勘のいいガキはデカパイハーレムの夢をあきらめない! 作:そとみち
【side イレヴン】
「ふッ! やりますねノイン! 近接戦闘もこれほど動けるとは……!!」
「加速魔法重ねがけのゴリ押しですけどね~! 近接無詠唱下級魔法ガン攻めコンボは古い時代のトレンドだったんですよ~! いくぞ~くらえ~!!」
訓練の相手を務めるノインに、賞賛の言葉を送る。
マスターの女の一人としてここ最近はずっと共にいる彼女だが……戦闘面では、彼女の実力をこれまではほとんど見たことが無かった。
共に遠征したグランガッチでも、王都の戦争でも、トゥレスの騒動でも、ノインは戦いの場に同席していなかったからだ。
レベルは200の上限に達しており、転移陣の展開や蘇生魔法などと扱える魔法が凄まじい事は知っていても、戦いの場ではたして私達のようにマスターの矛であり盾となれるのか……気になっていた所であった。
しかしこうして相対して見れば……心底驚かされるほどに、その身に力を隠し持っていた。
「──────
「くっ、この、矢継ぎ早!! 速い……!!」
身のこなしも十分以上に動けており、近距離から
なるほど、これは確かにゴリ押しだ。
魔法への抵抗力の高い私やサザンカでも、魔法攻撃を受ければわずかながら動きが止まる。対処をしなければならない。
しかもこの矢継ぎ早の無詠唱下級魔法は雪崩式に重ねられるのだ。
遠距離からのそれであれば回避しながら接敵という手段も取れるが、この近距離では回避がまず厳しい。
魔法が当たる事で、攻撃に移ろうとする一瞬が潰される。
微弱ながらダメージもあるので、純粋にこちらの体力が削れていく。コンボが途切れない。
しかもノインは装備しているアクセサリーやスキル等で魔力回復が常人よりも速いため、消費魔力をかなり抑えている。万が一反撃が来たとしても即座に
相手に選択肢を与えない魔法の行使。
戦闘巧者と感じるには十分なそれを見せてもらった。
「─────いい時間になった! そろそろ一度休憩を取るぞ!!」
そんな新鮮な驚きを『イジェクトガード』で魔法を弾きながら受けていたところで、この訓練の監督役であるヒルデガルドから声がかかり、下級魔法の嵐は収まりを見せた。
これほど連射を果たして魔力切れになっていないのだから、エルフであるティオにも負けない凄まじい魔力の持ち主である。
流石は王族一の才能の持ち主と言ったところか。
「……ふぅ。お疲れ様ですノイン。いいものを見せてもらいました」
「いえいえ~。私もレベル200を超えてまた成長が出来たので~、もっとロックくんの力になれるように頑張らなければ~」
お互いに一息ついて組手を切り上げ、休憩に入る。
ノインが汗のケアとして
他にも訓練の中で負傷した者がいれば、ケンタウリスのメンバーであるマルカートとソプラノが回復魔法を掛けてくれて、万全な準備をして訓練は進められていた。
「……おや?」
「ん~?」
そんな休憩中で、私はマスターは今どうしているだろうか、と観客席にいる彼の方を向いて、そこにある光景に首を傾げた。
共にそちらを見たノインも疑問を覚えたようだ。
観客席の最前列に座るマスターの、その隣。
昨日も王城にて顔を合わせた第六王女のマリアがいて、二人でお互いの間にある何かを見下ろすような形で向かい合っていたのだ。
「何をしているのでしょうかマスターは。あれは……チェス?」
「の、ようですね~? マリア姉様はチェスがすっごい上手なんですよね~」
「そうなのですか?」
「ええ。なにせ王都で開かれるチェスの全国大会で10年連続優勝してますから~」
「圧倒的じゃないですか」
ノインの話によれば、なんとまぁ世界で一番チェスが上手な人だったということで。
そんな人がなぜマスターとチェスを打っているのだろうか。昨日の件を話すついでに手慰みに……といった流れだったのか?
