ARMORED CORE 6/IF 番号あるやつら、幻の0番居がち 作:寒冷紗
9は絶対強いってことしか分かりませんし8とかどうしたらいいのかわかりません
木星戦争で死んだってことにしちゃおうかな 当時レッドガンいるんだっけ…?
「621、聞こえるか」
ヘリの中でハンドラーからの通信を聴く621。
アセンブルはおおよそ初期のまま。飾り気の無いACの眼が静かに光る。
「アーキバスの部隊が先行している。情報によるとベイラムは壁の攻略にほぼ成功しつつあり、メインの敵戦力はベイラムの手のものだ。…特に注意するべきはG4ヴォルタか。流石に無傷ではないだろうが…以前ダムで共闘した時もなかなかの強さだったな。」
事前のブリーフィングとは大きく違う内容がハンドラーから告げられる。おそらくアーキバスとしても想定外なのだろう。
しかしやることは変わらない。重火力重装甲の本丸と、MT多数の殲滅。元よりそのつもりである。
"メインシステム、戦闘モードを起動します"
「生きて帰ってこい。それがお前の仕事だ。」
投下された先で、621はベイラムを殲滅していく。どうやらヴォルタは壁内の建物を盾に籠城戦をしているようで、他のMTの援護には来ていない。
外周から、ひとつづつ。はぐれた/突出したMTを墜としていく。
負けるようには思えない運び方だった。
「…!?…621、通信が入った。別方面で陽動に当たっていたアーキバス部隊が所属不明ACによってほぼ壊滅。…V.IVラスティも敗走したらしい。注意…いや、来るぞ!」
壁内に乱入する一機のAC。黒いボディから赤い炎を吹き上げ、謎の闖入者が降り立つ。
「ヴォルタ、新手だ!あいつは…独立傭兵…か?」
「621、あのエンブレムは…」
「オイオイレッドガンじゃねえか、あれ!?」
その右フロントアーマーには、レッドガンのエンブレムが描かれている。
「###」
621が三回ノック音を鳴らす。ハンドラーに指示を仰ぐ時の符牒である。
「…アーキバスからの通達は無い。おそらく新手もレッドガンだ 殲滅しろ、621。」
「#」
1回。肯定である。
黒いACのアセンブルはバズーカ、ブレード、そして一対のミサイル。
不思議なことに621と同じような構成である。
621が仕掛ける。アサルトブーストを起動、ミサイルを撃ち込みつつ接近してバズーカを撃ち込むが、あえなく回避される。
FCSが近接向きではないP05だからだろうか。腕の反動制御の問題だろうか。どれでもないのだろう。黒いACは早い。
さらに上から到来するプラズマミサイルを大きく避け、黒いACのミサイルが火を吹く。
3つのプラズマミサイルが正面から、紐のついたミサイルが側面から到来する。上方へ避ける621。しかし、視界には黒いACは居ない。
「!?621、そのブレードは…!」
赤い刃が621に側面から切り掛かる。
FCS制御で庇いきれない威力と衝撃がかかるが、621はそれでも一旦距離を取る。
しかし、先ほど避けた紐付きのミサイルがさらに追いすがり、さらにアサルトブーストで黒いACが詰めにかかる。
「離脱しろ、621!何かがおかしい!」
「#」
肯定はする。しかし、容量の小さい大豊製軽量ジェネレーターでは逃げ切れない。エネルギー切れを狙いデタミネーションバズーカを撃ち込まれ、ACS負荷限界に陥る。さらに黒いACはブレード…ではなくキックを621に打ち込む。
壁外へ蹴り出された621をそれ以上追うことはせず、黒いACはそのままアーキバスMTの殲滅へ向かう。
「…見逃された、か?……まずは撤退だ。アーキバスには俺から話をつけておく。まずは休め、621。」
「#」
─────
アーキバスはその後壁越えを諦め、壁はベイラムのものとなった。
621は壁越えから撤退したものの、大事なく帰還に成功。ルビコン解放戦線からの工廠調査の依頼を受けることになるが、それはまた別のお話。
先のシナリオが思いつきません。とりあえず621は戦友認定されないだけで概ね本編ルートに行きますが、レッドガン視点だと何をしてるんでしょうか。
っていうか戦友認定フラグ折れたのやばいなこれ 書いてから気づいたんですがなんなら解放戦線ルート折れたんでは?どうしよう