ここだけ先生が技術力を持ったオタクの場合   作:ゑりおっと

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前回投稿から引き続き感想、評価、誤字報告ありがとうございます。

ブルアカアニメ非常に良かった…。アニメの指揮がポケモンバトルのトレーナーと言われていて笑いながらも納得してしまった今日このごろ。

余談ですが龍騎は遊戯王やポケモンのように自分で一切戦わないという描写にならないようにああいった必殺技や武器デザインになったとか。アビスみたいにまた増えたりしないかな…。


幕間3 ユウカ、襲来

「…なるほど、そちらの言い分はわかりました」

 

「はい…反省しています…」

 

「それはそうと先生」

 

「何でしょうか早瀬さん…」

 

「シャーレの先生辞めて今からでもうちの顧問技士にでもなりませんか?」

 

「なりません…」

 

「……まあ最初から引き抜けるとは思っていませんでしたが。ええ、次の話題に移りましょう。これ!どうしてこうなるまで放って置いてたんですか!?」

 

指を差した先には先日から溜まっている書類の山。机が6つに増え、作業人数も大幅に増やせるようになったが、未だにシャーレに入部希望する生徒は現れない。なんとかアロナにも書類の形式を聞きながら処理しているが、そもそもこうした書類仕事自体慣れていないため、サインして良い案件かそうでないかの判断がつかないのだ。

 

「大人だからといって何でも投げるのは良くないということは分かりました。……連邦生徒会に手を貸すのは嫌ですが、まあ先生であれば手伝いましょう」

 

「助かる…!」

 

それから、ユウカのアドバイスを受けながら二人で、雑談も交えながら書類の山を崩していった。

 

「先生ってキヴォトスに来る前は何をやられていたのですか?」

「技術職だよ。だからミレニアムに行ってみたい気はあるんだよね」

「具体的には…?」

「大学は精密機器系を学んでいたけど課題で作ったAIがあるから前職はそれを活かした感じの職」

『その成果物が私だったり?』

「へー…って今の声なんですか?!」

『やっほー♪』

「やっべ」

…まあAIちゃんのことがバレかけてたこともあったが、そんなこんなで時計の針が12時を過ぎた頃……

 

「そろそろお腹が空きましたね。何か買ってきましょうか?」

「そうだね…折角だしカフェテリアがどんなものかも見てみたし…

〈ポーン、製造が完了しました。〉

お、出来た出来た」

 

「なんのアラームです?」

 

「3Dプリンター…の製造が完了したからちょっと様子を見てくるね」

 

「あ、はい。ではカフェテリアでお待ちしてます」

 

 

……

 

 

「学生利用?施設にしては大分豪華だったね…」

 

「私も利用は初めてでしたが…トリニティの有名パティスリーが入っているだなんて…テナント費をもっと支援とかに当ててくれればいいのに…」

 

「なんかごめんね…」

 

「いえ、先生は赴任してきたばかりなのであなたへの不満では無いので…誤解しないで下さいね?」

 

「勿論、さーて…山を崩す作業の続きを

「おや、この箱は…?」

あ、ユウカさん、ちょっと待って下さいお願いします」

 

「あ、これが先程言っていた3Dプリンターで作ったもの…ですよね???」

 

「あ、あは…あはは…」

 

「先生?確かに使用したのは3Dプリンターなのですよね?」

「はい」

「宅配で頼んだものではなく?」

「はい、そうです…。初運転だから簡単なものを…ね?」

 

「……これの何処が『簡単』なものなんでしょうか?!普通は置物とか単一素材で試運転するでしょう!?」

 

綺麗に梱包した段ボールの中身…あっちで買いたくても買えなかったS.H.Figurearts達やCSMが外気に晒される。

 

「しかも玩具…いえ、こんなヒーロー物キヴォトス内では見たことが有りませんが…。まさか連邦生徒会所持の在庫から作ったんじゃあ無いんでしょうね?」

 

「いやまさかそんなわけないじゃないですかせっかく連邦生徒会長が残してくれたものですし?有意義に使うよう釘付けされたんだからそうに決まってるでしょう多分」

 

「私の目を見て発言して下さい!…まあ、出来てしまったものは仕方がありません。折角ですし業務再開前に試運転して見せて下さい」

 

「えっ…流石に恥ずかしいから勘弁してくれない…?」

 

