私と明久との恋模様   作:私の黒い天使様

7 / 41
第4問 私の明久とFクラスの思惑

2-Fクラス

 

~ 明久 side ~

 

僕がクラスに着くとHRは既に始まってた。

しかし、Aクラスとは大違いだな~、もう教室と言うより廃屋だよ。

僕はそう思いながら教室の扉?を開けた

 

「おはようございます~」

 

「おはようございます、吉井君、席は特に決まっていないので適当に座って下さい」

 

「席も決まってないの!?」

 

僕は余りもテキトーな対応策に驚きながら空いていた一番後ろの窓際に座った

 

「皆さん、卓袱台、座布団など行き渡ってますね、何か不備が有れば申し出て下さい」

 

「先生~、座布団に棉が入って無いんですけど?」

 

「我慢して下さい」

 

ヒュゥゥゥ~

「先生、隙間風が寒いんですけど?」

 

「我慢して下さい」

 

ベキッガシャッ

「先生、卓袱台の足が折れたんですけど?」

 

「我慢して下さい」

 

「無理だっつの!!」

 

「ハハハ、冗談ですよ、後で木工用ボンドを支給しますので自分で直しといて下さい」

 

流石は最低クラス、設備も最低なら対応も最低だ。

 

「皆さん、揃いましたね、私がこのクラスの担任の福原慎です、これからよろしく…」

バキバキ、ガラガラ

 

福原先生が自己紹介していると教壇が音をたてて崩れた

 

「……工具を取って来ますので、皆さんは自習をしていて下さい」

 

おい、おい、自分で教壇まで直すのかよ…

 

「はぁ~、一年間いなきゃいけないのか~、翔子さん

もいないし)憂鬱だなぁ~」

 

「おいおい明久、そんなにあいつの事が気になるかぁ~(ニヤニヤ」

 

「雄二!何で分かったの!?//」

 

彼の名前は坂本雄二、ある事を切っ掛けに友達になり、僕の無二の親友でもある。

 

「何で分かったて、なあ?」

 

そう言うと雄二は隣に居た「女の子」に同意を求めた

 

「ああ、心の声が駄々もれじゃ、それに明久よ、儂は男じゃ!!」

 

「あれ?何で女の子って思ってたのばれてるの!

「彼女」の名前は木下秀吉、2-Aクラスの木下優子さんの双子の「妹」だ。

 

「弟じゃ!!だから、心の声が駄々もれてると言うとろうに…(汗」

 

「えっ、そうなの!?」

 

二人は同時に頷く…

そうか、気を付けないと……

その光景をみた赤い髪のポニーテールした女の子がこちらに歩いて来た

 

「ハロ、ハロ、アキ♪貴方もFクラスなのね」

 

彼女の名前は島田美波、彼女は帰国子女で去年も一緒のクラスだった。

 

「やあ美波、君もやっぱりFクラスなんだね♪」

 

そう、彼女は帰国子女と言う事で最初の頃は日本語が上手く話せずに居た所に彼女に話しかけと友達に………っ!!

 

「ウチは、帰国子女だから日本語が読めないだけなの!!」

 

と言いながら僕の腕に間接技を決めて来た。

 

「痛いっ、痛い、僕の腕の間接がぁぁぁ~~」

 

「…み、…みえ……み…」

 

ムッツリーニ、何時の間に…

彼の名前は土屋康太、周りからは尊敬と敬愛を込めて寡黙なる性識者『ムッツリーニ』と呼ばれている。

ムッツリーニ、美波の…覗こうとするのは良いけど止めてよね……

 

「うわぁぁ~、腕が、腕がぁ~」

 

「おはようございます」

 

更に追い討ちを掛ける様に美波が僕の腕を締め上げて悲鳴を上げてる所に1人の女の子が入って来た。

美波もそちらに気をとられたので、その隙に立ち上がり女の子に挨拶をした。

 

「おはよう、瑞希さん」

 

「おはようございます、明久君」

 

彼女の名前は姫路瑞希、僕と小学生からの幼なじみだ。

成績優秀、容姿端麗、しかし、彼女にも弱点がある。

それは料理で普通の料理では使わない物や薬品を家庭科の授業でも入れたりするからだ。

その為、彼女の作り上げる料理は【凶器】で文月学園全生徒にも【必殺料理人】と認知されてる。

 

「これで、皆また一緒のクラスだね♪」

 

「そうですね♪明久君、そこ座っても良いですか?」

 

「うん、良いよ♪」

 

とは答えたけど正直、僕は彼女を好きになれない…最初の頃は何も無かったけど、美波や周りの影響を受けてか気に入らない事が有ると時折、暴力を振るう様になったからだ……

それでも彼女の成績ならAクラスなのに振り分け試験倒れ為、僕は自分も0点になるのに彼女をほっとく事は出来ないなかった……

その事を雄二に相談する為、僕は雄二に声を掛け教室の外に出た………

 

~ 明久 side out ~

 

 

~ 雄二 side ~

 

俺は正直、驚いていた。

アイツがこのクラスに来ていた事を…

アイツは表では俺達とバカをやってバカのふりをしていたが、翔子と一緒のクラスになる為に裏では必死になって頑張っていた、だから俺はアイツが翔子と同じクラスになれる様に自分の計画をアイツだけには話さずにいたのに……

だが、姫路がこのクラスに来て理解出来た、アイツはまた自分を犠牲にしてまで望むはずのないFクラスに来た事を…

計画にはアイツの加入は嬉しい誤算ではあるが、どうしたものかと考えていた…

そんな事を考えていたらアイツが声を掛けて来た。

 

「雄二」

 

「何だ、明久」

 

「話がある、廊下に来て」

 

「ああ…分かった…」

 

アイツの話の内容は分かっていた…

俺は1つの想いを秘め廊下へ出た……

 

~ 雄二 side out ~

 

~ 秀吉 side ~

 

しかし、驚いたのぅまた明久と同じクラスになるとは…

今、姉上や翔子殿はどうしているだろう。

雄二のやつはあの計画に必要になる明久を敢えて誘わなかったとゆうのに…

雄二は何か考えている様じゃが、儂はあやつらがいるから明久はこのクラスに居るべきでは無いと思うが…どうしたものかのぅ……

 

~ 秀吉 side out ~

 

~ 康太 side ~

 

……明久…何故、ここに居る?

お前は、ここに居てはいけない!…アイツらが居るから……

俺を助けてくれた明久、アイツの為に俺は何が出来る?俺は…俺は……

 

~ 康太 side out ~

 

~ 美波 side ~

 

またアキと一緒のクラスね。

まあ、アイツはバカだから当然なんだけど。

瑞希もまた一緒のクラスになったからこれからまた一年間色々と楽しくなりそうね♪

 

~ 美波 side out ~

 

~ 瑞希 side ~

 

振り分け試験前日に水風呂に入って風邪をわざとひいたかいがありましたね♪

計画通り、明久君は私を助ける為に途中退席した訳ですし(ウフフ♪

まあ、どちらにしても明久君はFクラスでしたでしょうけど♪

美波ちゃんも居るみたいですし、私達の元にしっかり明久君を繋ぎ止めて置かないと♪

これからまた楽しくなりそうですねウフフ……

 

~ 瑞希 side out ~

 

 

 

それぞれの思いが絡む中、これから下す決断が彼らの運命を大きく狂わせる事になる…………

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。