私と明久との恋模様   作:私の黒い天使様

20 / 41
あと1話日常的な物語を書きます。




最悪と災厄と災難

福原)時間は進み、FクラスとDクラスの試験召喚戦争開戦…

 

 

2-A クラス教室内

 

 

「さて、始まったわね」

 

「どっちが勝つかな?」

 

「たぶん、Fクラス…」

 

その時、Aクラス後方の教室の扉が開いた…

 

「邪魔するぞ~」

 

「邪魔するなら帰ってねぇ~♪」

 

「じゃあ、出直すわぁ~、って違うだろ!」

 

愛子が入って来た人物と何処かのコントばりのやり取りをしていた…

 

「冗談だよ、坂本君♪あれ、ムッツリーニ君に木下君まで今は試召戦争中だよね?」

 

来ていたのは現在、試召戦争中の雄二だった。

 

「それはな…」

 

「キャァ~♪秀吉ぃぃ~~♪」

 

と良いながら何故か芽以が優子に飛び付いていた。

 

「アンタはまた、わざとやってるでしょう、私は優子で秀吉はあっちよ!」

 

「あら、ばれちゃった♪」

 

と言って舌をペロッと出し、今度は秀吉に飛び付いた

 

「お、お主、芽以かの、何故ここにいるのじゃ?取り敢えず落ち着くのじゃぁ~」

 

と良いながら芽以を落ち着かせようとする…

 

「説明して良いか?」

 

と雄二が言い、何とか優子と秀吉が芽以を落ち着かせて説明を聞いた…

 

〈事情説明中〉

 

 

「…と言う訳だ」

 

「ハァ~、雄二も大変だねぇ」

 

「全くだ、とは言え俺は代表だから全然介入しない訳にはいかないけどな」

 

「どうして?」

 

芽以は転校してきたばかりなので知らないのは無理は無い…それに優子が答える

 

「試験召喚戦中は戦争中のクラス代表は戦争中はどこにいるかを必ず公にする義務があるの、これは代表が雲隠れしたりして戦争の長期化を防ぐ措置でもあるわ」

 

「つまり、Dクラスがここに雪崩混んで来る可能性が有るわけだよ」

 

利光の言う通り…Aクラスの人達に迷惑が及ぶのに雄二が考えも無しにここに籠城する訳がない…

 

「FクラスはDクラスに勝てるって事だね」

 

愛子が言う…

 

「他の上位クラスならともかく、まだ情報が流れていない姫路が居るからDクラスには勝つだろうな、仮に姫路が居ると知っていたとしても、作戦次第ではDクラスなら力押しで勝てるだろう」

 

雄二がここに来た理由は恐らく…

 

「…翔子さん、ちょっと着いてきて欲しい所が有るんだけど…?」

 

「…良いけど、何処に行くの?」

 

「Bクラスだよ」

 

明久の言葉に雄二の口端が少し上がった…やっぱりそう言う事か……

 

「…明久、行こう……」

 

「みんなちょっと、行ってくるよ」

 

そう言うと私と明久はBクラスに向かった…

 

 

~ 優子 side ~

 

私は翔子と明久君が教室のから出ていくのを見て何故、明久君がBクラスへ行ったのか雄二君に聞いてみる事にした。

 

「雄二君、何で明久君はBクラスに行ったの?あの様子じゃ翔子も理由が分かっていた様だけど…?」

 

「Bクラスに同盟を結んで貰う為だ」

 

「ボク達のクラスとBクラスとが何でカナ?」

 

愛子が雄二君に聞いた。

 

「いや、Bクラスに同盟を結んで貰うのはCクラスだ」

 

「どうして、BクラスとCクラス何だい?」

 

久保君も疑問に思っている様だ…

 

「俺達を抜いた、FクラスがBクラスまで勝ち抜けるとは思わないが、念の為の予防策だな」

 

「予防策?」

 

私は疑問に思う。

 

「ああ、アイツらの明久に対する執着心は凄いからな、クラス単位だったら撃破されるかも知れない、そこでアイツらを確実に撃破する為にBクラスとCクラスに同盟を結んで貰う」

 

「だったら私達でも良いんじゃあ…」

 