分からない。だが、マスターが打つチェスというのは少々興味がある。
どんな手筋であの人は打つのだろうか。
最もオープンスタンダードなルイ・ロペスから始まるのか、汎用性が高いロンドンシステムになっているのか……いや、あのマスターの事だ。
少なくとも、まともな定石は打たない気がする。
「休憩時間ですし、盤面を見に行ってみましょうか。マスターがどれだけボコボコにされているのか楽しみです」
「あはは~。そうですね~、私はあんまりチェス詳しくないですけど……マリア姉様がロックくんにどんな話してるのかも気になりますし、見に行きましょうか~」
ノインを誘い、マスターとマリアが打っているチェスの盤面を眺めに向かった。
※ ※ ※
【side another】
イレヴンとノインが観客席に移動し、勝負の邪魔にならないように言葉はかけないままに、二人の作り上げた盤面を見下ろした。
チェスに疎いノインがそれを見てもピンとは来なかったが、高性能AIを搭載したアンドロイドであるイレヴンは当然にしてチェスにも造詣が深く、そしてそんな彼女が盤面を一目見て、いの一番に沸き上がった感情があった。
(────どうやったら
異常な盤面であった。
イレヴンはチェスの定石をほぼ抑えている。盤面が進めばおおよそどのように駒が動くのか理解しており、無論の事通常のチェスの盤面であれば一瞥すればどちらが優勢なのか察することができる。
そんな彼女が一目見て理解できない現状の盤面。
一部だけを切り取れば……マリアが有利か? もう数手伸ばせばチェックメイトまで迎えるようにも思える。
いや、だが待て。マスターの自陣、かなり際どい
これも数手……いや、十数手先まで読めば……まさかマスターが勝つ、か?
いや、しかしその手数を重ねる中でマリアがさらに優勢になる様な……いや違う。
その途中でマスターが切り返しを間違えなければナイトが本陣に切り込める。……切り込めるか?
なんだこれは? これが人同士が打ち合った結果の盤面か?
(どういう手筋を踏めばこんな陣形に……? ランダムに駒を置いたと言われた方が信じられる。駒落ちか手番待ちをしてマリアがマスターを試したのでしょうか? いや……それでも……)
疑問を持ち、イレヴンがマスターの対面で盤面を眺めているマリアの表情を見る。
ツリ目気味の瞳が、しかしどこまでも冷静にこの盤面を眺め、次の一手を考えている様だ。
この状況すらも彼女の考えの内なのだろうか。
もしそうであるならばノインに聞いた通り、相当な腕前なのだろう。
面白い。興味を持ちながら、イレヴンはノインと共に静かに勝負を見守った。
しかし、傍目には冷静の極みにある様なマリアの内心は、かつてないほど混乱していた。
(───この、少年!! ありえないわッ……!! どうしてこんな手を打てるの!?)
