この"沢山の歌声"で、"曲"で、ヒーローを目指します 作:伽華 竜魅
ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!
挿絵を描いて遅れました。
後書きのほうで貼っておりますのでぜひ見てください。
『はぁ…はぁ…はぁ…!!』
私は幼い私を追いかけて追いかけて、必死に追いかけ続けていた。
子供は疲れを知らないという言葉があるけど、まさかこんな形で知るなんて…でも息は上がってるとはいえ私も体力自体はそこまで減ってないんだよね……。
『あ、また…!』
それとここが前世に通っていた学校ってのはわかったけど、所々歪だった。
幼い私が教室に入ったからその後を追ったらその中はなぜか体育館だったり、体育館を出たと思ったら教室の窓が入口になったり、ぐちゃぐちゃだった。
そして幼い私はまた教室の扉を開いてそこに入った。私も見失うわけにはいかないとばかりにその後を追ってその中に入った。
『……へっ?』
だけどそこに広がっていたのは、前世で暮らしていた私の部屋だった。
なんでさっきまでは学校だったのに、急に私の家に……それも前世の。
でも、同時に懐かしさもあった。
棚に置いてある大好きな作品のDVDが並んでいたり、お金を貯めて買いつくしたライブ用のペンライトやら、小さい個人用テレビ。
ギターやマイク……いろいろと、すべてが前世で最後に見た光景だった。
『……?』
部屋の机に小さく、光に反射する赤い輝き。
私はそれに気が付き机に駆け寄れば、机の上に1つのペンダントが置いてあった。
『…これって、なんでこれが私の部屋に……?』
そのペンダントの形は【戦姫絶唱シンフォギア】を知る人ならお馴染みの、『ギアペンダント』の形をしていた。
なんでこれがここに?前世には存在しない……いや、普通のペンダントとしてネットとかに売ってたりはしてたけど、私は買っていないのは確かだ。
不思議に思っていると扉の奥からガタッ!と大きな物音が聞こえた。
そうだ、幼い私を探して入って来たのに、懐かしさに浸ってしまっていた。
もう見失ったいるけど、さっきの物音からするにこの扉の先にいるのだろう。
『…ッ』
私はその『ギアペンダント』を何を思ったのか首にネックレスとしてかけた。
何の意味があってこれがあるのかはわからない。
でも、理由もなしにあるだろうか?それに、不思議とこれは持っていったほうがいいと感じた。
そしてかけ終えてから私はドアノブに手を掛けて、自身の前世の部屋を後にした。
——◆——
旧脳無格納庫。
そこは平地となっており、周辺は瓦礫の山が出来ている。そんな平地に倒れているヒーロー達と、宙に浮いているスーツと工業地帯のようなマスクを顔全体に覆うように被っている男性がいた。
そして男性は宙に浮いたまま、ゆっくりと拍手していた。
「さすがNo.4ベストジーニスト! 僕は全員消し飛ばしたつもりだったんだ。皆の衣服を操り、瞬時に端へ寄せた判断力・技術…並の神経じゃない」
「話が、違う…!」
ベストジーニストは突撃前の会議にて聞かされていた。
だがその
目の前にいる
それでもベストジーニストは"個性"にて自身の身体を無理やり立ち上がらせ、
「一流は、そんなものを失敗の理由に——」
だがその攻撃は簡単に砕かれ、逆に自身の身体に大きな穴をあけられてしまった。
それによってベストジーニストは気絶してしまう。
「なるほど……相当な練習量と実務経験の強さだ。君のはいらないな。弔とは性の合わない"個性"だ」
男性はゆっくりと地に降りて足をつける。
すると目の前に水音と共に銀色ともいえるような黒い泥の液体が現れ、そこから爆豪が出て来た。
「ゲッホ、くっせぇ…! っじゃこりゃあ…!」
「悪いね爆豪君」
「…あぁ!?」
そして爆豪に続き、他の
だが黒霧と荼毘だけは気絶されており倒れていた。
「先生……」
