ヤンデレな萌えポケ達に愛されて夜も眠れないトレーナー達 作:サンムーンで時代が止まってるトレーナー
ただ眠る青年。それの近くで慈しむように触るポケモン。ただ、その慈愛の手つきとは裏腹にかのポケモンの目には慈愛とは程遠い狂気が渦巻いていた。
「大丈夫、大丈夫です。サナはここにいます。どうか、どうか負けないで下さい」
ポケモン─サナは自身の主に向かって呼びかける。一年も起きれていない自身の主のことを案じて。
僕は明晰夢から逃げ続けている。いや、明晰夢での方が良いのかな?そんなことはどうでもいいのだけど。
今、僕は後ろにいる化け物から逃げ続けている。
「シネエ!シンデシマエ!」
そうやって後ろから心臓を一突き。これで567回目。
地獄が始まった原因はわからないけど、とりあえず逃げ続ければこの場から逃げられるのではないか、と確信している。
確か誰かから教えてもらった知識の中に、怪異と言うのは二つ種類がある。
一つは、肉体に干渉する。ポルターガイスト現象などがそれにあたる、らしい。
もう一つは精神に干渉していて、猿夢(詳しいことはわからないけど三回見たら死ぬ悪夢、だそう)などがそれに当たる。
どちらにも対処法は簡単で、すぐに逃げ続けるだけで終わるらしい。いわゆる魂の範囲内ならお構い無しに干渉できるけど、それ以上は一切できないらしい。そういう縛り(みたいなもの)があるとかなんとか…
正直に自分がその怪異に遭うとは思わなかった。気づかないまま6回位は殺されたかな。その時は単純に楽しんでたけど、何回もループしていれば気味が悪い。別に進んでいない訳でもなく、ひとりかくれんぼとやらを終わらせればいいらしい。まあ、死んだら最初からやり直し。
とはいえ、毎度毎度殺されてばかりではいられない。
なんか打開策は無いものか…
あ、考えてたらゾンビにねじ切られた。死ぬ時の痛みもないのが本当楽。
実はこの人間、割とやべーやつ。今いる怪異『ひとりかくれんぼの悪夢*1』は一回でも死んだら即魂をもらう、要はクソゲーに近い形式なのである。その代わりにかなりの縛り*2が設けられている。具体的には
『ひとりかくれんぼに関する情報が落ちている』
『ひとりかくれんぼに巻き込まれたという設定であり、クリア後にくまさんの系列は手を出すことはできない』
『包丁以外で鬼のくまさんが殺すことはできない』
『鬼のくまさんは一定の距離を自発的に動いた後、必ず定位置に戻らなければならない』
『包丁とゾンビ以外では傷つけられることはない』
『くまさんを退治できるようなものが揃ってなければならない』
『くまさんと包丁とゾンビは他のものを壊すことはできない』
である。
ただ、問題はなぜかこの人間だけ何回も殺し過ぎであり、普通に生きていることである。
しかも人間が気づいてないだけで勝手にセーブポイントも用意されているのだ。壊せもしないのでどうしようもない。
はっきし言って、くまさんからしてみたら速く終わらせてほしいものである。
なぜかわからないけどこの人間は一年位居座ってるし。
ふむ、どうしましょうか。なぜか主様は1年ほど目覚めません。
私はよくわかっていないのですが、こういうことは確か、ええと…まあ、覚えていないのでいいです。
さて、恐らく主様は怪異か何かに囚われでもしているのでしょう。散々講義した甲斐あって、未だにとりこまれずに済んでいるようですが…どうせですし、私も楽しみにいきましょうか。
テレパシーで主様と同じ夢に自身を誘います。
うふふ、始めて主様と一緒になれますね。
「こんにちは」
「あ、こんにちは…」
さあそんなこんなで569回目になった今回のひとりかくれんぼはどうやら別の人と一緒にやるらしい。
女の人のようで、可愛らしいドレスを着ている。ただ、かなり薄着の上にひらひらと舞うのでスカートの中が見えそうで目に毒だ。目には
「とりあえず、自己紹介から始めませんか?」
「はい、そうですね。私はサナ、貴方様はなんですか?」
「え〜と…メグリ、だと思います」
いかんせんサナさんに申し訳ないとは思うけど、かなり明晰夢のせいで頭の記憶が曖昧になってきた。そのせいか自分の名前も判別できない。
「じゃあメグリさん、で」
「えっと〜…サナさん…でいいですか?」
「もちろんです。あ、記憶がかなり抜け落ちてるんですね」
「それで、どうしますか…?」
僕はそう尋ねる。一人だけなら楽しめばよかったが、今は二人になっている。いつもより慎重に動いた方が良いだろう。
「う〜ん…つまり、ここから逃げればいいんですよね?」
「多分、そうですけど…くまさんのぬいぐるみが追ってくるんですよね。それをどうにかしないと…って感じです」
「なるほど…」
サナさんはかなり聡明なようで、何かを考え込んでいるようだ。
なんか手慣れてるような気がする。
「では、ガムテープでも貼って動けなくしちゃいましょう」
「え…?」
「だって、くまさんのぬいぐるみなんでしょう?でしたらそこまで大きくないと思いますし、それに力もないですからいいと思うんですけど…」
「そうですね!それをやりましょう!」