芽以が雄二君に聞いた。

 

「それだと、アイツらに明久に近付く絶好の口実になる」

 

それを聞いて私は理解出来た。

 

「つまり、AクラスがBクラスかCクラスと同盟を結べば向こうもAクラスに近付く口実が出来るからそれを避ける為ね」

 

「その通りだ、そしてFクラスが敗北すれば3ヶ月の宣戦布告停止の義務を負うことになるからな」

 

「明久は雄二の意図に一番に気付いてたみたいだからのぅ」

 

「でも、何で明久君は翔子ちゃんの同行を頼んだの?」

 

「明久君は元々Aクラスじゃ無いからよ、Bクラスの人達にAクラスからの使者として証明する為よ、それに同盟の要請は必ず成功するわ」

 

「何で断言出来るの?」

 

「それは「Bクラスの代表は明久に大きな借りがあるからな」よ」

 

私が理由を説明しようとした時、雄二君が遮って説明した。

 

「そうなんだ…」

 

と芽以が言った時…

 

ピンポンパンポ~ン♪

 

『あ~、あ~、船越先生、船越先生、2年Aクラスの吉井明久君が体育館裏で待っています』

 

「!!!!!!」

 

「何?何かヤバイの?」

 

転校してきたばかりの芽以が知らないのは無理もないがこれはマズイ…

 

「い、いや‥」

 

「ヤバイも何も…」

 

「明久の貞操がヤバイぞい…」

 

「須川の野郎ぉぉ~~!!」

 

雄二君、明らかにキレてるわね…

 

 

福原)数学教師船越、45歳女性で独身、婚期を逃し単位を盾に生徒に交際を迫る噂のオールドミスである。

 

「何か、脳内に聞こえてきた気がするけど…」

 

「気にしなくて良いわ、雄二君、ヤバイわよ!」

 

「あ、ああ…ムッツリーニ!って、居ない!?」

 

「土屋君なら放送を聞いた瞬間に居なくなったよ」

 

利光君が答えたが土屋君何処に行ったのかしら?

 

『船越先生、吉井君が先生と生徒の………「船越先生

今のはこの生徒の照れ隠しです」』

 

「この声はムッツリーニ!」

 

「ナイス、ムッツリーニ君♪」

 

「船越先生、この生徒はす巻きにしてここに置いておくので婚姻届を用意して至急、放送室までお越し下さい……あと、2年Dクラス代表近衛隊の清水美春、2-Dの廊下で島田美波が待っている‥何でも性別を超越した話があるそうだ…至急、会いに行ってやってくれ」

 

「流石だな、ムッツリーニ」

 

「ムッツリーニも結構、えげつないのう」

 

 

その後、島田であろう悲鳴が学園中に響き渡った…

 

 

~ 優子 side out ~

 

 

 

福原)例の放送が流れる少し前

 

2-B クラス内

 

~ 明久 side ~

 

僕は翔子さんとBクラスとCクラスとの同盟を結んで貰う為にBクラスに来ていた。

 

「久しぶり、恭二」

 

「ああ、久しぶりだな、明久」

 

「友香さんとは上手くいってる?」

 

僕は気になったので、少し聞いてみた。

 

「おかげさまでな、なっ友香」

 

「ええ、明久君には感謝してるわ」

 

そこには、何故か2-Cクラス代表、恭二の彼女でもある友香さんもいた。

 

「友香さんは何故、ここにいるの?」

 

「試召戦争中で自習だから、少し恭二に会いに来ていたの」

 

「へぇ~、ラブラブなんだねぇ~♪」

 

「ラブラブ///」

 

「ぶ、ぶぁ、バカ何を言ってる///」

 

ちょっと、からかい過ぎたかな、と思ってたら翔子さんが止めに入って来た…

 

「‥明久、要件を言わないと…」

 

「おっとそうだった、恭二、お願いがあるんだけど」

 

「お願い、何だ?」

 

 

 

 

〈事情説明中〉

 

 

 

「お前は相変わらず、苦労してる様だな…」

 

「アハハ(汗」

 

「そうね、てっきりAクラスの代表は明久君だと思ってたのにね」

 