「また失敗したね、弔。でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいい、こうして仲間も取り戻した。この子もね。君が大切な駒だと考え、判断したからだ」
男性は死柄木の目の前まで行き、その手を差し伸ばした。
「……いくらでもやり直せ、そのために僕がいるんだよ。全ては君のためにある」
死柄木に励ましの言葉を送った男性はすぐに上を、夜空を見上げた。
「……やはり…来てるな」
瞬間、夜空から1人の影が落下し、男性は両手でその拳を平然と受け止めた。
影の正体は、BARの方にいたはずのオールマイトだった。
「全てを返してもらうぞ! オール・フォー・ワン!!」
「また僕
2人がぶつかり合うその衝撃は、突風を発生させるほどのもの。それによって爆豪や
同時に2人も一度離れた。
「随分遅かったじゃないか。BARからここまで5
「貴様こそ何だ…その工業地帯のようなマスクは? だいぶ無理してるんじゃあないか!?」
互いに面識があるような言い方をし、オールマイトは立ち上がり男性を……オール・フォー・ワンを睨みつけた。
「6年前と同じ過ちは繰り返さん。爆豪少年と天堕少女を取り返し、今度こそ貴様を刑務所にぶち込む! 貴様の操る
「それはやることが多くて大変だな、お互いに」
オールマイトはAFOへ一瞬で距離を詰めるも、AFOは片手を掲げ、掌をオールマイトへかざせば腕は急激に肥大化し、膨大な空気のようなものを噴射させた。その一撃はオールマイトを吹き飛ばし、後方の建物をいくつも破壊しながらという、とんでもない破壊力だった。
「『空気を押し出す』+『筋骨
AFOは右手をかざす。
すると五指が赤いラインが歪に入っている黒い指へと変異し、それは鞭や触手のように伸びて未だに意識の戻らない黒霧に次々と突き刺した。
「黒霧、皆を逃がすんだ」
「ちょっ、あなた! 彼やられて気絶してんのよ!? よくわかんないけどワープを使えるならあなたが逃がしてちょうだいよ!」
「僕のはまだ出来立てでねマグネ。転送距離はひどく短い上、彼の座標移動と違い、僕の元へ持ってくるか、僕の元から送り出すしか出来ないんだ。ついでに……『送り先は人、なじみ深い人物』でないと機能しない……だから黒霧にやってもらう」
瞬間、AFOによって黒霧の靄が肥大化し、ワープゲートが開かれた。
「『"個性"強制発動』! さぁ行け!」
「先生は……!」
死柄木はAFOを心配するも、それを許すまいとオールマイトはビルから復帰し再び
「常に考えろ弔。君はまだまだ成長出来るんだ」
「逃がさん!!」
向かってくるオールマイトを迎え撃つAFO。
AFOは死柄木たちを逃がすため、ぶつかり合う衝撃が向けられないようにしていた。
「先生……」
「行こう死柄木! あのパイプ仮面がオールマイトを食い止めてくれてる間に、駒持ってよ!」
Mr.コンプレスは荼毘を"個性"でビー玉にしてから回収し、連合たち全員の視線が爆豪へと向けられる。
それに気づいた爆豪は、苦笑いしながら身構えた。
そして連合たちは爆豪を連れていくために攻撃を始め、爆豪は抵抗しだした。
「クッソォ!!」
「爆豪少年! 今行くぞ!!」
「させると思うかい?」
「ッ!!」
オールマイトは爆豪を救けようとするも、AFOが妨害することでそれは叶わない。
「チィ!! (コイツらも緊急事態…さっきまでと違って強引にでも俺を連れて行く気だ! 6対1…ッ!)」
爆豪は背後に回っていたMr.コンプレスに気づき急ぎ回避して距離を取った。
「(特にあのクソ仮面が一番厄介だ! 近くにいちゃいけねェし触れられちゃいけねェ!!)」
「とっとと捕まれ! いや、捕まんな!」
「あぁ!?」
トゥワイスが接近し、腕輪から定規を出して爆豪に伸ばす。爆豪はそれを反射神経と『爆破』を駆使して必死に避けていく。
それでも数は不利なため、避けても囲まれてしまう。
「もう! いい加減捕まりなさいよ!」
「寝言は寝て死ね!! (どうする! こいつらをぶっ飛ばして逃げ出すには……!!)」
