気づけばスパロボVの世界にいた   作:ボートマン

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第3話

A月F日

 

俺は現在ある船の修理に取り組んでいる。

 

それにしても驚いたよ。

 

この船の墓場ともいえる空間で“シロガネ”が漂っていた時は。

 

“シロガネ”

 

スペースノア級万能戦闘母艦の壱番艦。

 

スパロボOG2に登場して最初は味方ユニットだったが、艦長が裏切って敵ユニットなった艦だったはず。

 

そんなシロガネがどうしてこの空間にいるのかはわからない。

 

それにしてもシロガネがあるということはこの世界がスパロボの世界である可能性が大きくなったな。

 

とりあえず宇宙服に着替えて艦内をハロと調べてみたけど、人っ子一人もいなくて声をあげたら響き渡るぐらいに静かだよ。

 

………うん、こうも静かだと怖いな。

 

よし!歌おう!

 

歌いながら進めば怖くない!……はず。

 

それから歌いながら進み、何事もなくシロガネの艦橋に到着。

 

艦の状況をハロに調べてもらったら、修理すれば運用できるとのことだ。

 

そういうことで俺はハロの指示の元、シロガネの修理に励むのであった。

 

 

 

A月G日

 

ふぅ………疲れた~。

 

シロガネを見つけてから修理を始めて数日は経った。

 

ハロ大先生のお陰で8割は修理は完了した。

 

機関も周辺の残骸から使えそうなを見つけて組み込んだ。

 

こうして頑張ったおかげでシロガネは通常航行ができるようになった!

 

いや~あのシロガネを動かすなんて夢みたいだよ。

 

まあ、自分がスパロボの世界にいることが夢みたいなことだけど。

 

そうそう、そういえば前に転移した原因だけど、どうにもソウルゲインに次元転移装置が組み込まれていたんだよ。

 

何がトリガーなのか今のところわからないが、博士はこの装置で並行世界への脱出を考えていたのかな。

 

う~ん………

 

とはいっても博士の真意は知ることは出来ないしな。

 

けど、次元転移装置があるならこの空間からどうにか脱出することができるかもしれない。

 

なので、ハロ大先生!

 

この装置の調査をお願いします!

 

 

 

 

「さて、そろそろ今後のことを考えないとな」

 

シロガネはハロのお陰で通常航行できるまでに修理は完了している。

 

なら次に考えることはこの空間からの脱出だ。

 

流石に備蓄していた食料や水が残り僅かなのだ。

 

補給のめどもないため、このままでは飢え死んでしまう。

 

「そんな最後は絶対に嫌だ」

 

折角シロガネをここまで修理したのに、こんな所で終わるのは御免被る。

 

「唯一の方法はあの装置だよな」

 

今ハロに調査してもらっている次元転移装置。

 

それを使えばこの空間を脱出できるはず…………多分。

 

「とりあえずはハロを信じるしかないか。俺じゃ何か手伝えるかわからないしな」

 

気楽そうにしていると、遠くから眩い閃光が目に入った。

 

「っっ!?何だ今の光は!?」

 

今までに見たことのない光に紫苑は光の発生源を特定する。

 

「ここから場所は遠くないな。………よし!」

 

紫苑は艦内で作業するハロに通信をつなぐ。

 

「ハロ、急いで艦橋に来てくれ!艦を移動させる」

 

『リョウカイ!リョウカイ!』

 

それからしばらくしてハロが艦橋に入ってきた。

 

「さて、ハロ。これからシロガネを初めて動かす。サポートを頼む」

 

「リョウカイ!システムセツゾク!システムセツゾク!」

 

シロガネのシステムがハロと接続し、シロガネの機関が起動し始める。

 

「よし!目的地はそう遠くない、慎重にいこうか」

 

「ハッシン!ハッシン!」

 

ついにシロガネが動き出し始め、紫苑は目の前で起こっている事に嬉しそうに笑っていた。

 

「さ~て、この先で一体何があるんだ?」

 

あの眩い閃光の発生した場所へシロガネは向かうのであった。

 

 

 

 

 

 




というわけで主人公の母艦はシロガネに決まりました。
その次がヒリュウでしたね。
皆さんご協力ありがとうございました。

主人公が見つけた戦艦

  • シロガネ
  • グリンガル
  • アドラティオ
  • ヒリュウ
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