この"沢山の歌声"で、"曲"で、ヒーローを目指します 作:伽華 竜魅
ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!
ヒロアカfinalシーズンの放送日決定して嬉しいけど、アニメもとうとう終わりを迎えるって考えると悲しい。
見たいけど終わんないで欲しい自分がいる……うぅ…。
ローブを羽織りフードを深く被ることで身体を隠す
彼女が今いるのは雄英の敷地内であり、本来は関係者以外は一般人であろうと入ることは許されない。
だが立ちはだかる
「(警報が鳴ってないってことは、USJの時と同じ妨害。もしくはシステムを掻い潜って侵入してきたってことだ。きっと先生たちも気づいていないかも)」
瞬間——
「——答、エテ」
「ッ!」
だがその言葉は不器用に、繋ぎ繋ぎのよう。
「角、笛……ドコ、隠シタ…ノ?」
ピンクの鞭を握る手とは逆の手から、蒼い輝きを放出し、武器を、蒼い双刃刀を形成させた。
「くっ!!」
そして真っすぐ駆け出す。
対して幻神はすぐに胸の歌を口ずさむ。
『イガリマ』の『聖詠』を口ずさむ。
すると『
肌にピッタリと張り付く緑と黒緑を基調とするバトルスーツを身に纏い、両手首にバングル、両脚には白と黄緑のシマシマストッキングに鋭利なヒールを装着。
両肩には黒緑のバーニア、頭部には前部分が尖った帽子の装甲、両耳にヘッドセットを装着。
胸もとの『ギアペンダント』の左右だけがそれぞれ2本ずつエメラルドへと変化。
両手首のバングルはガントレットとして拡張、膝の横外側に装甲を装着し、アームドギアを形成。
頭部の装甲、左側にのみクロス印が刻まれた。
『イガリマ』を纏った幻神はすぐさまアームドギアである大鎌を形成し、
♪ 天真
♪ 重低音ブッぱDeath ♫
そして幻神は声質を『暁切歌』へと変換させ【未完成愛Mapputatsu!】を歌いながら押し返した。
対する幻神もまたバーニアの推進力にて駆け出し、互いの刃をぶつけ合った。
「(ここだと他のみんなに被害が…なんとか被害の少ない森あたりに移動させないと…!)」
♪ 可愛さ余って 肉を食べたい ♫
♪ 少女の参上Death ♫
火花を散らし金属音を鳴らしながら押し合う大鎌と双刃刀。
だが幻神はそのままお互いの武器を上に持ち上げる形ではじき飛ばす。
「(ここっ!!)」
その僅かな隙を見逃さず、
同時に再びこっちに来させないと、すぐさま自身もバーニアで吹き飛ばされている
♪ 抉り散らし大鎌タイフーン ♫
♪ 目が廻るけど えんやこらさ ♫
♪ 日夜ガンバルDeath ♫
だがバーニアは健在で、そのまま一気にと幻神は身体で
そして大鎌を振るい、
「……」
♪ 決戦のFight song重ね合う歌が ♫
幻神は歌いながらだが、お互いに構えながら見つめ、動かずに出方を伺っている。
そして最初に動いたのは
すれば右腕に黄金の輝きが、左腕に黄緑の輝きが発生し、その形を形成していく。
「ッ! それは…!!」
輝きは形を完全に形成させ、その姿を露とする。
右腕は『
その姿を見た幻神は驚愕すると同時に、既視感を…いや、確信を得た。
♪ どんな高い壁も切り刻んで未来を創る ♫
「(やっぱりこの
瞬間、
♪ 「夢は負けない」 ♫
「(それにさっきからずっと胸が苦しい…歌うのも、ままならない……!!)」
『イガリマ』を纏い、歌い始めてまだ10分も経っていない。
にもかかわらず、幻神は息を荒くしていた。
なんとなく、幻神は前世の知識の元把握はできている。否、目の前の
♪ 強いLoveで突っきれ ♫
だとしてもと、幻神は
一度互いの刃を弾いてから、
その拳を幻神は躱し、逆に大鎌の刃じゃない反対側で
だが
♪ Ready go! ♫
♪ 未熟気味で未完成で だけど逃げない ♫
次の瞬間、
その輝きはフードを深く被っているため見えない顔の、後頭部へと集まっていく。
「(うっそでしょ!?)」
輝きは形を、『シュルシャガナ』のコンテナに似たものを1つ、幻神の『シュルシャガナ』がツインテールであるように、
するとそのコンテナは動き出し、
幻神は
♪ 信じ紡いで越えた涙 今、星に ♫
次の瞬間、ポニーテールコンテナの砲口からピンクのエネルギー…レーザーが放射され、先ほどまでいた場所は破壊され、焼け焦げていた。
「(確認できたのは5つ…でも全部が武器や一部の武装のみ……あと可能とするなら2つだけど)」
考えている幻神に対し、攻撃の手を緩ませることなく
♪ 闇を照らせ 今この
だがパージされたそこは、ピンクの鞭が繋がっており、
♪ 待ってる人が…! ♫
♪ 一緒にゆこうTWIN-HEART ♫
対する幻神もアームドギアである大鎌を変形させ、巨大な手裏剣が持ち手と鎖で繋がれた武器へと形成させることで、同じように投擲する。
手裏剣となった『イガリマ』の刃と、ピンクの鞭で繋がれた緑の鎌の刃が空中で衝突し弾け飛ぶ。
だがその瞬間、
「(速っ…!)」
そしてガントレットが武装されている右腕を幻神の腹へと叩き込み、二段階目のパイルバンカーも起動させ、衝撃波を打ち込み殴り飛ばした。
