なのでかなり気合いを入れて執筆した結果、今までに無い文字数の量となりましたし時間も大分使いました。
多分、これ以上の文字数はこれから書き続けても更新出来ないと思いますね。
それでは本編をどうぞ~♪
文月学園 清涼祭2日目
2年Aクラス教室内
~ 明久 side ~
僕達は昨日の出来事が何も無かったかの様に喫茶店の対応に追われていた。
この学園が改めて外部の人達から注目されている事を思い知らされた。
「明久、1番テーブルにチーフの特製パエリア、2番テーブルにふわふわシフォンケーキを2つだ」
「了解!!」
ホールチーフの雄二も大忙しだ。
「明久君、翔子と一緒に5番テーブルのお客様から写真のご指名よ」
「了解、優子さん。須川君、少しの間お願いね」
「了解」
僕が厨房を須川君に任せて指名のあったテーブルに向かうとそこには僕の友人が待っていた。
「よう明久、遊びに来てやったぞ」
「ありがとう恭二、友香さん」
「繁盛しているみたいね」
「うん、お陰様でね、ところで二人はデート?」
「えっ、ええ////」
「あっ、まあな何とかシフトを調整して時間を作った/////」
そんな話をしていると接客を終えた翔子さんがこちらにやって来た。
「……恭二に友香、ご指名ありがとうございます」
「うん、二人と一緒に撮って貰いたかったからね」
「恋人同士、一緒に撮るのも悪く無いだろう?」
友香さんは純粋に言ってるが恭二がからかう様に言う。
「うん、そうだね」
「……/////」
僕は敢えて否定しなかったが翔子さんは顔から耳まで真っ赤になっていた。
「おっ、否定しないんだな♪」
「(うん、清涼祭が終った後に告白しようと思っているからね)」
僕は恭二に耳打ちをした。
「(そうなのか?)」
「(告白を受けて貰えるかどうかは分からないけどね)」
「(お前なら大丈夫さ、霧島は受けてくれるよ……あとは霧島本人から答えを聞くと良いさ…頑張れよ)」
「(ありがとう)」
何か含みを持たせた様な答えだったけど応援してくれているのには間違いないみたいだし。
「二人何を話してるの?」
「何でもねぇよ」
「そう?なら早く撮って貰いましょう…二人はこの後に準決勝でしょう?」
友香さんと恭二のやりとりを聞いて僕は時間を確認するとそろそろ準決勝の時間になっていた。
そしてお互いに寄り添う様に写真を撮り僕と翔子さんは召喚大会の開場へ向かった。
写真の配置
後 執事服 明久 メイド服 翔子
前 制服 恭二 制服 友香
召喚大会会場
僕達が召喚大会開場へ着くとそこには美春ちゃんが待っていた。
「明久さん、少しお話が有ります…お時間は宜しいでしょうか?」
「うん、良いけど…何かな?」
「出来れば私と二人でお話したいです…他の人には余り聞かれたくは無いので……」
美春ちゃんは何か深刻な表情をしていたのと断る理由も無いので了承する事にした。
「分かったよ、翔子さん、少し外すね」
「……分かった」
僕は翔子さんの了解を取り美春ちゃんと人目に付かない少し離れた所に移動した。
「美春ちゃん、話って?」
「明久さん、まずはこれを聞いて下さい」
美春ちゃんはボイスレコーダーを取りだし再生ボタンを押した。
『ふぅ、使えない奴らだったみたいね瑞希』
『そうですね美波ちゃん、せっかく私達が霧島さん達を連れ去る手引きをしてやったと言うのに無駄になりましたね…』
『そうね、霧島と
『竹原教頭の計画に便乗したのは失敗でしたが、幸い準決勝で当たるのは私達です、そこで明久君に大いに恥を掻かせば霧島さんも明久君を見限ると思いますよ』
『そうね瑞希、アキがウチ達より点数が高い訳は無いし、大いに恥を掻かせましょう♪』
