この"沢山の歌声"で、"曲"で、ヒーローを目指します 作:伽華 竜魅
紅葉紫苑様、ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!
お気に入り登録600人突破もありがとうございます!!
パソコンが落ちて書き途中だったデータの一部破損により投稿が予定より遅れてしまったこと、そして思ってた以上に短めなのを謝罪します(その日は萎えてやる気失せちゃったの……)。
時間はあっという間に過ぎ、職場体験当日になった。
そしてみんなが職場体験先に向かうために集合場所に行ってるであろう今現在、私は——
「よっと!」
「くっ!」
——先生と模擬戦をしていた。
私は『
何度も斬りかかるもその度に先生は数歩だけ動いて避けるだけだった。
「まだまだ無駄があるわよ」
「くっ! なら!!」
私は一度先生から離れるために跳躍して、そのまま空中でアームドギアを掲げる。
【- 千ノ落涙 -】
エネルギー状の剣を降らし、【- 千ノ落涙 -】で攻撃する。先生はそれを走り出して避けていく。
「【ファーストアップ】」
「ッ!」
着地してからアームドギアを大剣にして腰につけ、抜刀するように構えながら柄を握る。
【ファーストアップ】第一段階アップ……予測しろ。先生の行動先を…!
「……! ここだァ!!」
振り返りと同時に大剣のアームドギアから通常の刀のアームドギアを抜刀した。
【- 蒼刃罰光斬 -】
【- 蒼刃罰光斬 -】を放つ。青い斬撃は
「ッ!」
そして命中して爆発した。だけど油断はできな——
「——なっ」
瞬間、視界が急にズレるように動いて、次には足が蹴られる感覚がきた。視界を足元に移せば、そこには先生がいて私のバランスを崩していた。
私は大剣を放してからアームドギアを握りそのまま斬りかかろうとする。だけど先生が瞬きもしていないのに一瞬で消えた。
「ごほっ!」
次には腹部に打撃を食らった感覚が襲い、一気に壁に激突した。
そしてそのまま地面に這いつくばってしまい、アームドギアもちょっと離れた場所に落ちた。
「うぇぇ……」
吐き気が……ぁ!?
気持ち悪くなりながら顔を上げれば、先生が目の前に来ていて、拳がどんどん迫って来ていた。そしてその拳は、私の目の前で止まった。
いやマジで鼻先がちょんって当たるか当たらないかぐらいの距離で。
「はい。今日はここまでね! お疲れ様」
先生はそう言いながら私の肩を掴んでゆっくりと立ち上がらせてきた。
私は立ち上げられてから『
「うぅ……気持ち悪い…」
「ご、ごめんね? 結構いいとこ入っちゃったから……」
だろうね!今も進行形的な感じでズキズキと痛いんですもん!!
「とりあえず手当てしてから休みましょう。明日には遠出するから」
「わかっ……え? 遠出?」
「? そうよ」
…………はぁ!?
あ、いや、職場体験だから外に出たりとかでパトロール経験とかそう言うのは分かるけど、いきなり遠出は驚きですよ!?
「~~ッ!!」
「あぁ~! そんな急に動いたら…!」
思わずツッコミそうになったら一気に激痛が伝わってきて、思わず抑えてしまった。めっちゃ痛い!!
「ひ、1つ…だけ、聞いていい?」
「? なに?」
「遠出先って……」
「あぁ、遠出先は……"保須市"よ」
えっ、確か保須市って……緑谷くんとお茶子ちゃんの話だと、飯田くんの職場体験先で、ヒーロー殺しが最近現れた場所……。
——◆——
とある喫茶店。
「それは本当ですか……はい…はい…わかりました。あちらが動き出したらこちらも動きます。はい……大丈夫です。ご期待に応えます」
あまりにも静かすぎる且つ窓がすべてカーテンでしまっている謎の喫茶店内に、2人の少女がいた。
端末を片手に電話をしている少女。もう1人はモサモサとケーキを食べていた。
端末を持っている少女は長髪の白髪で、エアインテークになっており、後ろはポニーテールで纏めているにも関わらず毛先が床についてしまっているほどの長さをしていた。
だが、そんな白髪の少女の身体は歪だった。両腕両足は薄汚れたような金色の
そして後ろの腰部分にはポニーテールと同じ長さの蛇の尻尾が生えており、その尻尾も両手足と同じ鱗で出来ている。そんな身体に身に纏う服装、下半身は腰部分は足首より上あたりまで伸びている黒い布に、右足だけがさらけ出されているようなデザイン。靴は履いていおらず、黒の赤に濁っている歪な裸足がさらけ出されていた。
上半身に至っては、胸だけを全体的に隠しているようなデザイン、水着や下着のようなものとなっていた。そして顔には眼鏡をかけている。
ちなみに身長は171cmあり、瞳は紫色一色に染まっている。胸はDカップである。
もう1人のケーキを食べている少女の方は、赤一色の髪に左側でまとめて、髪は肩より下あたりまで伸びたサイドテールをしていた。
白髪の少女と違い身体は普通だが、ケーキを食べる際に見える歯はギザ歯になっている。
服装は膝あたりまであるスカートに上半身は正面のへそ部分と背面は上半分がモロだし、肩から袖までもモロだしの、こちらも水着とも言えるようなものを着ていた。脚に履いているのは脛まであるブーツだった。
身長は162cmで、瞳は白髪の少女と同じ紫一色に染まっている。胸はD寄りではあるが実際はCカップという胸をしていた。
「んぐ……ご主人から指令かい?」
「えぇ。数日前に保須市にてヒーロー殺しが現れた。現在は彼とお話し中。その後にもしかしたら実行に移すかもしれないから、その時に一緒に暴れろと……」
「……へぇ、密にしながら自由にしろから、好きに暴れて殺しまくれってか……ハッ! いいじゃんいいじゃん!! ひっさびさに暴れるなぁ!!」
白髪少女が電話越しの相手からの指示を赤髪の少女に伝えると、赤髪の少女は嬉しそうにニヤついていた。
「それと、もし
「あ? あぁ~……とはいってもここに来る可能性は低いと思うぜ?」
「もしもです、もしも」
赤髪の少女は座りなおしてケーキを貪りながら問い、白髪少女は冷静に答える。
「わ~っとるわ! ったく……まっ、もし会えるなら会いたいね~……」
だが、ケーキを貪っていた赤髪の少女はフォークを止め、さっきよりも深い感じのように口角を上げ、ニヤついた。
「『神殺し』に……!!」
謎の喫茶店内には、壁に血などが飛び散っており、足元には、砕かれた石がゴロゴロと転がったように落ちていた。
次回辺りは頑張って多く書きたいなぁ……。