爆豪は必死に逃げ出す方法を思考を動かして探りに探り尽くしていた。
——◆——
裏側に隠れている緑谷たちは気付かれないよう息を荒くしないようにしながらも、爆豪たちの状況を確認していた。
「(僕らは戦う事が許されない……せめて、隙が…! かっちゃんを救け出せる道はないか!? いや、そもそもなんでかっちゃんだけなんだ? 天堕さんはどこにいるんだ!?)」
緑谷は必死に思考を巡らせる。
だが爆豪しかおらず幻神がどこにもいないことにも気づいているため、このまま爆豪だけを救出しても幻神は救けれないのではとも考えていた。
「(オールマイトたちのほうにもいなかったってことは本当はこっちにいるのか? いやそれだったらかっちゃんを連れて行こうとしてる時点で天堕さんもいないとおかしい……もしかして逃げようするほうに囚われているのか? どっちにしても、今ここでかっちゃんは救けないと連れて行かれる……!! とにかく、今はかっちゃんを救け出せる隙を、道を探らないと…——僕らが戦うことなく、それでもかっちゃんを救け出せる方法を…!)」
緑谷は考える。考えに考え考え……——
「…はっ! 隙…!」
——1つの可能性を見出した。
それをすぐに皆に伝えようとし、飯田は止めようとするも緑谷は「決して戦闘行為にならない且つ自分たちもこの場から去ることができる」という方法があると言った。
「どんな作戦だ、言ってみてくれ」
「…でも、これはかっちゃん次第でもある」
爆豪勝己はプライドが高い男。
自分が世界の中心にいるという言い方もできるぐらいの自尊心の塊でもある。
だからこそ、格下と昔から決まっている自分がやっても意味はない。
むしろ彼はその手を取らないだろう。緑谷はそう思っているし確信している。
なぜなら合宿の際、本人に「来んな」と言われてしまってもいるからだ。
「だからこそだ。切島君、君が成功率を上げる鍵だ!」
「えっ、俺…?」
「詳しい内容を教えてくれ、緑谷」
「——うん」
緑谷は自身の考えた策を4人に説明し始めた。
——◆——
「ぬあっ!」
オールマイトはAFOと交戦するもその力は互角。
否、互いにまだ全力とまでは行っていない状況での交戦を繰り広げていた。
「"
「くっ!」
オールマイトが全力を出せば、周りも簡単に吹き飛ばすことができる。
だが救出対象である爆豪がいるため、巻き込まないためにオールマイトは"個性"を意図的に抑えているのだ。
「(俺がこの場にいるせいでオールマイトが戦いづれェ! クッソ…!!)」
爆豪は必死に逃げ出す方法を思考を動かして探る。
——その瞬間、1つの壁から影が壁を破壊しながら乱入してきた。
「「「ッ!?」」」
全員がそれに気づき、振り向いた時には氷結が夜空へ向けて形成されていた。
その氷結の上を影が……緑谷と飯田が切島を2人で抱き上げながら駆け出していく。
緑谷が考えた作戦。
緑谷と飯田による推進力による速度。
切島の『硬化』によりそのまま壁を破壊。
その瞬間に轟が氷結を坂のように夜空へ向けて形成。3人はそのまま氷結の上を駆け抜けて、
最後は爆豪と対等な関係を築いてきた切島が——
「——来いッ!!!」
——爆豪へ振り向き、己の手を伸ばし叫んだ。
その声に爆豪は掌を地面へ向ける。
死柄木は逃がすまいと手を伸ばすもそれが届く前に大爆破が起こった。
その爆風で爆豪は空へ打ち上がり、空中で再度爆破して切島たちへと飛んで行く。
そして手をガシッとお互いにしっかりと掴んだ。
「バカかよ…!」
爆豪は笑いながらそう言うが、彼らはそのまま戦場を離脱していく。
「爆豪君! 俺の合図で爆風で!」
「テメェが俺に合わせろやァ!!」
「張り合うなこんな時に!!」
飯田と爆豪、切島が喋っている中、緑谷はチラッとオールマイトと
幼馴染である爆豪は救出することができた。
だがもう1人の同級生にして、
「(天堕さん……!)」