『そうです、私達が見捨てられた明久君に優しくすればバカな明久君の事です、必ず私達の下へ戻って来ますよ♪』
『頭イイわね瑞希、そうと決まれば準決勝まで大人しくしてましょう』
この所で美春ちゃんは停止ボタンを押した。
「これはどうしたの?」
「これは偶然、美春が通り掛かった時に録音した物です、お姉様と姫路さんは明久さんに唯ならぬ執着心を持たれている様でしたが、流石にこれは行きすぎだと思い相談に参った次第です」
「そう…あの二人は裏ではこんな事を……」
僕はこれを聞いて昨日の決意を更に堅く決めた。
「私はお姉様の想いには気付いてはいましたが…コレではこの後の事が気になって引くにも引けません……明久さんがお姉様に想いが向いていないのはご存知ですが………明久さんにお願いするのはお門違いとは思いますが何とかお姉様を説得しては頂けないでしょうか?」
「うん、美春ちゃんの気持ちは良く分かったよ…でも多分、美波は聞いてくれないと思う……それでも美波達と気持ちの決着は着け様とは思ってるけど結果、美春ちゃんを傷付けるかも知れない…最悪、美波からの当たりが強くなるかも知れないけど大丈夫かな……?」
僕は美春ちゃんの気持ちに答えたがったがそれに美波達が素直に聞き入れるとは思わなかったからそう答えるしか出来なかった………
「はい…明久さんの言う通り説得は難しいかも知れません……でも何もしなくてお姉様が堕ちて行く姿は見たくは有りませんし……もしも…説得に応じてくれればお姉様にも新しい恋愛に踏み出す事も可能な筈です、だからお願いします!」
「分かったよ、美春ちゃん……あとコレ借りて言いかな?」
「はい…よろしくお願いします……」
「ありがとう…」
僕は美春ちゃんにお礼を言って美春ちゃんと別れて、待たせていた翔子さんと一緒に召喚大会の出場者ゲートへ向かった。
召喚大会出場者入場ゲート
僕と翔子さんが入場ゲートに着くと既に美波と瑞希さんが居た。
「翔子さん、ちょっと待っていて」
「……分かった…」
僕は翔子さんに声を掛けて美波達の所に行った。
「アキ、無様に叩きのめしてあげるから覚悟しときなさい!!」
ふぅ…翔子さん達にあんな事をして起きながらどの口が言うんだか……
「これを聞いてもそんな事が言えるのかな…?」
「どう言う意味ですか?」
「………」
僕は無言で先程、美春ちゃんから預かったボイスレコーダーを他に聞かれない様に二人に聞かせた。
「なっ、何よコレ!!」
「何をって…コレはキミ達の声でしょ?」
「そんなの知りません!!誰かの捏造です!!!」
捏造か………そんな事はあり得ない…瑞希さんの答えでハッキリと分かった。
「そう…残念だよ……キミ達は友達と思っていたのに…サヨナラだ………」
「何よ!待ちなさいよ!!」
「キミ達とは何も話す事なんてもう無いよ…」
僕は島田さんに冷たく言い放ち翔子さんの所に戻った。
アレを聞いて罪を認めれば許してたのに……
そして、姫路さんも島田さんも嘘を言っている…あの時、姫路さんは即答だった……普通の人間であればもっと狼狽えていた筈……それを即答出来たと言う事は真実を知っている事になる。
「翔子さん…」
「……なに…」
「準決勝中に聞いて貰いたい事があるんだけど、聞いてくれるかな?」
「……分かった…」
『さあ、この長かった召喚大会もこの準決勝を含めあと三試合となりました、準決勝まで勝ち抜いて来たのは何れも我、文月学園を代表する者達です、そして実況は2年Cクラスの新野すみれと』
『学年主任の高橋洋子が務めさせて頂きます』
さあ、始まった……
実況のアナウンスに促され僕達は戦場へと赴いた…
