勘のいいガキはデカパイハーレムの夢をあきらめない!   作:そとみち

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157 デカァァァァァいッ 説明不要ッ!!

 

 

 イレヴンの新装備も無事受領して、改めて夕飯の時間となった。

 サザンカさんが庭に七輪出して炭で焼いてもらった完璧なウナギ料理。リンの為にも相当な枚数を焼いてくれたが、しかし俺としてはウナギ料理の真の主役は米だと思っているところがあります。

 めちゃんこ美味しい米の炊き方は俺もサザンカさんにバッチリ習って覚えたからな。今や王都にあるどんな定食屋よりも我が家のコメは美味しいぞ。

 そんなわけでみんなでウナギに舌鼓を打ちまくっていた。ミャウにも味薄めたウナギの切り身をお出ししている。

 

「んー!! うまい!! ウナギおいしい!! おかわり!!!」

「ええ、これは素晴らしく美味です。相変らず流石ですねサザンカ」

「焼き加減が最高でふわふわカリトロで……んでこのタレが米にめっちゃ合うなぁ!! 白焼きもうまっ!!」

「この白焼きすっごいなぁ~……! ちょっとこれは……私はお酒ほしくなるなぁ~……!!」

『みゃあ!! みゃあみゃあ!!』

「ははは……実に身の詰まったウナギが売っていた故な。リン殿は喉に骨が刺さらぬよう良く噛んで食べるのでござるぞ。ノイン殿には晩酌用に白焼きを取っておきましょうぞ」

「わかった!!」

「助かる~!」

 

 ママ……。(幻覚)

 いや俺のママはシスターなんだけどさ。でもロック家のママは誰かって言ったらサザンカさんなんだよね。

 赤カブトと呼ばれる赤備えを着用している剣鬼モードの時はそりゃもう鬼気迫るって感じなんだけど、家の中とかで気を緩めた時は浴衣とか着て落ち着いた雰囲気で、特に料理してる時はエプロンつけて……体も全体的におっきいからホントに母性の塊みたいになる。

 作ってくれる料理もめちゃくちゃ美味しいし家事も気が利くし……任せすぎちゃあなんかバランスあかんなと思って俺ももちろん手伝ってるけど。家事関係ではホントにお世話になっている。

 サザンカさんが仮に嫁さんになってなくてヒノクニに帰ってたら家事関係の負担大変だっただろうなぁ俺ら。ホントにママだわサザンカさん。頼れるお姉さんだわ。

 

 

 まぁ今夜はそんなサザンカさんを俺が味わっていただくんだけどなァ!!(豹変)

 

 

「ごちそうさまでした!! んまかったー……そんじゃお風呂沸かしますか。リン、お風呂頼むわ」

「はーい。おゆはってくるね」

「その間に洗い物をして、と……イレヴンは新装備の細かい調整があるんだったよな?」

「ええ、頂いた状態でも問題なく使えるのですが、細かくフィットさせる部分と、スキルを使う際に布を開ける所があってそれらを色々と……」

「うむ。んじゃイレヴンはそっち優先してもろて。俺とサザンカさんとノインさんで片付け洗い物しちゃいましょ」

「承知いたしました」

「了解で~す」

『みゃあ……ふみゃむ……』

 

 家主らしくそれぞれに指示を出して、食器の片づけをノインさんにお願いして、俺とサザンカさんは肩を並べて洗い物をする。

 お互い手慣れた手つきでかちゃかちゃと食器を鳴らしながら洗いつつも。しかしふと横を見上げれば、サザンカさんの横顔が少々の紅の色を帯びていた。

 やだ可愛い。意識してるわねコレ。

 

 こう……なんて言うのかな。サザンカさんの魅力。

 物凄く面倒見のいい人で年上のお姉さんで、戦う時はバーサーカーなんだけど普段はホントに回りをよく見てくれて……頼りがいのある大人なんだけど。

 でもこう……えっちなことが絡んでくると急にウブでよわよわになるんだよね。

 告白してくれたホエール山脈の時にも顔を真っ赤にしてたし。大きな体でもじもじしてるのがあんまりにも可愛らしいというか。

 

 俺の嫁さん4人それぞれがエッチ面だと特色あるよなぁとふと思う。

 

