私と明久との恋模様   作:私の黒い天使様

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今回はちょっとした事を後書きにて試したいと思います、もし好評で有れば続けて行きたいと思うのでご意見のご投稿をお待ちしています。


第25問 動き出した黒幕と明久の決意

清涼祭 試験召喚大会開場

 

「えっ、不戦勝!?」

 

「ええ、何でも貴方達の相手が食中毒を起こしたみたいで…」

 

私と明久は準々決勝(4回戦)に出場する為に召喚大会の開場の選手入場ゲートに来ていたが三回戦に続き()()も不戦勝となった、準決勝は決勝戦と同じ清涼祭の最終日である明日に開催される為、予定より早いが私と明久は教室に戻る事にした。

そして私達がAクラスの教室に差し掛かる少し前に明久がトイレに行くから先に教室へ戻ってる様に言われ先に教室に戻ろうとした時だった。

 

「居たぞ、こっちだ!」

 

突如、私は知らないチンピラ風の男達に囲まれてしまった。

 

「……私に何か用…?」

 

「アンタには怨みは無いが大人しく着いて来て貰うぞ」

 

一人で居た事は迂闊だった…しかし、これはこれで都合(・・)が良いかも知れない…私はそう思い男達に大人しく取り押さえられて何処かに連れ去られてしまった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ 明久 side ~

 

僕は途中で翔子さんと別れたあと教室に戻って来るなりムッツリーニと雄二が慌てて僕の所に来た。

 

「明久、大変だ!!」

 

「どうしたの、雄二!?」

 

「…ウェイトレスが(さら)われた」

 

えっ……僕の思考が一瞬とまりそうだったが、振り払う様にムッツリーニに誰が攫われたかを聞いてみる。

 

「ムッツリーニ、誰が攫われたか分かる?」

 

「…愛子と芽以、『それに優子と翔子だ』」

 

雄二も相当、焦っているらしくムッツリーニの言葉を遮って誰が攫われたかを僕に教えてくれた。

多少の妨害をしてくるとは考えていたけど…まさか、実力行使に出てくるとはね………

 

「ムッツリーニ、これを急いで解析して!」

 

僕はある物をムッツリーニに渡す。

 

「…!!‥…分かった、30秒で済ませる‥」

 

「明久、それは何だ?」

 

雄二が僕に聞いて来る。

 

「小型カメラ内蔵の発信器の受信機だよ」

 

「何でそんな物を持ってるんだ?」

 

「万が一の為に翔子さんのネクタイに付けて貰っていたんだよ」

 

「万が一ってな…『分かった!!』何処だ?」

 

「…近くのカラオケ(文月遊歌)ボックス」

 

「よし、急ごう!!」

 

「待て、明久」

 

僕が急いで教室を出ようとすると雄二から呼び止められた。

 

「何で、優子達が攫われてるんだ?それにお前はそれを見越していたかの様に翔子に発信器を渡している…どういう事だ?」

 

雄二の疑問は最もだが今は時間が惜しい…

 

「ごめん雄二、後からキチンと説明するから急いで翔子さん達の所に行こう!!」

 

「分かった、後からキッチリと聞かせて貰うからな!!」

 

僕達が教室から出た所で秀吉と利光君に会って事情を話すと二人も着いて来ると聞かなかったが喫茶店で指揮を執る人が居なくなるのも不味いので二人共残って貰う様に言ったが秀吉が芽以ちゃんも攫われたいる事で頑として聞かなかったので利光君だけに残って貰う事になった。

 

 

 

 

 

 

 

〈移動中〉

 

 

 

 

 

 

 

文月遊歌

 

僕はここに着く前にある人物に連絡を取り、ムッツリーニのノートパソコンから中の様子を伺っていた。

 

『さて、どうする? 坂本と…………吉井だったか?そいつら、この人質を盾にして呼びだすか?』

 

『待て、吉井はともかく、坂本は下手に手を出すのは、不味い…あの『悪鬼羅刹』だからな』

 

へぇ……僕の名前は知っているのに僕の本当(・・)の姿を知らないみたいだね……

 

『出来れば坂本とは事を構えたく無いんだが……』

 

『そうは言うが依頼はあの二人を動けなくする事だ、既に金も貰っているし、成功すれば更に上乗せしてくれるってんだ。悪い話じゃ無い』

 

