聖園ミカを虐めている生徒の日記   作:メヌエットゆりー

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五記目

 

 

 ⬜︎月α日

 

 今日は特に何も書くことがない。強いていうならユーキャンで資格を取るために勉強をしていたぐらいだろう。

 

 聖園ミカが自室に先生を連れ込んでいた。寮監は気づいていなかったが確かに連れ込んでいた。

 ひょっとすると聖園ミカの趣味は悪いのかもしれない。ゲヘナ生の足を舐めたり、生徒と混浴したり、横乳を丸出しにさせながら首輪を付けて弄んでいる男を自室に連れ込むなんて正気の沙汰じゃない。私が真実だと確信できる噂ですらコレなのに、他の噂では頭皮の匂いを嗅いだだとか、褐色メイドに踏まれたがっていたとか、初対面の生徒の汗の臭いを嗅いで興奮しただとか悪い噂が絶えない。

 シャーレの当番という制度があるそうだが絶対に同人誌とかで見るやつだ。先生の権力に屈服させられた生徒達がぱふぱふされているんだ。

しかしこれも虐めの機会だと思った。

 そんなグズとイチャイチャラブラブさせておけば聖園ミカはより孤立するだろう。と考えてファッション誌や恋愛雑誌を聖園ミカの自室に置いてきたぜ。ファッション誌には聖園ミカに似合う服がわかりやすいように付箋も付けてだ。

 カラーコーディネートとパーソナルスタイリスト(R)の資格をつい最近取った私が言うのだから間違いない。ファッション方面でも虐められるように取っておいて良かった。これで先生と付き合って破滅するのが魔女にはお似合いの未来だぜ。

 

 

 

 

 ⬜︎月β日

 

 プールの授業の後ってどうして眠ってしまうのだろう。教員のおっちゃんに5回叩き起こされてしまった。おっちゃんには後で缶コーヒーを奢ったけど、眠っていたことを無かったことにはしないからな、と言われてしまった。11割ぐらい下心で缶コーヒーを奢ったことにおっちゃんは気づいたらしい。

 

 今日は聖園ミカに虐めを行えなかった。私が行うはずだった虐めに先客がいたからだ。聖園ミカの水着をぐちゃぐちゃにしてやるつもりだったのに名前も知らない奴らに先を越された自分が不甲斐なく思う。

 しかも先を越した奴らは自分からバラすように水着を見せびらかしていた。それで聖園ミカが少しドスを効かせれば腑抜けた声で騒ぎ立てる。そんなド三流に邪魔されてものすごくイラついたので授業終わりに一服盛った。命に別状はないだろうが1週間は腹痛が続くだろう。眠らせる薬でも良かったのだが、苦痛を与えねば私の気持ちが収まらなかった。

 聖園ミカも少し手を上げただけで自分から謹慎を選んでいて気に食わない。魔女のくせに今更良い子ぶるのがめちゃくちゃ苛つくぜ。

これからはもっと酷い虐めをしてやると心に決めた。

 

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