 ノインさんは距離の近さと言うか。ノインさんののんびり気さくな雰囲気と、ノルン=オーディンとして生きて来た高貴さがたまに零れてギャップがいい。

 夜はどちらかと言うと奉仕してくれる方だ。おねショタ性癖だからな。まぁ逆転して最後はショタおねになるんだけど。

 

 リンは無垢な幼さがやはり特徴と言えるだろう。先日まで性欲と言う言葉を知らなかった女の子。体は子供のような大人と言う意味で色々と俺の性癖も壊されている。

 エッチの時もとにかく俺がリンを気持ちよくさせてやりたいと思い、そうしてやった。えっちな事を仕込むという楽しみ方で彼女を味わわせてもらっている。

 

 イレヴンは相棒だ。マスターである俺との距離感も主従と言うよりは対等という関係でありたいとお互いに想えているだろうと確信できるくらいに心は通じ合っている。

 ベッドの上でもお互いにお互いを味わう感じ、と表現できるだろうか。愛し合う、という文字通りに俺はイレヴンに愛を注ぐし、イレヴンも俺に愛を注いでくれる。一緒に気持ちよくなる感じが強かった。

 

 そして今日はサザンカさんだ。

 エッチな経験のない、でも知識は人並みにあるだろうこのお姉さんはベッドの上でどんな表情を見せてくれるのだろう。

 やだすっごい興味出て来た。思わずまだ風呂にも入ってないのにむくりと俺の中で心のロックバスターにエネルギーが装填されて行く。

 いかんいかん。常にデカパイを求める俺だが常に性欲をむき出しにしていてはいかんのですよ。エッチはちゃんと雰囲気作って夜にやるものです。まだ早い。

 

「サザンカさん」

「っ、はい」

「お風呂、お先にどうぞ。俺はサザンカさんが入った後に入るからさ」

「はっ、……い。それでは、お先にいただきまする。……その後は、自室でお待ちしておりまする……」

「うん」

 

 洗い物を終えて手を拭きながらサザンカさんの耳元で囁いたら、兜を装備していないのにサザンカさんの顔が赤カブトのように紅に染まった。

 ヤダホント可愛い。こりゃもういっぱい気持ちよくなってもらわねぇとなァ!!

 身長差が大きいが俺は最早何度も経験を果たしたプロ中のプロ。あらゆる体位でサザンカさんを味わうのだ。ぐへへ。

 

 

 

※    ※    ※

 

 

 

 サザンカさんに続いて俺も風呂に入り、夜に備えて全身を清めに清めてスッキリ風呂上がりして、牛乳飲んで歯を磨いて準備バッチリ。

 ノインさんにいつもの(避妊魔法)お願いしてかけてもらって、そうしてサザンカさんの部屋の前にやってきた。

 

「もしもーし。来ましたよサザンカさーん」

「っ!! あ、主殿……どうぞ、お、お入りください」

 

 上ずったサザンカさんの声が聞こえて、扉を開けて中に入る。

 見ればそこにはなんと。

 

「おお、白いッ……生地うっすい……!! なんかえっちだ……!! いい……!!」

「白無垢は流石に準備できませんでしたが、男を悦ばせるための服として準備しており申した。お気に召していただけたならば幸いでございまする」

「ヤダもう色気凄くてドキドキですよ! ……お隣失礼しますね」

「はい」

 

 全身を白くて薄い浴衣っぽい服に包んだサザンカさんがそこにいた。

 ヤダこれすごい……すっごいエッチよ!? サザンカさんのおおいなりすぎる実りが胸元を思いっきり押し上げてるけど生地が薄いから肌に密着してて……その下の肌色が僅かに透けていませんこと!?

 ノインさんはドスケベウェディング、リンはネグリジェ、イレヴンはドスケベタイツで迎えてくれたが……サザンカさんのこれもまたすっごいエッチな雰囲気だ。少なくとも表では着れないなこれ。エッチすぎる。

 

 鼻息を荒くしながらもサザンカさんが正座するベッドの、その隣にお邪魔して肩を並べて座った。

 なお彼女のベッドは通常サイズだと色々足りないので我が家にお越しになられた際にベッド3つを横横縦に並べてスーパーキングサイズにしてある。身長大きいからね。ベッド1つのサイズだと安眠できないだろう。

 その分ちょっと部屋のスペースは削れたけどあんまり私物とか広げるタイプでもないらしく、部屋の中は大変綺麗に整えられていた。

 