「何を今更。何を恥ずかしがるんですか?ご自身の趣味を晒されるリスクを承知の上で作ったんですよね?ね?」

 

「…っスゥー…はぁ、分かったよ…。じゃあ入口のドアをしっかり閉めて…」

 

「……なんで腰に巻いてるんです??」

 

「え、試運転って言ったら装着を含めた完全な動作確認でしょ?」

 

腰にドライバーを当て、平成二期以降お馴染みになったベルトの自動巻き機能が作動し、腰部にがっちりと固定される。そしてこの玩具…もといCSMには必要不可欠なアイテムも腕に巻く。こちらは合皮製のベルトだ。

 

「じゃあ、初乗りということで…コホン『もう考えるのはやめた!』」

OK!Start your Engine!

 

腕につけた…シフトブレスに向けてセリフを喋ると同時に電源が入る。同時に入っていた赤色のミニカー…シフトスピードの後部を回転させ、セット。

 

「変身!」

ドライブ!!タイプ!!スピード!!〉

 

変身音が流れ、真ん中の液晶でGoの文字の後にドライブのライダーズクレスト、そしてタイプスピードを表す特徴的なSの字のフォントが表れるアニメーションが順に流される。うむ、なかなかの出来。

 

「別に装着するまでもなくそのまま机に置いておくとか手段はあったのでは…」

 

「確かにその意見も分かるけどね、これは『変身ベルト』なんだから、腰に巻かないと意味が無いと思うんだよ」

 

「先生は本当にうちのエンジニア部ととても相性が良さそうですね…」

 

「あ、その子達もこだわりが強くて時々迷惑をかけちゃったりするタイプ?」

 

「時々、ではなくしょっちゅうですが当たりです…」

 

「楽しみだなぁ」

まあ既に知っているんだけどね。エンジニア部…鬼が出るか蛇が出るか…はたまたガッチャが見つかるのか…なんでGotcha?

 

「とにかく、一週間以内にミレニアムにいらっしゃってくださいね!」

 

「言われなくてもそうするよ、ユウカ」

 

「ふーん…(ピロン)さて、業務に戻りましょうか」

 

「ねえ、ユウカ、今の音何?」

 

「さあ?何でしょう?」

 

ドヤ顔でこちらを見るユウカ。

 

「…拡散はしないようにしてね?」

 

「あら、撮ったこと自体にお咎めは無いんですね」

 

「撮っても悪いことになんか使わないでしょ?ユウカなら」

 

「…そういうところですよ、先生。会ったばかりの人をホイホイと信じない方が身のためだと思います」

 

「先生だからね。まずは相手を信じるところから始めるのさ」

 

「そういうものですか」

「そういうものさ」

 

会話を続けながら、出来たものを仕舞いデスクに戻ったのであった。

 




□ヨスガ先生の開発LOG vol.1
・CSMドライブドライバー
 
 ヨスガが最後に日本に居た2023年2月時点どころか今でさえ発表されていないCSM。つまり自作である。ベルト部分は従来の形ではなく車のシートベルトと同じ機構を搭載。これによりいかなる体型にもフィットし、なりきり遊びの拡張がされる。勿論従来のベルト帯も同梱されておりディスプレイにも安心仕様。
 アドバンスドイグニッションのシルバー部分とセーフソリッドバックルはダイキャスト製。セントラルフェイスの赤い液晶もパワーアップしDX版よりもより洗練されたアニメーションを楽しめる。
 更にシフトブレスのシフトカー装填部分も黒ダイキャストに変更。これはハンドメイド(設計のみ)だから成せる仕様変更だ。
そして音声認識ギミックでベルトさんと会話が可能!特定のワードで話しかけると返事をしてくれるぞ!
 更に更に!別売り(?)のCSMシフトカーセット付属の別パーツを取り付けることによって35話のロボットモードまで再現可能!

 セット内容

ベルトさん/ドライブドライバー…1
シフトブレス…1
ベルト一式…1
シフトスピード…1
シフトワイルド…1
シフトテクニック…1
マックスフレア…1
ファンキースパイク…1
ミッドナイトシャドー…1

音声データは組み立てと同時に本編映像データを入れて実現させた。新録とか出来ないからな。何でドライブかって?私の趣味だ。何?声優さんへの音声使用許諾?キヴォトスにク刂ス・゜△プラー居ないからセーフセーフ。
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