この"沢山の歌声"で、"曲"で、ヒーローを目指します 作:伽華 竜魅
ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!
UA80.000突破ありがとうございますッ!!
♪ 鉛玉の大バーゲン ♫
♪ 馬鹿に付けるナンチャラはねえ ♫
走り出すと同時に歌い、両方のクロスボウをガトリングに変形させて連射する。
こっちに向かってくる金属の柱はイグナイトによって強化された攻撃を受け、一気に蜂の巣となって砕けていった。
「(行ける! 身体も意識も問題ない! 戦えるし歌える!!)」
また金属の柱が伸びて来た。
♪ ドンパチ感謝祭さあ躍れ ♫
♪ ロデオの時間さBaby ♫
すぐに腰部のパーツを横にスライドしてミサイルポットを展開してミサイルを放った。
【- MEGA DETH PARTY -】
ミサイルたちはいくつもの金属の柱にホーミングしているかのように向かって行き、次々と着弾と爆発を繰り返した。
♪ 世の中へと文句をたれたけりゃ ♫
♪ 的から卒業しな ♫
「(簡単に壊しやがった…!?) ガキが…何をしたァ!?」
「轟…!?」
「訳がわからねぇが、今この中で一番の火力はお前だ! 俺と爆豪で援護を——…ッ!?」
轟くんの背後から金属の柱がうねりながら迫って来たけど、それを爆豪くんが爆破して破壊した。
「主力は俺だァ! 援護はテメェらがしろ!!」
「どう考えたって今は天堕が一番の主力——」
「口喧嘩してんじゃねぇバカ共! 来るぞッ!!」
「「ッ!?」」
氷壁が壊され、一気に金属の柱が伸びて来た。
私たちはそれを避けていく。
「轟! お前はラスボスの攻撃からの防御と同時にあたしの足場を!! 主力は爆豪がやれ! あたしがお前に合わせるッ!!」
「ハッ! 最初っからそうしろや!!」
「あぁ、わかった!」
私が回避しながらそう指示すれば、2人とも承諾してくれた。ちょっと驚いたのは、いつもなら「命令するな」って言う爆豪くんが素直に受け入れたことかな。
♪ 神様、仏様、あ・た・し・様が「許せねえ」ってんだ ♫
歌を再開して
「邪魔だ鉄くずがァ!!!」
爆豪くんが金属を爆破しながら進んでいき、爆破しきれなかった分を私が撃ち砕いて行く。
♪ 傷ごとエグって 涙を誤魔化して ♫
♪ 生きた背中でも(Trust heart) ♫
別の場所では飯田くんと切島くんが必死に金属を破壊してる。
すると足元から急に氷が伸びるようにできて、私はその氷の上に乗っていた。
「(轟くん!)」
チラッと見れば、轟くんが氷を出していた。
すぐに前を向いて、背面から2本の巨大ミサイルを出す。そしてミサイルが点火され、パージすると同時にミサイルは
♪ 支える事 笑い合う事 ♫
♪ 上手ク出来ルンデス力? ♫
ミサイルは壁に当たり爆発した。
「(だけどそれは煙幕を出すためでもある囮のミサイル!!)」
私の脚元に氷結が伸びてきて、私はそれに乗り、さらに上へと昇らせてもらった。
同時に煙幕から爆豪くんが飛び出し、
その際、爆豪を小刻みに前方と後方にして回転していった。
♪ なれねえ敬語でも どしゃぶる弾丸でも ♫
♪ ブチ込んでやるから(Trust heart) ♫
私も氷結から飛び降り、腰部のパーツを横にスライドしてミサイルポットを展開し、同時に背面から巨大ミサイルを4つ出した。
主力が爆豪くんなのは、私の体力の問題もあったとはいえ、【絶唱】に真正面からぶつかって勝ったからだ。だから、私は爆豪くんの技にさらに上乗せして火力を上げさせる!