 腰を下ろすことで、ぎしりとベットのきしむ音が響いて、お互いの体温を袖越しに伝えあいながら僅かな静寂が広がる。

 童貞であれば緊張の極みにあるだろうが最早俺はこの雰囲気すら楽しめるくらい経験深くなったからね。緊張も照れもドキドキも味わってこそですよ。

 ちらりと見上げればやっぱりサザンカさんも相当ドキドキしているのか、白無垢の色が映えすぎるくらいに顔が真っ赤だ。このお姉さん可愛すぎる。

 

「……あ、主殿」

「はいほい」

「その……あ、ええと……この体を愛していただく前に……す、少し、お話など……よろしいでしょうか」

「もちろん」

 

 緊張を堪え切れなくなったのか、サザンカさんが言葉を濁しながらこちらを見下ろしてきて、話を切り出してきた。

 身長差30センチ以上あるからこうして並んで座ってるのにめっちゃお互いの視線が斜めに交わるね。まぁ俺は普通に胡坐をかいててサザンカさんは正座だから当然ではある。

 なんかこんだけ体の大きさに差があると……子どもに戻ったみたいだな。ガキの頃にシスターに正座させられて説教された毎日を思い出す。

 この体の大きさは魅力だよなぁ……どんな男もママには勝てないのだ。今夜はママみを味わいきりたいところあります。

 それにやっぱり初夜の、契りを交わす前には色々話したくなることもあるよね。二人きりでしか話せないような事とかさ。

 ノインさんもサザンカさんもそうだった。みんなの旦那である俺としてはしっかりと聞き遂げるべきであろう。

 

「拙者が……そも、ヒノクニよりこの王都へ参った理由。拙者の姓でもある鬼龍家の事について、話しておきたいと思いまして」

「ん。そういえばノワールさんに苗字名乗ってたっけねサザンカさん。あん時は忙しかったからスルーしたけど……やっぱりあれかな? ヒノクニで苗字ってなると、身分の高いお家のお生まれだったりしました?」

「いえ、身分は……いわゆる大名とか、その国の王様にあたるような家柄ではございませぬ。鬼龍家はただ剣の道を究め、(つい)の果てを目指す血筋でございました────」

 

 サザンカさんが語った話は、自分の生まれた家柄の事。

 鬼龍家。魔境ヒノクニで最強の剣の頂を目指す、女系の家系。

 とにかく力を求め続けた。150年以上前から、ヒノクニで最も強い剣士であることを求めるだけの、視野の狭い一族であったと述べるサザンカさん。

 己よりも力に勝る(おとこ)に敗北した暁には、命を永らえて(オス)を誘惑し、子種を求め、孕み、次代に最強の夢を託していったと。

 そんな浅ましい一族の、現党首がサザンカさんなのだと。

 今までそんな血筋であることをあまり好ましく思っていなかったという話も零れて。

 

「でも……拙者もまた、鬼龍の血を濃く受け継いだ(おんな)でございました。主殿に、操られた拙者が放った『隼断』を返されて……拙者の心はあの瞬間に主殿に奪われてしまった。どうしても主殿を、狂おしいほどに好ましく、愛するようになってしまった……拙者は、そんな卑しき女なのでございます。誠に恥ずかしい限りで……」

「いや。どの辺が恥ずかしい事なのかちょっとよくわかんなかったんですが」

「え……」

「いや全部話は聞かせてもらって……まぁサザンカさんの親御さんとかお姉さまとかに会ったことないからどんな風に育てられたのかとかはわからないんでアレなんですけど。別にその、強さを求める一族ってのもかっこよ! って感想ですし、自分より強い男がいたら一目惚れしちゃうのもそりゃそうだろうし、胃袋掴んででも何としても愛されるんだ! って頑張るのも……女の子が男に惚れたら一途な想いで……それは別に恥ずかしいことでないのでは? 俺だってそれをサザンカさんにしてもらえてるわけですけど、めっちゃ助かってるし嬉しいし惚れるし。一族みんなそうだったなんてむしろ可愛らしい一族だなーとか思いましたけど」

