冥府の白兎~とある眷属達の物語~   作:あましのの小説部屋

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前話が過去編でしたので今回は原作編です


原作編
No.1迷宮都市


ダンジョン五十七階層

屈強なモンスターが数多く存在している。

 

そんな場所に両手に白と黒の双剣を握った一人の冒険者がいた。

 

「179・・・・・・・」

 

グオオオオオオオオオォォォォォ‼

 

「遅い、180。あと20体、魔法でいいか」

 

【ーーーーーーー】

 

無詠唱と共に放たれた鐘の轟音がその少年から放たれた

 

「相変わらず規格外だな」

 

金髪緑眼で眼鏡を掛けた猫人の青年が声をかける

 

「遅いよ、もうここらのモンスターは片付けたよ」

 

「これ、私達いらないのでは」

青髪の女性が呆れる

 

「俺らは団長のサポート役だってよ」

 

「団長、すぐに無茶しますので仕方ないです」

狼人族の男性とエルフの少女の二人が追いつく

 

遠征のメンバーはここにいる五人で全員・・・・・

深層攻略にしては少なすぎる人数、しかもここまでに来るまでのモンスターはほぼ全て一人の白髪赤目の少年が片付けた

 

「ベル、もう遠征の目的は達成されたぞ、もう帰ろう」

 

「そうだね、あまり長居したくないし」

 

彼の名はベル・クラネル。ヘカテー・ファミリアの団長にしてLv.6の冒険者だ

 

━━━━━━・━━━━━━━━━━・━━━━━

1年前

 

オラリオの門の前に並ぶ長蛇の列の中に異様な雰囲気を纏う8人の集団がいた

 

 

・黒髪の狼人族(ウェアウルフ)の男性

 

 

・薄鈍色髪のエルフの少女

 

 

・ドワーフの中では珍しく体格が大きい男性

 

 

・黒髪で短髪のアマゾネス

 

 

・背中に長銃一丁、腰に短銃を二丁下げた小人族(パルゥム)

 

 

・青髪で長髪の女性

 

 

・金髪緑眼で眼鏡を掛けた猫人(キャットピープル)

 

 

・紫髪で金目の女神

 

 

そして、白髪赤目の少年が先頭に立っている

 

「長いな、待ち時間」

 

 

「世界の中心だからね~、ガイアでは考えられなかったけど」

 

「同じ・・・ダンジョンを保有・・しているのに・・・ 」

 

「オルフェ達先に行かせて大丈夫かなぁ」

 

「飛彩とラーシェがついているし大丈夫でしょう」

 

「リツさん、エレナさん、フーアさん、セツ、レーラもう門につきますよ」

 

「ここまで来るのに長かったね」

 

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「俺がガネーシャだぁ!」

 

象の仮面を被った男神が彼らを迎えた

 

「はいはい、わかったから」

 

ヘカテーが呆れながら返事を返す

 

「久しぶりだなヘカテー、まさかお前が眷属を持つとはなあ!」

 

「それで、もう行ってもいいか?」

 

「ああ、審査ならもうおわったゾウ!」

 

「また、会うかもしれないけど。その時はお願いするわ」

 

「ああ!」

 

 

「案外あっさり入れたねヘカテー」

 

「ここは来る者拒まず、出る者逃がさずでやっているからね。逆に出るときは大変だけども」

 

「それよりどうするよ、このあと」

 

「ギルドに行くか・・・先に行った人達が確保した本拠に向かうか・・・」

 

「私としては早くリンちゃん達に会いたいな!」

 

「俺も賛成だ。久々に顔を見せてやらねぇとな!」

 

「じゃあ、先に向かうか」

 

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本拠

オラリオのメインストリートから外れ人通りが少ない廃病院を改築したような建物に一つのファミリアの本拠があった

 

「久しぶりだなぁ!元気にしていたか。オラは元気にしていたっぺ」

 

大男が屈みながら本拠に入った、すると・・・

 

「フォール、元気にしていたよ」

 

「俺らはこの通り元気が有り余っているぞ」

 

色白で極東の服に身を包んだ青年と色黒で白のノースリーブに紺色のズボンを履いた青年が出迎えた

 

「だよな、飛彩!」バン!

 

グキッ

 

「ザッ・・・・ク・・・せっかく前の骨折が治ったのに・・・・」グフッ

 

「わ、悪い」

 

ザックと呼ばれた青年が背中を叩くとそれがクリーンヒットし、グキッと音がし、飛彩と呼ばれた青年が倒れた。彼は体が脆い

 

「オラ、いまポーション持っているただ!」

 

ちなみにポーションですぐ戻る

 

「相変わらずの展開ですね」

 

「おひさ~」

 

「よう!」

 

「でも・・・貴方達らしい」

小柄なエルフの少女、服の面積が少ない褐色の女性、長身の狼人族、黄色と水色の混ざった髪の小人族がぞくぞくと入ってくる

 

「おお!帰ってきたのか!レーラ、エレナ、リツ、フーア」

 

「みんなおかえり!」

 

奥から緑髪の青年とその少しあとを歩く白髪の少女が出てきた

それを見たエレナが白髪の少女に抱きついた

 

「リンちゃん!!」

 

「うわっ?!危ないよエレナちゃん」

 

「ただいま!!」

 

「貴方もお久しぶりですね、オルフエ」

 

「レーラもおかえり、お前も抱きしめ((グフッ

 

「結構です」

 

レーラがオルフェを投げ飛ばした

 

「あれ?そういえばお兄ちゃんは?」

 

「それにセツやフィス、ヘカテー様もいないね」

 

「あの人・・達なら・・・ギルドの申請に行った・・・」

 

「なんでも、大人数で行ったら騒ぎなるからって。俺らだけ先に本拠に行ったが?」

 

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ギルド

 

「ですから困ります、レベルの虚偽深刻は?!」

 

茶髪で眼鏡を掛けたハーフエルフのギルド嬢が対応していた

 

何やら都市外でLv4にたどり着くのは不可能に近いようだ

 

「だ・か・ら!こうやってステータスの紙を見せているのよ!!」

 

「貴女が神である保障はありません!それと簡単に自分の眷属のステータスを他人に見せないで下さい!!」

 

「グフッ、仰る通りで・・・なら神威を出せば良いのね」

 

「へ?」

 

そう言いヘカテーは神威を発した

 

「─これで良いか?あまり長くは出したくはないのだ」

 

いつものふわふわとした空気から一変して今のヘカテーからは【死】と【狂気】を連想させる黒い神威を纏っている

 

「も、もう十分ですので?!その神威を押さえて下さい!!」

 

「ふう、久しぶりに神威を出したわ」

 

「うわー、かなりひどいね」

 

セツが辺りを見回すとギルド内が混乱状態に陥っていた中には失神や失禁をしている者もいた

 

「さて、これで良いかしら?」

 

「はっ、はい?!」

 

「じゃあ、帰ろっか」

 

「私たちの主神がご迷惑をかけました」

 

一波乱あったがこっちは何とか解決した

 

冥府の女神と眷属達の物語がここから始まった




オリキャラはこれで一旦終了とします
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