「全くだ、俺はてっきり、霧島と付き合うと言いに来たかと思ってたぞ」

 

「なっ////」

 

「…////」

 

思いもよらない恭二の言葉に僕と翔子さんは顔が赤くなった。

 

「実際の学力で言えば首席と次席のカップル、お似合いじゃない♪」

 

「も~う、友香さんまで///」

 

 

ピンポンパンポ~ン♪

 

「何だ?」

 

『あ~、あ~』

 

「この声は須川君」

 

『船越先生、船越先生、2年Aクラスの吉井明久君が体育館裏で待っています』

 

一同「!!!!」

 

「明久、これって…」

 

「もの凄くヤバイんじゃ…」

 

ヤバイってもんじゃ無いよ~(汗

 

「‥明久は熟女好き…?」

 

「翔子さん、僕は翔子さんが好きだから(別に熟女は好きじゃないならね」

 

「明久君、動揺してるのは分かるけど、本音と建前が逆になってるわよ」

 

翔子「////」

 

って、しまったぁぁ~、何故か翔子さん、また赤くなってるし…そんな事してる場合じゃない!

早く逃げないと……

 

『船越先生、吉井君が先生と生徒の………「船越先生

今のはこの生徒の照れ隠しです」』

 

「今度は何だ?」

 

「今のはムッツリーニ?」

 

「船越先生、この生徒はす巻きにしてここに置いておくので婚姻届を用意して至急、放送室までお越し下さい……あと、2年Dクラス代表近衛隊の清水美春、2-Dの廊下で島田美波が待っている‥何でも性別を超越した話があるそうだ…至急、会いに行ってやってくれ」

 

 

 

『お姉様、そこまで私の事を愛して下さっていたのですね、今から二人だけの愛の桃源郷へ旅立ちましょう♪』

 

『いやぁぁぁぁ~~~!!!』

 

『何故、お逃げになるのですか?お姉様ぁぁぁ~~』

 

清水さんの美波に対する行動力には驚かされるよ…美波もあっと言う間にBクラスの前を駆け抜けて行っちゃったし……

 

「‥ともかく…もう大丈夫、みたいだな…」

 

「明久君、とんだ災難だったわね…」

 

「明久‥大丈夫…?」

 

「う、うん」

 

た、助かった~、取り敢えず、僕の貞操は守られたし、返事を聞かないと…

 

「予定外の事があったけど、恭二、同盟の件だけど…」

 

「ああ了解だ、良いだろう友香?」

 

「勿論よ、恩人の明久君の頼みだからね」

 

「くれぐれもウチからの介入は内密にお願い」

 

「「分かってるよ(わ)」」

 

「頼んだよ、じゃ帰ろうか翔子さん」

 

「…うん///」

 

 

 

~ 明久 side out ~

 

 

 

 

福原)今回の試召戦争はFクラスの勝利に終わったが、同盟が結ばれている事を知らず、次に挑んだCクラス戦は開戦からB、Cの同盟軍に圧倒されFクラスの最有力の姫路さんだけで勝てるはずもなくあっさり代表の坂本君が降伏を宣言し、Fクラスの敗北は開戦10分で決着が着く事になった。

Fクラスの敗戦に伴い、3ヶ月の宣戦布告停止と設備ダウンが決定したのだった…

尚、仲間を売った須川と島田の両名の貞操は何とか守られたそうだ……

 

 

 




今回もご閲覧頂きありがとうございます。
本当ななら1~3話ぐらいで本編に戻すつもりでしたが今回まで書いていた分が思ったより長くなってしまいました(汗。
次回まで日常的な物語を書いて本編に戻りたいと思っています。
バカテストもそろそろ復活させて頂きますが、削除前から読まれて頂いてた方々には被る内容が出てくるかも知れませんがご了承下さい。

現在、活動報告にてオリジナル腕輪のアイディアを募集しています、締め切りは今週中にしていましたが集まっていないので来週の水曜日まで募集します。

あと感想箱にてご意見、ご指摘、ご感想等々もご投稿下さい。
そのついでに評価も付けて頂ければ有り難いです。
後書きが長くなりましたが、今回もご閲覧頂きありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。