「準決勝第一試合は…『ちょっと待って下さい』えっ!?」
僕は新野さんの声を遮り、実況席へ移動した。
「少しマイクをお借りしますね」
「え、あっ、ちょっと、それじゃ私の出番が…」
「良いから、損はさせませんから♪」
僕がマイクを借りたのは僕の決意をこの大会開場に来ている学園の生徒や外部の人達にも聞いて貰うためだ。
僕は翔子さんの下へ戻って彼女と向き合う。
「僕は…
霧島翔子、貴女が……
好きです!!」
…………………………
会場は一瞬の沈黙に包まれて………
「「「「はぁぁぁぁぁぁ!?」」」」
「おおっと、これは吉井選手、パートナーの霧島選手に突如、愛の告白だぁぁぁぁ!!」
いきなりの僕の告白に会場は驚きの声があがった。
イイ感じに新野さんも盛り上げてくれている。
「僕は中学の頃から貴女がずっと好きでした…その為には嫌いな学業にも力を入れる様になり貴女に相応しい人間に成るために必死で努力を続けて来ました……告白するのを一度は諦めた事も有りましたがやはり、諦められないので、こんな僕で良ければ
「アキィィィィ!!!」
「明久君、何を言っているんですかぁぁぁぁ!!」
嫉妬に塗れた二人何か言っているが気にしない。
「さあ、告白を受けた霧島選手の答えは如何にぃぃぃぃ!!」
新野さんもこちらに着いて彼女達の言葉を無視している…いや、聞こえていないな…あの顔は……
「……嬉しい////」
「嬉しい……そうだね………僕からの告白なんて嬉しい訳……」
「……違う…本当に嬉しい…ずっと……私も待っていた……明久から告白をされるのを……だから嬉しい…/////」
「へっ、あっ…えっ!?」
多分、この時の僕は生きてきた中で一番のバカな顔をしていたと思う……
「……私も中学のある時からずっと…明久を見ていた……何時か…明久が自分の口から告白してくれる事を夢見て………だから…これからは恋人…」
と言って翔子さんは僕の顔を引き寄せて………チュッ♪
…………えっ!?
再び会場が静まり返った………………
えっ…ちょっと整理をしてみよう…
僕が翔子さんに告白→翔子さんは嬉しいと言った→僕は勘違いをし断られたと思って落ち込んだ→翔子さんは否定は勘違いと言って僕の告白を受けてくれた→僕は混乱して→翔子さんは僕の顔を引き寄せて唇にキス……
「「「「わぁぁぁぁ~~!!」」」」」
僕の頭の整理が追い付いたと同時に会場が歓声に包まれた。
「お、お、おめでとうございます!!これは吉井選手の大胆な告白に霧島選手もこれまた大胆にキスで応えましたぁぁぁ!!」
ああ…やっぱり、翔子さんはキスしてたんだ…/////
「アキィィィィ!」
「明久君、何を観衆の目の前で霧島さんにイヤらしい事をしているんですかぁぁ!!」
気が付くと島田さんと姫路さんは僕達に襲い掛かろうとしていたが………
「やめんかぁぁぁ!!!」
歓声を打ち消す様なドスの効いた声が会場集に響き渡った。
声の主は勿論、鉄人だ。
「やめないか、これは召喚大会だ、このままお前達が吉井達に危害を加えればお前達は反則負けになるがそれでも良いのか!!」
「どいて下さい西村先生、ウチはアキにお仕置きをしないといけ……『待って下さい美波ちゃん』何よ、瑞希…アキを許すの?」
「良いから耳を貸して下さい」
鉄人と島田さんが言い合っていたのを姫路さんが遮り、今度は二人で何か話している様だ…
(そうか、アキの召喚獣の特性を利用すれば…)
(その通りです、合法的にお仕置きが出来ます♪)
恐らくそんな事を話しているのだろうけど、そんな暇は
そして僕は姫路さん達が戻ったのを確認すると解説席に戻り新野さんにマイクを返した。