今更戻っても戦うことが許されない以上、緑谷は自身に「オールマイトの足を引っ張るだけだ」と言い聞かせる。
そして少年たちはそのまま飛んで行く。
「どこにでも、現れやがる…!!」
「逃がすな! 遠距離あるやつは!?」
「荼毘に黒霧、両方ダウン!」
だが連合たちは逃がすまいとするも、唯一遠距離を可能とする"個性"を持つ荼毘と黒霧は、両方とも気絶している。
このままでは逃げられる。だがそこにマグネが駆け寄り、Mr.コンプレスとスピナーにくっつくよう指示した。そしてMr.コンプレスが前、スピナーが後ろにくっついて、さらにその後ろにマグネが"個性"『磁力』にてグググッと力を溜めた。
「行くわよ! 【反発破局・夜逃げ砲】!」
"個性"を解除した瞬間、Mr.コンプレスは勢いよく飛び、逃げている爆豪たちを追いかけた。
Mr.コンプレスはまっすぐと爆豪たちへ迫っていく。
「——【タイタンクリフ】!!」
そこにAFOの攻撃で倒れていたMt.レディが自身の身体を巨大化させ、自ら肉壁としてMr.コンプレスの進行を止めて見せた。
「Mt.レディ!!」
「救出、優先……行って、バカガキ…!」
だが命中したのが顔面であったために、その言葉を最後にMt.レディは巨大化したまま倒れてしまう。
Mr.コンプレスもまたそのまま地面に落下し気絶した。だが連合たちはもう一発撃とうと集まる。
その瞬間、遅れて駆け付けたグラントリノがマグネ、スピナーの顔面にいい一撃を決めて気絶させた。
「スピナー! マグ——ガッ!?」
そしてトゥワイスも最後に一撃重いのをもらったことで気絶し倒れてしまった。
「遅いですよ!」
「お前が早すぎるんだ! これでもワシは全速力できたんだぞ! それよりもアイツ緑谷! ますますお前に似てきとる! 悪い方向にな!」
「ッ…(まさか、保須の経験を経て現場に来ているとは…10代…) それよりもグラントリノ、天堕少女は!?」
「わからん! 今は目の前に集中しろ!」
オールマイトはグラントリノに幻神の行方を聞くも分からないと即答され、同時に目の前にいる
オールマイトは咳込みながらもAFOに向き直り、グラントリノは連合たちを捕えようと構える。
「やられたよ…まさか一手で綺麗に形勢逆転とはね」
AFOは再び黒い指を伸ばす。
だがその指が向かうはオールマイト達ではなく、気絶しているマグネであり、マグネの身体に突き刺さった。
「『強制発動』『磁力』!」
その間にもグラントリノは死柄木へ距離を詰めていき、死柄木はその五指を伸ばす。
だが互いに当たることはなく、磁力によって身体は引っ張られ、意図しない動きに死柄木もグラントリノも驚愕してた。
「えっ? やっ! そ、そんな急に来られても~!!」
『磁力』の強制発動により、連合で唯一女であるトガヒミコはN極となり、他男性たちはS極となっていた。結果付与された磁力によって全員がトガヒミコへと引っ張られて行き、そのままぶつかりながら全員が黒霧のワープゲートと入っていった。
「待て……ダメだ、先生…!」
死柄木が必死に耐える中、グラントリノは捕らえようとするもAFOが邪魔をし、そのままマグネを自らの指でワープゲートにくぐらせる。
「
死柄木がワープゲートに入り、その言葉を言い切ることなくワープゲートは閉ざされ、
「弔、君は戦いを続けろ」
そんなAFOに迫るオールマイト。
だがすぐにAFOは"個性"『転送』をグラントリノに使用し、自身の目の前に転送させる。
「+『衝撃反転』」
そして"個性"『衝撃反転』を発動させ、オールマイトの左拳がグラントリノの顔面に命中した瞬間、その攻撃はオールマイト自身の左腕に帰って来た。
「ぐっ…」
「す、すみません…!!」
オールマイトはグラントリノに謝罪する中、AFOはオールマイトへ語る。
「僕は、いや
AFOは攻撃しようと片手をかざす。
それに対しオールマイトはグラントリノを掴み、引きずり出してからその右拳を突き出す。
「【DETROIT SMASH】!!」