人数は…四人か………人数的には互角…さて、どうしたものかな…………

 

『アンタ達は何がしたいのよ!!』

 

優子さんがチンピラに喰って掛かっている。

 

(うる)いネェちゃんだな』

 

『ボク達をどうするつもり?』

 

『どうするって、なぁ?』

 

愛子ちゃんが聞くとチンピラの一人が卑下た笑みを浮かべながらに答える。

 

『ひっ!?』

 

『怯えちゃって、かわぁいい~』

 

芽以ちゃんの怯えた姿を見たチンピラは更にニヤケている。

 

『どうせ、奴らはこの場所が分からず、捜し廻っているはずだ…暇潰しにささっとヤッちまおうぜ♪』

 

『……無駄な事…明久達はここに必ず来る…』

 

『あ゛あ゛、場所も分からないのにどうやったら来れるんだよ!大人しく俺達にヤラれときゃ良いんだよ!』

 

と良いチンピラの一人が翔子さんの手を掴んだ。

 

『……離して…』

 

と翔子さんはチンピラの手を振り払う……パチーンッ

 

プツッ~ン

 

この時、僕の何がキレた……

 

「おい、明久落ち着け……」

 

この時に雄二が何か叫んでいたが何を言って言っていたのかは覚えていない。

気が付けば翔子さん達の居た部屋に突入して何故かチンピラどもが倒れて居た所で雄二達に止められた所で正気に戻った、聞けば一人で全員叩きのめしていたらしい。

幸いリーダー格の男は意識が有ったので誰の差し金かを問い詰めた。

 

「アンタを雇ったのは誰?」

 

「た、た、竹原とか言う奴だよ…」

 

「それは本当?嘘を言うと為にならないよ?」

 

「ほ、ほ、本当だ!!吉井と坂本とか言う奴を召喚大会出場させなければ手段は問わないから兎に角、邪魔をしろと言われただけだ!」

 

どうやら…本当のみたいだね……これは()()()にも協力をお願いしないとならない事態になったみたいだ。

 

「分かったよ、これから選らばせてあげる…ここで僕に大人しく処刑されるか…内戦地に行って死ぬか好きな方を選ぶと良いよ……」

 

僕の思いもよらない言葉にリーダー格の男は顔を青くしていた。

 

「それくらいにしといてあげなさい、アキ君…」

 

「姉さん…」

 

念の為に姉さんを呼んでいて良かった……翔子さん達を傷付けたんだ…答えをどちらを選ぼうと処刑していたよ。

 

「さて…アキ君と可愛い義妹(翔子)を危険な目に遇わせたのはこの方々ですか…」

 

姉さん…まだ翔子さんとは婚約も結婚してないし……と心の中でツッコミを入れていた。

でも…僕もこれを機会にそろそろ覚悟を決めか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔子さん達を攫ったチンピラ共はどうやら僕の事をよく知らなかったみたいで姉さんが僕と血縁である事を知るとさっきよりも顔を青くしていた…

その後…姉さんの丁重なO★HA★NA★SHIを受けてチンピラ共は国家権力の御世話を受ける事になった。

その間は僕は翔子さん、雄二は優子さん、ムッツリーニは愛子ちゃんを秀吉は芽以ちゃんを泣き止むまで抱きしめていた…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文月学園 2年Aクラス教室内

 

僕達はあれから学園に戻り雄二達にこの騒動の説明をする為に学園長を待っていた。

時間的に既に下校時刻になってい為、教室には騒動に巻き込まれた僕達だけだった。

 

「待たせたね」

 

「どう言う事だ、説明しやがれババァ」

 

雄二…開口一番にそれは無いと思うよ………

 

「まさか、竹原の奴が実力行使で来るとは思いもしなかったからね…済まなかった」

 

学園長は教室に入るなり僕達に頭を下げた。

 

「僕も謝るよ、ごめんね」

 

「何で、二人共謝ってるの?」

 

僕と学園長の謝罪に優子さんは訳も分からずに聞いて来た。

 

「僕と翔子さんは事情を知りながら誘拐騒動にまで発展するとは思わなかったから黙っていたんだ……『あとはアタシが話すさぁね』分かりました」

 