「(ねっ、損はしなかったでしょ♪)」
「(ええ、新しい話題になってこちらも色々助かりました♪)」
とやりとりをして僕も元の場所へ戻った所で試合開始を鉄人が告げる
「準決勝、第一試合は古典!!」
古典は島田さんの苦手科目だったね、その証拠に明らさまに表情が暗い。
なら…
「鉄人、この試合だけ科目を替えて下さい」
「おい、そんな勝手には…」
「この召喚大会でも通常の召喚戦争のルールが適応されている筈です、それなら鉄人が認めれば科目の変更は可能な筈です」
「それはそうだが……霧島や姫路達が認めるのか?」
認めるさ…島田さんは古典が苦手だ、こちらの申し出はまたとないチャンスになるからね。
「ウチは良いわ、科目を変更した事を後悔させたげる!」
「私も構いません!」
「……構わない…」
「鉄人、同意は取れましたので数学でお願いします!」
「了解した、数学勝負を承認する!!」
鉄人の声と共に数学フィールドが形成される。
「アキ、どう言うつもり…わざわざウチの得意科目を選ぶなんて!」
「どうして……?簡単だよ、徹底的にキミを潰す為だよ島田さん」
「なっ!?どうして
「それに答える気は無いよ」
「明久君、美波ちゃんに謝って下さい!!」
はぁ…姫路さんも島田さんや
「僕は悪い事はしていないから謝る気は無いよ………姫路さん…」
「なっ!?私まで…どうしてですか!?」
「だから答える気は無いよ…どうしても聞きたいなら僕達を倒して無理矢理にでも聞く事だね……まあ、絶対に無理だけどね♪」
「もぉぉぉ、怒りました!美波ちゃん、さっさと明久君達をボコボコにして明久君をO★SHI★O★KIしましょう♪」
「分かったわ、瑞希!!」
「「
Fクラス
姫路瑞希 島田美波
416点 406点
へぇ~…流石、数学が得意なだけはあるね……腕輪が使えるレベルだけどそれも
「どお!今、謝れば指一本で許してあげるわ!!」
それは許して無いから…
「その
「……ダメ」
「えっ…」
「……恋人になったから…呼び捨て…//」
「えつ、あっ…でも……//」
「……呼び捨て…///」
「わ、分かったよ…しょ、翔子……////」
「……うん、良くできました////」
「じゃあ、翔子は僕の事はアキって呼んで」
「……分かった…アキ…」
周囲から見れば傍迷惑なやり取りだろうけど気にしない♪♪
「じゃあ改めて行くよ!翔子!!」
「……分かった…アキ!」
「「
Aクラス
吉井明久 霧島翔子
753点 795点
「「「「わあぁぁぁぁ~~!!」」」」
「これは吉井選手、やはりバカの汚名を返上した事を示す高い点数だぁぁぁぁ!!」
「吉井君は先程も自分で言っていた通りに自分を磨く事を怠っていませんでしたからね、その結果が身を結んだ様ですね」
新野さんの解説に高橋女史も続けて僕を持ち上げてくれてるけど恥ずかしいな…////
「ア、アキ…理数系は苦手じゃなかったの!?」
それはそうだ…確かに僕は理数系は苦手だけど、僕はAクラスに上がってからも努力を怠らなかった…島田さんは上がっているみたいだけど…姫路さんはやはり
「明久君、カンニングは悪い事です、お仕置きDEATH!!」
「人の努力をカンニング呼ばわりするなんて酷いね、僕はAクラスに上がっても努力続けて来たんだ…それに引き換え姫路さんは点数が下がっているじゃないか…努力を怠った自分を棚に上げて僕を批判する権利は無いよ…」
「そんな事、関係有りません!明久君が私達より点数が高い何て有り得ないです!!!」
「ふぅ…姫路さんも語るに落ちた様だね……もう僕に構わないで、そして島田さんと姫路さんは僕の名前を呼ばないでね……聞いただけで虫酸が走るから…」