AFOの攻撃とオールマイトの攻撃はぶつかり合う。
だがその衝撃は凄まじく、周囲に拡散され激しい突風が巻き起こった。
「ぐっ…!」
「(強引に打ち消そうとしているな? なら——)」
AFOはもう片方の手を構えようとする。
だがその瞬間、AFOの頭上から1人の女性が前方に宙返りしながら脚を構えていた。
「【フォースアップ・フロントアックス】!!」
元No.2であるギアだった。
ギアは【フォースアップ・フロントアックス】、通常『フロントフリップ・アックスキック』という前方に宙返りしながら踵落としをする足蹴りをAFOへ放つも、AFOはそれを当たる寸前に片手に"個性"を発動させて防御し、さらに『衝撃反転』でギア自身にダメージを返した。
だがそのおかげもあって、オールマイトたちはその攻撃を打ち消すことに成功し、押されながらも距離を取れた。
ギアもまた4回、同じ威力の蹴りを衝撃波として放たれるもAFOはビクともせず、むしろ自身が弾き飛ばされてオールマイトたちの近くに着地した。
「ギア!」
「遅れてごめん! それとゆぅちゃんは!?」
「爆豪少年は緑谷少年たちが救出したが天堕少女はまだ見つかっていない! おそらく奴が直接隔離している可能性が高い!」
「……——オール・フォー・ワン!!」
ギアはすぐに義理娘の行方を聞くも、爆豪と違い未だ救出どころか発見すらされていない。
それらから考えて一番の可能性はAFO自身が直接隔離しているということだ。
それを聞いたギアはAFOを親の仇のごとく怒りを漏らしながら睨みつける。
「君も久しぶりだね天堕翠、ギアよ……」
AFOはオールマイト、グラントリノ、ギアを1人1人確認してから「頃合いだろう」と呟いた。
「本当ならエンデヴァーや他のヒーローたちも来てほしかったが、VIPとも言える君たちが揃えばまだいい方だろう」
「何を言っているの? それよりもゆぅちゃんをどこにやったのッ!!」
「天堕幻神のことかい? 酷いなァ、彼女には
AFOの発言にオールマイト達の顔は驚愕がにじみ出る。やはりこいつはあの事件に大きく関わっていた。そして幻神を
「僕は彼女がとっても大切だ。僕はこれまで恋心というものを抱いたことがない。だか、不思議なことに彼女に対してそのような感情を抱いてしまったんだ」
「——あんたロリコンだったの!?」
「人聞きの悪い言い方だね。言い返るなら
「…ッ!?」
意味深い発言。
そしてAFOのいう『弟』という発言に、オールマイトとグラントリノの表情は驚愕に染まっていた。
「さぁ、始めようじゃないか」
AFOは両手を伸ばし、夜空へ向けて叫び出す。
「
何かをしようとしていると察したオールマイト達はすぐに駆け出し、その何かを止めようとする。
「さぁ歌え……——」
「——大いなる闇の歌い手!!」
だがオールマイト達がAFOへ接近している瞬間、その歌声は旋律を奏でさせ、悪夢の夜空の中、世界へ響き渡らせた。
♪ Break down! Break down! そう ♫
♪ Maybe you're right, so maybe you're right ♫
♪ 狂気に満ちた世界へ ♫
瞬間——地震のような揺れが発生し、オールマイト達は思わず足を止めてしまう。
同時に足元が地割れを起こし、その地割れの隙間から次々と水色に輝く閃光が漏れ出していく。
♪ All right, I know you don't look back ♫
♪ So don't look back ♫
♪ 戦いの時が来た Oh yeah ♫
♪ Breaking up, breaking up, breaking up ♫
その中でもとても大きな地割れがAFOの後方にて砕かり現れ、その開かれた大穴から
♪ Are you serious? ♫
♪ Maybe, maybe…Oh! ♫
♪ Just make it a reality ♫
「あれはなんだ…!?