♪ 繋いだ手だけが紡いだ ♫
♪ 笑顔達を守る… ♫
「【
「強さを教えろぉぉぉおおおッ!!!♪」
【- MEGA DETH QUARTET -】
爆豪くんの【
それによってミサイルたちは爆豪くんの【榴弾砲着弾】の回転に加わって行きながら
「ッ! 飯田、轟!」
「咄嗟に全員が巻き込まれないよう最大で出したが、それでもいくつか砕けたな…」
「ありがとう轟君! 天堕君も大丈夫か!?」
「ンなことより他の奴らはッ!?」
「切島君は八百万君たちの元へ行った! 爆豪くんはわからない!」
「そこはわぁってるよッ!!」
爆風が収まり、すぐに氷結から顔を出せば煙幕で何も見えない状況だった。
すると再び爆発音が鳴り、煙幕がその爆風で晴れていった。
「クッソがァッ!!!」
「羽虫のように飛びやがって、目障りなんだよォ!!!」
そこには伸びてきている金属の柱を爆破で飛び、空中で避け続けている爆豪くんがいた。
私はすぐに走り出し、左腕を突き出せばガントレットが変形して巨大な弓となった。
だけどそんな私の存在に気づいた
「(回避や武器チェンして撃墜は間に合わない…こうなったら正面から切り抜け——)」
考えていたら、私の背後から何かが飛んできて金属の塊にぶつかった。
それは、
咄嗟に後ろを向けば、奥にいるお茶子ちゃんたちが必死に動いていた。
よく見れば、お茶子ちゃんが破片や瓦礫を浮かして、それをみんなで一つにまとめて離れないよう『もぎもぎ』でくっ付けている。
そしてそれが終えれば耳郎さんが『イヤホンジャック』で突き刺して
「(みんな…今のうちに!!)」
右手から巨大な矢を作りだすと同時に止まり構える。
「どけ爆豪ォォオオッ!!!」
「ア”ァ”——…ッ!?」
そして左腕の巨大な弓にセットし、エネルギー状の糸と共に引っ張る。
目を細めて
【- ARTHEMIS SPIRAL -】
放った【- ARTHEMIS SPIRAL -】 は真っすぐ
爆豪くんはもうすでに射程範囲から離れているため問題なし。このまま貫いて!!
「さっさとくたばれガキ共ォ!!」
だけど
最後には爆発したけど、きっと届いてない……すると煙幕を抜けて無数の金属の柱が迫って来た。
「クソッ!!」
私はそれを頑張って避けるも、足元の金属がうごめいて、柱が生まれて私は上に吹き飛ばされた。
「(空中じゃ身動きが…ミサイルを出さないと…!)」
だけどミサイルを出すのを許さないのか全方向から金属の柱が伸びて来た。
回避は不可能…一か八かまた【- リフレクター -】を……——
「死ねやァッ!!!」
だけど爆豪くんが私を脇で抱えてから片手で爆破を繰り返し、回転していった。
そしてその爆破による回転を利用して全方向からの金属の柱の攻撃を切り抜けた。
「1人だけ完全武装のくせに何やられそうになっとンじゃ歌女ァ!!」
「もっと言い方ってもんがあるだろ爆発頭ッ!」
「ッ! テメェ今なんつったァ!!!」
「爆発頭って言ったんだ——…っておい! 前、前ッ!!」
「ッ!!?」
思わず口論みたいな感じになってしまっていたら、金属の塊が飛んできた。
爆豪くんは私を抱えたまま爆破を繰り返して避けていってる。
「テメェもお荷物になっていないで攻撃しろやッ!」
「ンなこたぁわぁってるよッ!! あたしを上に投げろッ!」
私は爆豪くんから抜け出すとすぐに手を掴む。
爆豪くんは「命令するな!」と言いながらも私を爆破の勢いも合わせて上に投げた。
その瞬間に、私は両腕のガントレットを変形合体させて、スナイパーライフルにした。
同時に頭部も変形し、スコープが現れ付けられた。
「弓がダメならライフルだッ!!」
頭部から出ているスコープで
すぐに金属たちが迫ってくるもそれを4人の影が破壊した。
「ニヒッ…! 周りは任せるぞ! 男子どもッ!!」
「おうよッ!」
「任せたまえッ!」
「あぁ!」
「だから命令するなって言ってんだろうがァっ!!」
とか言いつつもしっかりと、流れるように主力が私に変わった瞬間に周りの金属を相手し始めてる。
ほんっとにツンデレだね…!