イレヴンにさえ察させなかった冷静な態度は、彼女がチェスの勝利を重ねる中で研鑽したポーカーフェイスの極みによるものであって。
どれほど内心で焦燥を覚えても、表に一切出すことはないのがマリアの強み。
対戦相手に僅かでも焦りを読み取られれば、それは敗北の可能性を増やすことに繋がる。
勿論の事、このチェスの勝負でも敗北は許されない。
勝利の手を探りマリアの脳が超高速の演算を行っていた。
(……元々は、コミュニケーションを兼ねた軽い手慰みのつもりだった)
演算と並行し、この勝負を持ちかけるに至った動機をマリアが振り返る。
元々、自分は勘違いされやすい人間であることを自覚していた。
どうにも言葉遣いが宜しくないのか、本心しか伝えていないのに曲解されることが多いのだ。
故に、ロックと言う少年に対しても、会話以外の部分でマリアなりにこの少年を理解したいと考えていた。
そのためのチェスの勝負の打診であった。
マリアはチェスのプロだ。
世界最強の称号を持つ彼女は、チェスにおける全ての一打に込められた意味を読み取ることができた。
チェスプレイヤーであれば、どのタイミングで攻め、どのタイミングで守り、どの作戦を選び、どのように勝利への道筋を立てるか……その一つ一つから、マリアは相手の性格を、人となりを読み取る自信があった。
これまでに家族と打った時や、大会で対戦した時も、相手の性格をおおよそ読み取ることができて、それは実際に関係を深めた後でも間違うものではなかった。
マリアは、チェスと言うゲームが世界最高のコミュニケーションツールであると思っていた。
だからこそロックにも勝負を持ちかけた。
チェスは得意ではなかったのか、勝負を持ちかけた時にはあまり乗り気ではない様子の少年だったが、別に勝敗は問わない事、暇つぶしの一環だからと説得し、付き合ってもらった。
たとえ初心者であろうと構わない。打ち手のレベルに応じて差す手は勿論変わっても、そのレベルすらマリアは推察し、それに付随する意思を、性格を読み取ることができるから。
もしロックがあまりにも初心者であればある程度手加減をしながら、愛する末妹の夫たるこの少年がどんな性格なのか掴めるまで打ち込もうと。
そう考えて始まった勝負。
一手目。お互いにポーンを動かす。
当然にして必然の一手。ここから先は無限の可能性がある。
二手目。再びポーン。
この時点で定石を知っていれば読みが生まれてくるが、今はまだ判断を決めつけるには早すぎて。
三手目。なぜかロックがナイトを動かした。
性急すぎる。流石にこの一手はどう考えても己に不利になるはずで。やはり初心者のようだ。心の中で苦笑が漏れる。
四手目。再びポーン。
この時点でおおよそこちらの駒の動きとロックの動かし方で道筋は立てられた。いくつかある定石を手札として、後は駒で対話をするだけで。
五手目。─────震えた。
普通に見れば凡庸な一手。
雑に駒を動かしたと見える其れ。
だが、マリアの類稀なる思考がその先の可能性を読み取り……その中に、先程動かしたナイトが極めて細い道をたどった先に刺客として生き返る未来が見えた。
トロンポウスキーアタックの変形の受け? 否、それであれば定石どおりに打った方が難易度も下がるしこちらの手も引き出せる。
カロカンディフェンスに対してサクリファイスをからめたキングサイドアタックを見込むヒルビリーアタック・シェファーギャンビットを狙っている?
だがそれに至るまでにどれほどこちらの手を読み切っていれば……いや、まさか? それすら見越した別の意図がある一手?
……そんなはずはない。そんなはずは。
恐らくはこれもただ目の前の盤面を見て動かした一手……だったらあり得ない。
それならば今は守りを固めるだろう駒を動かすか、若しくは攻め込むか。
そのどちらでもないこの一手の意味が読めない。
六手目。
七手目。
八手目。
……この時点で、マリアの脳内は無限のクエスチョンマークで埋められていた。
ロックの打つ駒に、
定石を追うように、それをフォローするように打つのならば理解る。