「それにこの歌声……まさかっ!?」
その影は戦闘機の形をしてる。
だが形がどこか歪…戦闘機に見えてまるで未知の機体のようなものだった。
夜に溶け込むように黒いコーティング、羽根に付けられているエンジンはなぜか4基あり、そのエンジンに小さい紫の機体もドッキングしていた。
♪ So crazy crazy, get out! ♫
♪ What do you say? ♫
♪ I know what you want ♫
更にどういう技術か不明すぎる未知の機能を発揮させ、その戦闘機は両手と両足を変形により展開しており、とてもこの超人社会でも作れるかどうか未知過ぎるものと言いようがない。
♪ You're the only one, take me higher ♫
♪ Tell me, what's the meaning of darkness, darkness? ♫
♪ No way out, let me tell you ♫
♪ Oh! Oh! Show me the way, oh no way, no way out ♫
そしてその機体の片手には黒きウェディングドレスを身に纏う少女が立っていた。
「…ぅ…うそ、でしょ…!?」
「貴様……彼女に何をしたァ!!!?」
ギアの表情が驚愕に染まり、オールマイトは怒りに染まる中、謎の戦闘機は少女が乗っているその手をゆっくりと降ろす。
そしてAFOが手を差し伸ばせば少女はその手を取り、戦闘機の手から下りその黒きヒールを地へ着かせた。
「改めて紹介しよう。彼女の名は『
「……」
少女……『
——片目から一粒の涙も流していた。
幻神(?)の真名が遂に明かされました。
『
なぜ幻神…否、美音がAFO側についている理由も含めてね。
そして前書きにも書いてある通り挿絵を描いたのでよかったら見てください。
【挿絵表示】
AFOの命令により出てくる際の美音が起こしたことのヒント。
戦闘機=『映画 絶対Live!!!!!!』
チョーカー型の装置=『I・アイランド編第39話』
あと自分で書いておいてなんですが言っていいですか?……変態ロリ○ン梅干しテメェ!!
その手はお前じゃなくて出久と繋ぐためにあるんだよォ!!!
もしよければお気に入り登録と評価、感想の方よろしくお願いします!
名前 『
外見。 髪は夜空を印象付けるような青みがかった全体の黒髪で腰より下まで伸びているロングに綺麗な『
瞳は『黄金色』に上下左右のまるで十字架の星のような柄目が中央にある。胸はCカップ。
(ドイツやイギリスでは、顔や肉体まで別人になる報告があります(ジョ〇情報))
年齢 16歳
身長 157cm
体重 48kg
誕生日 4月24日
オリ主の黒いウェディングドレス姿やそれぞれの特徴がわかるように挿絵あったほうがいいですか?
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挿絵見たい
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挿絵なくてもいい
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どちらでも構わない