「(少しでも多くダメージを稼げ…! 緑谷くんとオールマイトが戻ってくるまで…! 私たちの希望が戻ってくるまでッ!!!) いい加減ダウンでもしやがれラスボスがァッ!!!」
【- RED HOT BLAZE -】
弾丸は真っすぐ
「いい加減…防ぐのやめろやァッ!!!」
「させねぇッ!!!」
そこを上から爆豪くんの爆破と轟くんの氷結が襲い、防御を防いだ。
「なっ——…ガッ!」
「隙は与えねぇッ! こっからはあたしたちの番だッ!!」
背面からミサイルを生み出す。
点火してミサイルをパージして発射し、ミサイルは
「調子に乗るなァッ!!!」
それでも
それによってミサイルは爆発するも、数は減ることなく私…いや私以外の4人は金属によってお茶子ちゃんたちのところまで吹き飛ばされた。
「お前らッ!!」
「く…っ!」
「クッソがァ!!」
「まだ
後方にいたお茶子たちもすごい消耗している。前戦にいた彼らはそれ以上だろう。
私だってそうなんだ。
「はっ…!?」
すぐに振り返るも、既に金属たちが押し寄せてきていた。反撃か防御をすぐにしようとするも遅く、私も金属たちに吹き飛ばされて、お茶子たちより後ろのほうに激突した。
「あ…ぁ…!!」
すぐに全身に痛みが走り続ける身体も起こす……だけど突然身体の奥からこみ上げてくるような感覚が来て、吐血をしてしまった。
「ゴホッ! ゲホッ!!」
私の足元が血だまりでいっぱいになって行く中、『イグナイト・イチイバル』の装甲からも稲妻が漏れ出してる……限界が近い…!!!
「クッソ…! うぁ…!!」
踏ん張って立とうにも、脚が震えてるせいでうまく立てない…まだ意識のほうは大丈夫だけど……それでも…!
「緑谷を…オールマイトを……! 信じて、あたしはァ…!!!」
この…胸の歌を……声が枯れるまで……!
「歌い続けて…——」
血だまりをパシャリと踏み、『イグナイト・イチイバル』の装甲から赤い稲妻を漏らしながら、グググッと不器用なように身体を立ち上がらせる。
「——やるゥッ!!!」
この時の幻神の目、その瞳は左目は通常の『つつじ色』でありながら、右目は演習試験で突然起こった状態での『黄金色』の吸い込まれるように輝く瞳に変異していた。
「終わりだガキどもォ!!!」
すぐにミサイルかガントレットで武器を変形させて出そうにも間に合わない。
歌う暇も……——
「【 スマッシュ 】ッ!!!」
「——…はっ」
だけどその金属の塊は、緑色の稲妻を纏って飛んできた緑谷くんが私の目の前で金属の塊を破壊した。
奥をよく見れば、みんなの方はオールマイトが助けていた。
「遅れてごめん!」
緑谷くんはそう言いながら笑顔で振り返って来た。
そんな彼を私は、とても頼もしくて、カッコいいと強く感じ思った。
更新が大きく遅れてしまい大変申し訳ございません!結構手こずったのと別作品に集中しちゃった結果遅れました。度々申し訳ございません!次回はなるべく早く更新したいですね(多分。きっと、可能性は分からんけど)!
次回はとうとうクライマックス…にしたい!
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