定石を無視して、初心者らしく目の前の駒を奪い合うならば理解る。
未来形を想像して、それに至る様な道筋を組み上げたならば理解る。
だがこれは。
その全てに合致していない、ランダムのような手筋ばかりで。
定石に沿うかのように、まるで熟達のベテランが打つかのような安心感のある手筋を踏むかと思えば次の一手はまったく己の利にならないような一手を打って。
どちらにも対処できるように広くこちらが構えれば、それをあざ笑うかのように急所となる一手で踏み込んで。
完全にその先の策を読み切った確信と共に、罠を食い破らんとこちらから攻めの先陣を切り崩そうとすれば、先程までの思考などまるで無視したような位置から駒を動かし、しかしそんなことを繰り返し続けるといつの間にか盤面が整理されて五分五分の状態に持っていかれている。
1、2、3、4、5……と進める手筋が、34手先から遡られた上に途中もランダムでしかし結果に至られるような、人間の思考ルーチンでは、
理解が不可能なロックの手筋に、マリアは心の底から畏怖を覚え始めていた。
「…………っ」
この先の手筋の演算とこれまでのロックの打駒の考えを振り返り、結論としてマリアが次手を打った。
ここまで盤面が進めば、マリアのチェス頭脳であれば先に至る全ての手順パターンを読み込める。
だがそれは必勝を確約する物ではない。ロックがどう打つかによって、どちらが勝つかが決まってしまうのだから。
故に、マリアは己の勝利に最も近づく一手を選んだ。
この先ロックが動かせる14の駒227通りの選択肢の内、マリアの勝利が確約される打ち筋は224通り。
たった3パターンの、今の盤面から見て明らかに損となる打ち筋をしなければロックの勝利は訪れない。
無論その先のチェックメイトに至るまでのか細い道筋ですら、一つ間違えればマリアの勝利が確約する。
そんな、最適解として
間違いなく最も勝率が上がる一手はこの一打だっただろう。
そんな一打を受けて、ロックは数秒の間も無く返手を行った。
「ほいっと」
「───────ッッ!!」
それは、マリアが恐れていた己の負ける可能性が残る3パターンの内の一つ。
ここから先、最悪の形である己のチェックメイトまでの打ち筋も、同様に何万何億と選択肢がある中で、唯一ただ1ルートのみがロックの勝利という結果に終わる一手。
最もロックの勝率が低く、しかし決して0にはならず───そして、最も残酷な一手であった。
(これを、寸分の思考の時間もなく打つということは)
そこで初めて、ようやく、マリアはロックの一手から意志を感じることができた。
(……全部読めてしまっていると言う事ね)
己の敗北を悟った。
この盤面に至るまで……いくつもの選択肢があった。
チェスと言う、8×8の盤面に内包された無限の可能性。
マリアが真っすぐ、動揺せずに打ち続けていれば負けることはなかっただろう。確実な一手を積み重ね、己の勝利に可能性を塗りつぶしただろう。
だがロックの余りにも挑戦的な、感情を感じさせない無機質な打ち筋に惑わされ、誘導され、最終的に敗北を確信させる一手を打たれた。
芸術的にさえ感じる、美しすぎる一手。
(すごいわ。ノルンの夫は……なんてすごい男なの。こんな残酷なまでに綺麗な盤面を作ってしまうなんて)
勿論ロックの事は評価していた。
奇跡の体現者。理不尽の塊。
勘という言葉とふざけた態度に己の天才性を隠す、
王都を救われた恩もある。末妹が嫁いだ相手と言う事もあり、関係を良くしておきたくて誘ったこのチェスであったが……勝負の結果として生まれた感情は、想像していたものと少し違った。
(……ノルンが羨ましいわ)
応援するべき末妹の恋路に、羨望を覚えてしまうような何か。
人生初のチェスでの敗北を経験したマリアは、その相手に崇拝にも近い恋心を抱えて。
「────リ……」
己の敗北を。
降参を意味する『リザイン』の言葉を零そうとして、しかし次の瞬間に。
「ロック!!! ロックはいるかッ!! スマンが至急王城に来てくれッッ!!!」
声の五月蠅い兄、第五王子アンドレの叫び声に降参の言葉はかき消された。