 

 

僕が事情を話していたら途中で学園長から遮られ、学園長が事の顛末を話した。

事情を知っていた僕と翔子さん以外は一様に学園の危機に驚いていた。

話が終ると僕と翔子さんがみんなに怒られた事は言うまでも無い………

しかし、その後はこの危機をみんなで乗り越え様と絆が深まった。

僕は事件の黒幕を追い詰める為に雄二達と準決勝で当たる常夏先輩との試合を棄権して貰う様にお願いした。

 

「明久、棄権するのは良いが…何か策はあるのか?」

 

「うん、大丈夫だよ」

 

「策が通じなかった時はどうするの?」

 

優子さんが心配して聞いて来た。

 

「その時は遠慮なく潰すだけだよ、大丈夫……先輩達の性格が腐っていなければ先輩達は()()()()()()くれるよ」

 

「「それなら、任せた(わよ)ぞ!!」」

 

「了解♪」

 

雄二達の協力はOK………ムッツリーニにはアレ(・・)の解析を頼んだし、あとは()()()の協力をお願いすればOKだけど100%協力してくれるから問題は無いかな♪

さて、僕達の準決勝の相手は美波と瑞希さんだ……気を引き締めて行かないとね♪

そして………僕の決心を決定付ける出来事が明日の準決勝前に起こる事になる…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ 康太 side ~

 

俺は学園長が退出した後に明久から()()の解析の許可を貰う為に学園長室に向かおうとしていた。

 

「土屋君」

 

「…誰だ?」

 

俺は呼ばれた方に目を向けた。

 

「…ああ… 『待って下さい』」

 

俺を呼んだ人物の名前を呼ぼうとしたら遮られた……と言う事は知られては不味い事何だろう……

俺はそれを察して声を掛けた人物に尋ねた。

 

「…何か様ですか…?俺は学園長に用があるのですが……?」

 

「その必要は有りませんよ…君の必要な物はコレでしょう…」

 

「…!!」

 

俺は正直、驚いた…俺が学園長に頼もうとしていた物をこの人物が持っていたからだ…これを持っているのは学園長と学年主任の高橋女史と補習担当の鉄人だけだと思っていたからだ。

それを持っていると言う事はこの人も学園長から全幅の信頼があるみたいだな…

 

「土屋君に協力して貰いたい事が有ります」

 

それは俺が明久から頼まれた事、その物だったので俺は迷わずに協力する事にした。

 

 

 

~ 康太 side out ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

 

~ ??? side ~

 

「ふぅ、使えない奴らだったみたいね○○」

 

「そうですね○○、せっかく○○が連れ去る手引きをしてやったと言うのに無駄になりましたね…」

 

「そうね、○○と○○がヤラれれば○○も○○を見限って○○の所に戻って来ると思っていたのに…」

 

「○○の計画に便乗したのは失敗でしたが、幸い準決勝で当たるのは○○です、そこで○○に大いに恥を掻かせば○○も○○を見限ると思いますよ」

 

「そうね○○、○○が○○より点数が高い訳は無いし、大いに恥を掻かせましょう♪」

 

 

~ ??? side out ~

 

 

 

 

 

~ ??? side ~

 

○○はそこまで堕ちてしまったのですか……

でも○○はどうしたら良いのでしょうか………

ひょっとしたら…○○なら○○を人道を踏み外す前に助けてくれるかも知れません……

○○を救ってくれた様に……○○を救って貰う様にお願いしてみましょう………

 

 

~ ??? side out ~




バカテスト

第11問
『I'm great』を読みなさい。

吉井明久の答え
「アイム グレイト」

教師のコメント
正解です、成績が上がった吉井君には簡単な問題でしたかね。

島田美波の答え
「私は元気です」

教師のコメント
それはアメリカ英語の場合の意味です、私は元気と答えるなら『I'm fine』が一般的ですが和訳をする問題では無いので不正解です。

須川亮の答え
「アイム…」

教師のコメント
分かったのはアイムだけですか…。

吉井明久の中の人の答え
「アイム グリート」

姫路瑞希の中の人のコメント
おかあさん、グレイトも読めなかったの……。

次回

  「私と明久が結ばれる日」
     
          ここ、テストに出ます。
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