地獄から戻って来たぞ、キヴォトス!…て、あれ?展開早くない?
(あれ…俺は…)
ごポポ
(これは、培養器?…ああ…そうか…そうだったわね…黒服…どうやら…
賭けは私の勝ちの様ね)
バリーン!
培養器から出るために、ガラスを殴り破壊する
ガラスの破片が飛び散り、培養液が漏れる
その姿はさながら研究所を脱走するエイリアンの様だった
「…身体が随分と重いな」
「当たり前ですよ…なんせ2年以上も培養器の中に居たのですから」
後ろかろ声が聞こえた
振り返るとそこには黒服が居た
「まさか…本当に蘇る返ってしまうとは…クックック、実に興味深い」
「アタシも驚いてるわ」
「…それにしてもよく腕だけで歩けますね」
「下半身丸々無いし、鍛えてるからね〜」
「それに人間を舐めるんじゃないわよ?足が無くてもボクサーになった人だっているぐらいなんだから」
「ただね〜…普通に動き難いのよね…」
「そうだろうと思い義足を作って起きましたよ」
「アンタ仕事出来るって言われるでしょ?」
「何でこんなにぴったりなのよ…しかも無駄に使い易いし」
「まあ、良いわ…有難うね」
「いえいえ、こらぐらい大した事ではございません」
「あ、そうそう賭けに負けたんだから借金、やってちょうだいね」
「ええ、そう言う契約なので」
「…そうね、注射器有る?」
「有りますが」
黒服から1本の注射器を受け取ると、自分の腕に刺し、血を抜き取る
「はい、こんなに良い義足を貰ったのだから注射器1本の血液ぐらいあげるわ」
「なんと…クックック、有難うございます」
「さて、そろそろ出ようかしら」
「ええ、見送りしましょうか?」
「出口分かんないしお願いするわ」
「ええ、こちらです」
「久しぶりに来たわねアビドス」
「ホシノちゃん、驚いてくれるかしら?」
「…あ、ユメちゃん無事かしら?」
「う〜ん…あ〜…」
「お腹空いたし柴崎ラーメン行こう!」←脳死である!
「ふんふふ〜ん…あら?」
「む、すみません現在こちらは立入禁止です」
「え?本当?」
「…てあら?貴方…ゲヘナの風紀委員会よね?何でアビドス自治区に居るのよ?」
「それは教えられません」
「…怪しいわねアンタ…もしかしてアレが関係有るのかしら?」
「え?アレ?」
アレと言われ風紀委員が複数名振り返る
その瞬間
「オカマ式喧嘩手法!」
一瞬の内に風紀委員を殴り飛ばし気絶させる
「なっ!敵襲!」
いきなりの襲撃者に風紀委員会は大混乱している
その隙を逃すまいと捌き切る
(まさかもう風紀委員会の襲撃だったとは…やっぱりストーリー流れるの早いわね〜)
「まあ、今はそれは良いとして…久しぶりの大乱闘…胸が高まるわ!」
「アコ行政官!大変です!」
『何ですかこんな時に?』
「東側の包囲網に敵襲!」
『なっ!?ど、どう言う事ですか!敵の情報は?!』
「数は1だけなんですが既に向こうは半壊状態です!」
『たった1人に何してるんですか!』
「た、ただ相手が!」
「相手は誰なんですか?」
「そ、それが!」
「鬼神なんですよ!」
「「『…え?』」」
「蹴散らしながら、こっちに猛スピードで接近中です!」
「敵襲?」
「ん、増援?」
「先生、何か知ってる?」
"いや、分からない"
「え、鬼神…本当に居たんだ」
"え、鬼神?"
「有名だよ、ゲヘナとかの賞金首を狩りまくってたんだけどその姿が鬼みたいだから鬼神って呼ばれてるみたいだよ」
「最近は行方不明だったんだけど…」
「そんな奴が何で来てんの!?」
『何とか止めてください!』
「無理です!てかもうすぐそこです!」
『なっ!出来るだけ戦力を集m』
ドカーン!