※ ※ ※
【side ロック】
「───ロック!!! ロックはいるかッ!! スマンが至急王城に来てくれッッ!!!」
「ひょっほえ!? 何ィ!?」
『みゃあっ!?』
マリア様の北半球丸出しハッピーデカパイを眺めながらチェスに興じるという素晴らしい午後を満喫していたところで、急にアンドレ様の叫び声が聞こえてびくっと体が反応してしまった。
同じくびっくりキャッツ! したミャウが俺の頭の上から飛び跳ねて、チェスの盤上にダイブして。
「あ」
「あっ……そんな……」
「おや」
「わ~」
『みゃ……みゃっ!? み……みゃぁぁ……』
ものの見事に駒を蹴散らして盤面をバラバラにしちまったのだ。
オイオイ何やってんだよミャウ。ものっすごい申し訳なさそうなツラしよってコノー。
いや悪いのはいきなり闘技場全体に響くほどの大声出したアンドレ様だけどさ。
俺はどうでもいいけど真剣にやってくれてたマリア様に申し訳ねぇやろがい。
「すんませんマリア様、ミャウが崩しちゃって……まぁアンドレ様にもなんか呼ばれちゃったし、勝負はここまでってことでいいっすかね?」
「え? あっ、そう、ね……残念だけれども、盤面が崩れてしまってはこの局は勝負無し、ということになってしまうわ……」
「っすね。そんじゃアンドレ様に呼ばれてるんで俺行ってきます。続きはまたの機会ってことで」
「あっ……ま、また……打ってくれるの?」
「え? いやだってまだ勝ち負け決まってないスから……あれ、嫌でした?」
「いいえ、そんなことはないわ! それじゃあまた……いつか、心征くまで打ちましょう?」
「はい! 楽しみにしてますよォ!!」
てなわけでミャウを取り上げてお詫びする。ついでに再戦の約束もしておいた。
ガキ共相手にチェスしたこともあるけど大体アイツら勝ち負けが決まる前に休み時間が終わったりして勝負が途切れると機嫌悪くなるからな。
やっぱりそういう勝負ってきっちり結果決まるまでやるもんだと思うし。
まぁ多分俺が負けてたんだろうけどな。
マリア様めっちゃ打ち方サマになってたし王族だから強いんだろうなきっと。知らんけど。
再戦を約束したら、座った姿勢で俺を見上げてふわりと微笑んでくれた。
ヤダ可愛い。北半球のデカパイが白くて眩しくて俺にヨシ。
「マスター、私も同行します。アンドレがあれ程慌てるほどの事情……何かあってはいけませんので」
「私もお付き合いしますね~」
「ん、了解。ヤバい感じはしてないすけどね……んじゃ行きますか」
そしていつの間にか俺たちの勝負の観戦に来てたイレヴンとノインさんの二人も一緒に行くとのことで。
マリア様のデカパイにずっと集中していたから気付かなかったわ。流石はノインさんのお姉さんなだけはあるデカパイ仕草だったから。エロいマリア様が悪いんや……。
チェス自体は
ガキ共とやってるとホントによくキレられたからな。そのせいでチェス自体に苦手意識あったんだけど今日で濯がれたわ。
チェスはデカパイ美人とやるゲームだったんやなって。(学び)
「お兄ちゃん! マリア様とチェスしてたの?」
「んー? そうだよ? 暇つぶしに誘われてさ」
そして観客席から闘技場の舞台、転移陣の中央に立つアンドレ様の元へ向かっていた途中でティオに声を掛けられる。
コイツも遠目に眺めてたんかな。まぁそりゃ心配するわなコイツなら。
孤児院の事も知ってるし。
「ええー……大丈夫だった?
「大丈夫……ってか悪いティオ、今は急いでるからさ」
「あっ、そうだね、うん。ごめんごめん。気を付けて!」
しかし今はそんな話をしてる暇はない。アンドレ様が直々に俺を呼び出すという緊急事態なのだ。
王城に何が待っているのかは知らないけど……でもまぁ、勘にヤバい事態のそれだって感じは響いてないしな。なんとかなるやろ。
アンドレ様にも挨拶して、早速俺たちは王城に向けてワープした。
「……なぁティオ。ロックって
「
「アイツ平気で駒を動かせないところ動かすもんなぁ」
最後になんかティオとカトルが話してたようだったけどその後すぐにワープしたので俺の耳には入らなかった。