「「なっ、待(って下さい)ちなさい!!」」
僕は早くこの場から離れたかったので冷たく言い放った。
「翔子は黙って見てて、直ぐに終わらせるから」
「……分かった…」
僕は翔子の了解を取ると腕輪を発動させる。
「クリエイト!グングニール!!」
僕の言葉に腕輪の効果で一本の槍が表れる…
吉井明久
353点
「グングニールよ!我が前に立ち塞がる敵を貫け!!」
僕はグングニールを島田さんに向けて放った。
「何よ、そんな槍」キィッン♪
島田さんは向かって来たグングニールを弾くが……
「グングニール……美波ちゃん、ダメです!!」
「えっ…」
姫路さんが気付いたけど既に遅い…グングニールは島田さんの召喚獣の左胸を貫き消滅した。
島田美波
戦死
「何で弾いた槍が戻って来てウチの召喚獣を貫いてるのよ!?」
島田さんは突然の出来事に思考が追い付いていないみたいだ…
「それにアキの腕輪が発動しているのに痛みが来ない……」
「グングニール、北欧神話に登場する主神、オーディンの愛用していたの槍の名前ですね、使う者には絶対の勝利を約束され槍の性能は百発百中…仮に凌いでも敵を倒すまで追尾すると言われている伝説の槍ですね」
高橋女史がグングニールの性能を冷静に解説を入れている。
その通りで僕の腕輪は自分の見た事のある武器なら喩え伝説上の武器でも創り出す事が出来る。
「グングニールの説明は高橋女史がしてくれたから次は僕から補足、キミにダメージが無かったのは僕が追加効果にフィードバックを
「それじゃぁ…」
「あっ勘違いしないでね、僕はキミを許している訳じゃ無いから…この召喚大会の意味を汚したく無いだけだからね…それじゃサヨナラ、姫路さん」
僕はそう言って島田さんの召喚獣を貫いて戻って来ていたグングニールを再び姫路さんの召喚獣に向けて投擲した。
姫路さんは向かって来たグングニールに腕輪を使い防ぎながら回避行動を続けていたが元々体力の無い彼女がそう長くは持つ訳が無い……程なくして先程と同じ様にグングニールは姫路さんの召喚獣の左胸を捉えて姫路さんの召喚獣は消滅した……
姫路瑞希
戦死
「勝負あり!勝者、吉井&霧島ペア!!」
鉄人が僕達の勝ちを宣言すると…
「「「「わあぁぁぁぁ~!!」」」」
一気に会場から歓声が湧いた。
僕達は大勢の歓声に見送られて召喚大会のホール会場を跡にした……
僕達が召喚大会のホール会場から入場者通路の入口に美春ちゃんが待っていた。
「明久さん…待っていました……」
「ごめんね…美春ちゃん、試合前にも説得をしてみたけど…島田さんの説得は上手くいかなかったよ……」
「う~ん…あれじゃ逆効果だった様な気がしないでも無い気がしますが……」
「アハハ…ごめんね……」
「まあ…良いです、気持ちをハッキリと伝えると言う事は美春も大事だと思いますから…その証拠に明久さんの気持ちは霧島さんに伝わったではありませんか」
「うん、そうだね……」
「明久さんも大胆でしたが霧島さんはそれ以上に大胆でしたね、見ている美春まで恥ずかしくなってしまいましたわ///」
「……ごめん…やり過ぎた////」
僕と美春ちゃんとやり取りをしていたら翔子も会話に入ってきて美春ちゃんに謝罪した。
「良いのです、お二人の大胆な行動にみんな驚いたとは思いますがこの召喚大会を見ている人達もみんな祝福していると思いますよ」
「……ありがとう…それから折角だから私は名前で呼んで…」
「分かりましたわ、翔子さん、美春も名前で構いませんわ」
「……改めてよろしく…美春…」
「よろしくですわ、翔子さん」
良かった…美春ちゃんにも新しい友人が出来たから良しとしないとね♪