「「『!?』」」
「き、来たー!」
風紀委員会だけでなくアビドス組や便利屋組も爆破した方を見る
こつ、こつ、こつ、こつ
砂埃の中から1つの足音
そして人影が見える
「あらあら、ここってアビドス自治区なのに…な〜んで風紀委員会が居るのかしら?不思議ねぇ〜…ねえろそう思うでしょ、風紀委員会長のペットちゃん?」
「あ、アババババババババ!っあ…」
バタンッ
「あら?ふふ、アタシの顔を見ただけで倒れちゃうなんて…ん?あれ?アルちゃんじゃない!」
「え!?凛さん!?」
「え?知り合いなのアルちゃん?」
「久しぶりね〜、昔と随分と様変わりしたわね」
「ま、まさか、鬼神って凛さんだったの!?」
「あ〜、何かそうみたいね〜て、今は話は後にしましょう」
『何故貴方がここに!』
「別に、久しぶりに大将のラーメンを食べに来ただけよ…まあ、全壊してたけど」
「ねえ、アンタ…今アタシもの凄く機嫌悪いのよ…アンタらのせいで大将の店もぶっ壊されたし…アタシ的にはその理由だけでゲヘナとの全面戦争だってしてやるけど?」
『っ!』
そんな風にアコに対し脅しを掛けていると
「アコ…何してるの?」
『…え?』
『ふ、風紀委員長!?』
「…あら、風紀委員長ちゃんじゃない」
「…凛」
「私…貴方とは戦いたくない…」
「…うふふ、分かってるわよ」
「ただやれるってだけの話」
「アルちゃん、今の内に!」
「え!?いやでも…凛さんが」
「良いから、今は逃げよう!」
(よ〜し、ストーリー通り逃げたわね…てか今ホシノちゃんに会うのは良く無い気がする…う〜ん…よし、アタシも1度撤退するかしら)
「…はあ…アタシ、帰って良い?大将に会いに来ただけだし…これ以上
「…分かった」
「じゃあね…あ、そうだ」
「ねえ、貴方…確かシャーレの先生…だったかしら?」
"うん、そうだよ"
「うふふ、アタシは玉柄凛…まあ、見ての通りオカマよ」
「貴方に少し、伝言頼みたいんだけど良い?」
"…何?"
「ホシノちゃんに「あんまり抱え込み過ぎない様にね」って」
"分かったよ"
「うふふ、有難うね」
「貴方!ホシノ先輩と知り合いなの!?」
「うふふ、ちょっと昔にね」
「ん、それじゃアタシは帰るから皆気を付けてね」
タタタタタタタ
パルクールを駆使し、場を去る
「はあ…後は待つだけね」
「先生に、GPSも着けたからストーリーの流れも分かるし…」
「あ〜、楽しみだわ」
「良かったんですか?」
「何が?」
「小鳥遊ホシノに会わなくて」
「…別に時が来たら会いに行くわよ」
「そうですか」
「あ、血液ってどうしたの?」
「クックック!アレは凄いですよ…あんな物を持っている貴方はまるで…
の様ですよ」
「貴方の血液には尋常な量の神秘が見つかりました」
「…え、マ?」
「注射器の血液だけでも生徒3人分の神秘です」
「どうやら貴方が出血死しなかったのは神秘が血液の変わりをしていた様です」
「なるほど…通りであの怪我でユメちゃん運べた訳だ…」
「…あれ?ならアタシの神秘をほとんど持ってったビナーって凄くね?」
「…まあ、今更良いか」
(暫くの間どうするべきかしらね…その問題が解決してねえ!)
「…よし」
「どうしました?」
「いや、行き先を決めただけよ」
「ほう…どちらえ?」
「ええ…行き先は
アリウス自治区よ」