、いまだに冷たいアイスとお菓子や飲み物だけだ。
「僕は、そうっていいます。村から商品を売りに来たので持ち合わせがありません。ですが、冷たい砂糖菓子で雇われてくれませんか?」
中世っぽい文明レベルだと予想をし、甘味が現代よりは貴重ではないかと考えたのだ。
「冷たい砂糖菓子だと!なんだそりゃ聞いたことがねぇわ。まぁそうだな、それが本当に甘いお菓子だっていうなら報酬的には貰いすぎだな。今日一日面倒を見てやるよ。それじゃあ冒険者ギルドに行くぞ。」
俺は鬼が出るか蛇が出るか不安を胸に抱いておじさんについていくのであった。
よろしくお願いいたします。書ける限りがんばって走り抜けようと思います。
1話目だけどオバロ要素はどこに行ったんだ。