「あっ、美春ちゃん、これ返しとくね」
僕は美春ちゃんから借りていたボイスレコーダーを返した。
「じゃあ美春ちゃん、またね」
あとは雄二と優子さんと常夏先輩との準決勝で雄二達には棄権して貰う様にはなっているけど決勝戦までは時間があるので僕達は美春ちゃんと別れて一端教室に戻る事にした。
しかし…僕の準決勝で翔子に告白した事であの二人に更なる嫉妬の炎に油を注ぎ、その結果……また多くの人達を悲しませる事になる事件の引き金を引いていた事にこの時の僕は翔子と恋人になった事で舞い上がっていた為に気付く事が出来なかったのを後にあの二人によって思い知らされる事になる……………
~ 明久 side out ~
~ 康太 side ~
俺は清涼祭の運営は他の人達に任せて学園内に設置してある全ての防犯カメラの解析を進めていた。
清涼祭中の人の出入りは莫大で解析作業は思う様に進まなかった…
雄二達は明久の要望で準決勝を棄権する事になってはいるが自然に明久達の決勝戦の相手となる常夏コンビを説得するにはカメラ解析が重要だと言っていたから鳴き事なんて言ってられない!
絶対に決勝戦までには間に合わせてやる……
「ありましたね…」
どうやら…明久が求めていた物が見つかったみたいだ…
俺も解析を手伝って貰っていた人物の操作していたモニターを見てみると…
「…間に合った」
思わず呟いていた……
これは決定的な証拠だ…あとは明久に渡して明久に任せれば俺の仕事は終わり…
「…俺はこれを明久に渡して来る」
「…私は学園長に渡して来ます、気をつけて下さい」
「…貴方も」
俺はそう言って協力者と別れた…
この時間だとクラスに戻って来ているな…
俺は黒幕である竹原の写った映像のUSBメモリーをポケットに入れてAクラスの教室に急いで向かった…
~ 康太 side out ~
~ 美波&瑞希 side ~
「アキ、絶対に許さない!!」
「公衆の面前で恥を掻いたのは明久君の所為です、明久君は私達だけ見ていれば良いんです!」
「瑞希、改めて作戦の練り直しましょう」
「そうですね…今は試召戦争も禁止されていますし……」
「まあ…ゆっくり考えましょう」
「束の間の平和ですか…美波ちゃんも結構、残酷ですね……」
~ 美波&瑞希 side out ~
彼女達は明久から拒絶されたのにも関わらず、諦め無い……
単に諦め切れないなら救い様もあるが強引に明久の気持ちを自分達に向け様と再び計画を練り始める……
それがどんなに愚かな行為だと言う事は彼女達は気付いていない…
恋は人を盲目させると言うが彼女達の行為は余りにも愚かで子供染みた行為で明久の想いを無視しするものだ、そして明久の想いを強引にすればする程、彼の気持ちは彼女達の下から離れて行くと言うのに………
果たして彼女達はその事に何時、気付く事が出来るのだろうか……
それは…………
神のみぞ知ると言う所だろうか………
バカテスト
第11問
中華人民共和国は世界人口面積○○である。
木下優子の答え
「第1位」
教師のコメント
正解です、中国は増え続ける人口に対し1971年に一人っ子政策を国の政策として打ち出し、人口増加にはある程度の歯止めになりましたがこれには色々な問題が浮き彫りとなり、その1つに現在この政策のお陰で労働力不足に陥るという問題を新たに抱える事になりました。
木下秀吉の答え
「第2位」
教師のコメント
それは紅茶を含むお茶の生産量ですね。
横溝浩二の答え
「ムダに多い」
教師のコメント
貴方は全ての中国人に謝って下さい。
次回
「召喚大会決勝と黒幕最後の日」
ここ、テストに出ます。