サナさんが凄く頭の回転が良いのか、僕がそんな考えを出せなかったのが馬鹿なのか。とりあえず大声で誤魔化していると、器用に扉を開けているくまぬいが。
「あれですか?」
「ええ、はい。可愛いですけど…ね」
「あれでしたら床にガムテープを貼れば良いですね。で、どこに逃げます?」
「とりあえず二階に逃げましょう!」
俺はサナさんの手を引いて逃げ出した。そして目の前にゾンビが。
「うわっ!?」
「おちついて!あれは廊下を徘徊するだけです。歩くのは遅いので大広間に逃げましょう!」
僕は襖の大広間に逃げ込み扉を閉める。
「ふぅ…怖いですね…」
「対処法がわかってる分ましですよ」
「凄いですね。なんでわかるんですか?」
「なんとなく知ってるからです」
「そうですか…まあ、ここから出た後に問い詰めましょう。あとガムテープがそこに」
「あ、本当だ!」
「よかったですね。すぐ
「そうですね。ありがとうございます!」
このあと、くまぬいとゾンビもぐるぐる巻きにして玄関から逃げ出した。
ふむ、困りましたね。まさかメグリさんが記憶を失っているなんて。
まあ、幸いにしてほぼ抜け落ちているので私が詰めまくれば問題ないでしょう。メグリさんがどんな反応をするのか、愉しみです。
もういろいろめちゃくちゃだあ…
エスパータイプ…心を読めるポケモンが多く、自身が好きな心の色に染めたがる傾向にある。それと心の中に勝手に侵入して記憶を弄ることもある。
メグリ…本日の間一髪ラッキー男。一年前から眠っていて、普通の人間だったりしたら耐えられなかった。サナちゃんが近くで看護していたため、生きれた。よかったけどこのあとも酷い。
サナ…サーナイト。エスパーだけどフェアリーもあったから多分セーフ。因みにこいつはメグリのポケモンとかではない野良ポケモンで、勝手に侵入していた。まあ人命救助って名目があるからね、しょうがないね。
心の色で好きなのは『紫』、意味は困惑。
くまさんのぬいぐるみ…かわいそう。
結末 悪夢は終わらない、いいね?
ほのおタイプかみずタイプでおすすめのポケモンを教えてください。このままだとくさタイプばっかになってしまう…
オマエラ、推してるタイプ、シリタイ!
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無難にノーマルタイプ
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萌えるほのおタイプ
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濡れたみずタイプ
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痺れるでんきタイプ
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わらうくさタイプ
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ツンなこおりタイプ
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マジなかくとうタイプ
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ドロりどくタイプ
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かたいじめんタイプ
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空飛ぶひこうタイプ
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さとるエスパータイプ
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カサリむしタイプ
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おもいいわタイプ
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おばけゴーストタイプ
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つよいドラゴンタイプ
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わるいあくタイプ
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鉄条網はがねタイプ
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御三家フェアリータイプ
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ぜんぶ!
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おかーさんも解体させてね!(?)