コン、コン
「こんにちは先生、失礼するわ手伝い…に…」
あの日から翌日、アタシはシャーレの先生を手伝いに来て部屋に入るのだが…
"あ、凛…いらっしゃい"
中では高さが少なくとも1m弱あるであろう書類が大量にあり、それを片付けている先生がいた
しかも先生の目元は隈があり、寝ずに片付けていたのが丸分かりだった
「はあ…寝てないわね」
"あ、あはは…そうなんだよね"
「りんちゃんったら…人手が無いからってキヴォトスに来たばかりの先生にこの量をやらせなくても…はあ…」
「たく、手伝うわよ先生」
"あ、ありがとう…でも大丈夫?"
「アタシは大丈夫よ…後、先生は寝なさい」
"い、いや…寝る訳に「隙有り」あ…"
言葉を遮る形で首にチョップを食らわせ、先生を気絶させ夢の世界に送る
「たく、来て早々書類仕事で過労死なんて洒落にならないわよ…」
先生を担ぎ上げ、ソファーに寝かせる
「さて…やっちゃいますか」
そのまま書類の山をさばき続けた
カァーカァー
"う…う〜ん…っ!"
"寝てた!し、仕事は!?"
「もう終わらせたわ、後は、先生しか出来ない書類だけよ」
"ご、ごめんね"
「良いのよ、気絶させたのアタシだし」
「来て早々過労死しましたなんて笑えないわよ?」
「程度に休みなさい」
"あ、あはは…はい"
「明日また手伝いに来るから、ちゃんと休みなさいよ」
"ありがとうね"
翌日
「はあ…またか」
入ると、昨日より大きい書類の山が有った
"あ、いらっしゃい凛"
「おはよう先生、昨日の時よりは隈も酷くないけど…仕事は酷いわね…」
"あはは、でも寝れたから進んではいるよ"
「一応ちゃんと寝れるのが普通なのだけれども」
"あ、そう言えば手紙が有ったんだよね"
「手紙…もしかしてアビドスかしら?」
"よく分かったね"
「オカマの勘よ」
「どうせ、アビドスから助けてって手紙が来たんでしょ?」
"当たり"
「なら行ってあげなさいな、仕事はやっておくから」
"え?でも悪いよ"
「良いのよそれに…アビドスの方がかなり大変だから助けに行ってあげて」
"う…う〜ん…うん、分かったよ"
「…あ、そうそうアビドスなんだけれども行くなら最新の地図に、最低でも3日分の食料と水は持って行きなさい」
"え?ど、どうして?"
「彼処ね、砂漠化がかなり酷いのよ」
「そのせいで住宅街の中でやってる店も全くと言って良い程無いし、偶に遭難者だって出るぐらいだから」
"そ、そうなの…気を付けるね"
「ええ、頑張っていってらっしゃい」
「こっちも仕事終わらせたら助けに行くから」
「ちょうど近々アビドスに居る友人に会いに行く予定有るし」
"分かったよ、行ってくるね"
バタンッ
「…さて、ちょっと張り切るかしら」
シュバババババババババ
鬼の速さで山の書類をさばく
「あ、そうだ」
プルルルル プルルルル
『はいもしもし』
「あ、もしもしりんちゃん」
『凛さんでしたか、後りんちゃん言わないでください』
「今、アタシシャーレで仕事さばいてるんだけれども」
「この先数日分の仕事持って来てくれないかしら?」
『…正気ですか?』
「大丈夫よ、アタシって結構書類仕事得意だし」
『…分かりました』
「よろしくね…後、先生の仕事多すぎだから少しぐらい減らしてあげて、せめて睡眠時間ぐらいはあげなさい」
『大丈夫です、忙しいのは今だけなので』
「はいはい、じゃよろしくね」
ピッ
シュババババババババババババ!
シュババババババババババババ!
プルルルル
「はい、もしもし」
「…ああ、あの件ねそれでどうしたの?」
「…ああ、やっぱりそうだったのね」
「ええ…ええ…分かったけど今忙しいからまた今度時間作るわ」
「…あ、そう言えばあの子…今どう」
「…そう、分かったわありがとう」
「それじゃあ切るわね」
ピッ
「失礼します、玉柄さん持って来ましたよ…それで先生は?」
「先生ならアビドスに行ってる」
「そうですか」
「それで仕事は?」
「こちらです」
「…わーお」
りんちゃんが持って来たのは、今の量の数倍の山だった
「…やれますか?」
「…ふ、アタシを誰だと思ってるのよ?」
「このぐらい、簡単よ」
「ふう〜、まだまだ!」
「この程度でアタシを止める事なぞ出来ぬっ!」
「まだよまだ!」
「あれ?そう言えば先生大丈夫かしら?」
(原作通りに行けばシロコちゃんが拾ってくれるはずなんだけれど)
「まあ、何か有ったら連絡してくるでしょうね」
「あ、珈琲淹れましょ」
一方その頃先生はと言うと
"そ…想像以上だった…"
先生は原作通りめっちゃ迷ってた
書類仕事を開始して7時間経過
「ふう、終わった〜」
プルルルル プルルルル
「はい、もしも『姉貴ー!大変です!』どうしたの?」
『またうちがやってる店が美食研究会に!』
「嘘!?」
『後、隠れ家の1つが温泉開発部に!』
「…オーマイゴット」
「はあ…分かったわすぐ行く」
「あ!姉貴!」
「こんな時に何なのかしらね」
「すみません!アタシらがもっとしっかりしていれば…」
「それは大丈夫よ、この失敗はまた取り返してくれたら」
「それより…温泉と美食は?」
「温泉開発部は第1部隊が捕獲、美食研究会は現在も逃走中、第2部隊が追ってます」
「絶対に捕まえなさい」
「それで被害が増えたりは?」
「はい、美食研究会によって複数の道路破壊されました」
「迷惑を考えてほしいわね…補修を急ぎなさい遅くとも明日の朝には一般の方々が安全に通れるぐらいにはしておいて」
「了解」
「それで、温泉開発部の子達は?」
「現在は鬼怒川カスミ、その他の部員全員を地下牢に入れてます」
「はあ、風紀委員会に通報は?」
「既にしており、そろそろ到着する頃合いかと」
「分かった」
「姉貴良いですか」
「あらどうしたの?」
「今、第2部隊から連絡が入りました」
「どうだった」
「…見失ったようです」
「…そう」
「いかが致しましょうか?」
「各学院にいる諜報員達も使って徹底的に調べなさい」
「絶対に捕まえて、風紀委員会に持ってって」
「アタシ達玉柄組の名に賭けて、必ず捕まえるのよ」
「イエッサー!」
…このオカマ何者なんだろ
↑
自分でもよく分かってない
「最終章に活躍出来るぐらい強くしよ」って思って設定盛り盛りにして出来たのがこのオカマ
実際調節ミスったし、何故かヤクザみたいなの出来ちゃったし…
おまえなんなんだよ!!