「───そう、おっしゃられますか。主殿は……」

「うん。だってサザンカさん、なんか自分を恥じてるみたいで……そういうのなんか俺的には違うかなって! サザンカさんが俺を選んでくれたことも実は本音言っちゃうとめちゃくちゃ恐縮しちゃってるっていうか俺なんかでいいのかって思ってるところも無きにしも非ずですけど! でも俺がそういうの言うのはサザンカさんにとって失礼に当たるだろうから出来る限り普段は態度に出さないように心がけてて!! 逆にサザンカさんが自分を卑下するのは、なんか……上手く説明できないけど、親御さんにも俺たちみんなにもこう、よくないみたいな!? そんな感じがするから……俺としてはサザンカさんホント大好きだし俺の事好きになってくれて嬉しいからこう、サザンカさんも自分に胸を張ってほしいって言うか!! 強さもそうだし料理とかそういう所もホントにすごいって思ってるから誇ってほしいって言うか!! なんか……そんな感じですッ!!」

「…………」

 

 俺の語彙力の無さに思わず涙が零れちゃう。(涙)

 想いを上手く伝えられる術を持たんのかよ俺はよ!! いつもアホなことばっかり考えてるから語彙力が醸成されていないのではないか?

 とにかくなんか……サザンカさんが自分の在り方を恥じらうのは違うなって思うし、そう考える俺自身も俺を慕ってくれる嫁さんたちがいっぱいいるから出来る限り自分に胸を張って前向きに生きようと思ってるし! 俺は常に前向きだ! 怯えろ魔族!

 だからそんな、詫びようとか恥ずかしいとかそんな想いで過ごしてもらいたくなくてェ……!! でも俺説明が下手だから上手くサザンカさんに伝えられてるかわからなくてェ……!!

 

「……主殿」

「ひゃい。説明下手でごめんね……」

「いいえ。……いいえ。主殿の想い、確かに伝わりました。話を聞いて、拙者の事を真剣に考えてくれて……そして、受け入れてくれる主殿の器に、改めてこの山茶花、惚れこんでしまいました」

「あっほんと? だったらよかったァ……!!」

「強き雄を求める……そんな鬼龍家の血筋でございますが、しかし拙者が見初めた男はやはり間違えていなかった。それも強さではなく、優しさが誰よりも秀でている男を見初められた。主殿を……ロック=イーリーアウスに惚れられたことを、今後は拙者の誇りといたしまする」

「うんうん。……よくわかんなかったけど俺の事を愛してくれてるってことでいいんだよね!?」

「勿論でございまする。やはり拙者の全てを捧ぐ相手として、主殿しか考えられませぬ。────ですから、主殿」

「うん」

 

 話しているうちに緊張もほぐれたようで、普段通りのお姉さんな美しい笑顔を携えて、そっと俺の手をとるサザンカさん。

 そのまま俺を少しずつ押し倒してくるように姿勢を倒してきて、逆らわずにベッドに横になって。

 普段後ろにポニーテールに流しているサザンカさんの黒髪が、今は何物にも縛られておらず自然と重力に従い垂れて、俺の頭のまわりに漆黒の絹のカーテンを形成して。

 その内側にある俺の唇に、サザンカさんの顔が少しずつ近づいていて……その距離は、一度ゼロになり。

 

「……どうか、愛して」

 

 情欲に蕩けた表情のサザンカさんが、熱の籠った吐息を零した。

 

 

 

※    ※    ※

 

 

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※    ※    ※

 

 

「お゛っ゛♡♡ だめぇっ!♡ しり゛ませぬ゛っ♡!! こんなっ♡、あ゛るじどの、の゛ぉ゛っ♡!!! きも゛ちっ、よすぎでぇ゛ッ!!♡♡ イ゛グぅ゛ッ♡♡! またイぎま゛すっ♡♡、もお゛ぉっ♡♡、だめぇっ♡、や゛め゛っ♡♡♡、お゛っ、お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ~~~っ♡♡♡♡!!!」

 

 

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※    ※    ※

 

 

「あは♡ もっとぉ……あるじどのぉ、もっとくだされ……♡♡ この卑しい雌の胎にぃ、もっと精をお注ぎくだされぇ……♡♡♡」

 

 

 

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※    ※    ※

 

 

※    ※    ※

 

 

 

 

「…………はぁ……っ、はぁっ…………」

「すぅ……すぅ……」

 

「死ぬかと思った……!!」

「すぅ……」

 

「搾り取り過ぎでしょサザンカさん……っ!」

「ん……主殿……♡」

 

 

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