その衝撃によって幻神は木々を次々と押し倒しながら飛ばされていき、最終的に雄英高校の壁に衝突し止まった。
「ゴホッ…! 良いの、貰っちゃった…!」
身体に必死に命令し、身体を立ち上がらせる。
先の一撃は重く、同時に良いところに入ってしまったがために幻神は、表情をしかめながら片手で腹を抑えている。
だが束の間に、幻神目掛けてピンクのレーザーが迫っていき、気づいた幻神は間一髪でレーザーを回避した。
されどレーザーは校舎の壁を貫通し穴を空ける。
「くっ…! (完全武装じゃないのにこの実力……経験は私より上か…!)」
森の中から
未だにローブによって身体全体を見せないように隠し、フードも深く被っている故、素顔が見えない。にもかかわらず、武装はしっかりと纏っており、ポニーテールコンテナに至っては器用にもフードの外から繋げるようにしていた。
実力、器用さ、経験、すべてが今の幻神より上であることを、幻神自身既に理解していた。
「だとしても…あなたが『並行世界』からイヴちゃんを追いかけて来た
幻神は『イガリマ』を纏ったまま、片手に『
対する
武器の形状や種類は違くとも、
故に2人の行動は同じであった。
「はぁッ!!」
「ッ!」
幻神は短剣を蛇腹状に変形させて振るい、
「ここ!!」
「ッ!!」
【- 蒼ノ一閃 -】【― 蒼ノ一閃 ―】
互いの蒼き剣と蒼き双刃刀から斬撃を、【- 蒼ノ一閃 ―】を繰り出し、全く同じ火力で衝突したことで相殺される。
すれば片や白銀を短剣へと戻し、片や鞭を短剣へと変形させ、互いに全く同時に距離を詰め激しい戦闘を繰り広げる。
すれば片や白銀を短剣へと戻し、片や鞭を短剣へと変形させ、互いに全く同時に距離を詰め激しい戦闘を繰り広げる。
——◆——
A組寮内。
「ッ!」
自室にてイヴの話を自分なりに整理していた緑谷は、突如として
己自身が、彼に宿る『OFA』が天堕幻神に、『
否——共鳴している。
瞬間、激しい地震……振動が、衝撃が地上をそって寮まで伝わり触れだす。
緑谷は咄嗟に窓に駆け寄り開いて、外を見渡す。
すれば雄英付近である森で、激しい斬撃と爆発、衝撃と嵐が起こっていた。
すると雄英付近である森で、激しい斬撃と爆発、衝撃と嵐が起こっていた。
それが何なのか察したのか、緑谷は【フルカウル】を待落ち考えるよりも早く、寮をそのまま抜け出し戦闘が繰り広げられている森へと駆け出す。
だが同時に彼は違和感を感じていた。
「(なんで幻神に感じるこの感覚が、神野の時と同じように2つもあるんだ!?)」
己自身の『OFA』と共鳴しているのが、1つだけではなく、2つであることを。
——◆——
雄英付近の森にて繰り広げられている戦闘。
その場面を警備ロボが確認していた。
『1年生徒、雄英付近にて"個性"ニヨル戦闘ヲ確認。対象ハ……オイ! イレイザーヘッド!』
警備ロボは戦闘している幻神と
だが不思議なこと、不自然なことに
瞬間、蒼き双刃刀が回転しながら警備ロボへと向かい飛ばされていき、警備ロボは蒼き双刃刀によって切断され、爆発し破壊された。
「くっ…! (胸の痛みが増していく…やりづらくなってきてる…!!)」
「……」
互いに弾き飛ぶ勢いで離れ、地に足を着いた直後、幻神と再び高く飛び上がる。
同時に『イガリマ』の『シンフォギア』を纏ったまま、両腕のガントレットだけを『イチイバル』の装甲、ガントレットへと変換させ、そのまま弓へと変形と形成、構築させる。
【- ARTHEMIS SPIRAL -】
【- ARTHEMIS SPIRAL -】を計3発。
連続で放たれたその矢は自力で推進するロケット弾として、高い貫通力の元、
レーザーを空中にいる幻神へと放つ。
幻神はバーニアでそのレーザーを回避しようとするが、しかし——
「——うぐッ!!!」
——握り潰されるほどの痛みを、心臓の鼓動という形で感じ取る。
故に、身体が一瞬硬直、動けなくなってしまう。
「(しまっ! 回避が間に合わな——)」
次の瞬間、幻神はピンクのレーザーに包まれるよりも早く、
「……」
すれば緑の稲妻が微妙だにその場で発生していた。
すると緑の稲妻がその場で発生していた。
そこには地に座っている幻神と、守るように【フルカウル】を纏い立ってる緑谷がいた。
「幻神! 大丈夫!?」
「出久くん…どうしてここに……」
「何となく幻神が戦ってるのを感じた! 場所も! だから来たけど、アイツはいったい……」
されど緑谷は
それどころかどこか、
「(誰…ダッケ……? デモ、懐カシイレ…コノ、感ジ……)」
緑谷出久に対しどこか
だがその正体は分からず、思い出せず、ただ己に課せられた任務を全うすることが最優先と脳が塗りつぶされる。
故に、
「ッ!」
その直後、武装、武器、全てが砕け散る。
同時に灰色の布が一瞬にして
「そこまでだ」
「ッ! 相澤先生!!」
声の方へ2人が振り向けば、そこには髪を逆立てながら目を光らせ、捕縛布を伸ばすイレイザーヘッドが立っていた。
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