という事で、仮面ライダーとデジモンが合わさった作品にしていこうと思います。
そして、個人的には、デジモンのゲームで一番好きなのが、サイバースルゥースという事で、書かせて貰いました。
これから、よろしくお願いします。
また、こちらで新たな形態の募集も行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=310828&uid=45956
電脳と現実が交わる時、物語は始まる
16年前、その日、僕は運命と出会った。
誰もが寝静まった深夜、4歳だった僕は、当時から1人で行動する事に対してあまり恐怖を感じなかった。
その日も、僕はトイレへと行き、そして部屋でまた寝る為に帰ろうとした。
「んっ」
僕は、ドアの隙間から僅かに明かりが漏れている事に気が付いた。
誰かまだ起きているんだろうと思いながらも、好奇心旺盛な僕の足取りは静かに、しかし少しだけ早かった。
部屋の前まで来ると、電気が付いているという事は消し忘れか?そう思いながら扉をゆっくりと開いた。
すると、パソコンの前には誰もいなかった。
だけど、パソコンの電気はついており、画面が光っていた。
僕は不思議に思って近寄り、覗き込む様にして見た。
そこには・・・まるでゲームの世界のような絵があり、そして文字が書かれていた。
0101と、パソコンでの記号を繰り返しながら。
画面を見つめていく。
自然と聞こえてくるのは、ボレロ。
どこか安心する音楽が、どこから流れてきたのか。
今でも分からない。
しかし、それと共に、この画面の文字に触れた。
パソコンの画面の中に触れるという、非現実的な出来事を目の前にしても、それの意味は分からなかった。
やがて、パソコンの文字は、俺の手の中へと集まる。
「うわぁ~!」
初めて見る光景とその不思議な感覚に僕は驚きの声を上げた。
自然と、僕はパソコンに近づく。
「あれ?」
すると、パソコンの画面が奇妙な光を放っていた。
その光に、僕はどこか魅了していた。
それと共に、その指は、ゆっくりとパソコンの画面へと伸びる。
指先はパソコンに触れていた。
しかし、パソコンに変化はなかった。
いや、正確には変化がないわけではなかった。
変化したのは、僕の方だった。
「えっ?」
パソコンの光は、画面から僕の指先を通して、僕の全身を覆ったのだ。
驚いた僕は目を開けられずにいた。
「なにこれ?」
その言葉と同時に、僕は頭痛に襲われる。
「うぅっ」
僕は頭を両手で押さえてその場にしゃがみ込んだ。
痛みは、次第に引いて行った。
収まるのを確認すると、僕は顔を上げる。
そこにあったのはさっきまで見ていた画面には光はなかった。
それはパソコンの画面が正常に戻った事を示していて、あの不思議な現象が終わった事を知らせてくれた。
立ち上がり周りを見てみるけど、特に変わったところはないようだ。
ただ一つを除いては。
「えっ?」
それは、僕の目の前にある卵。
大きさは、僕と同じぐらいの。
それが一体何なのか分からなかった。
だけど、なぜか、恐怖はなかった。
卵は、そのままゆっくりと揺れる。
それは、卵が玩具ではなく、生き物だと知らせるように。
同時に卵にヒビが入る。
ビシビシッと、卵の中から、その命を現すように。
そして、殻に穴が空き、そこから見える黄色い瞳。
視線はまっすぐ僕を捉えていた。
ピキッと大きな音をたて、割れる卵の中に入っていた者はゆっくりと起き上がる。
それと共に、卵の中から飛び出てきたのは、丸い毛の塊。
紫色の毛に包まれており、リスを思わせる顔。
そんな、人形を思わせる存在が、卵の中から出てきた。
「きみはだぁれ?」
僕は、そんな卵から飛び出てきた存在に問いかける。
すると、その存在は笑みを浮かべる。
「私、ドドモン、君のお姉ちゃん」
「お姉ちゃん?」
そう、ドドモンは、僕のお姉さんらしい。
どうみても人間には見えない。
だけど、僕は嬉しかった。
1人で過ごす事が多かった僕にとっては。
「お姉ちゃん!」「うん、君は?」
そう、ドドモンは僕に問いかける。
「僕は相羽タクミ!」
そう、僕はドドモンに向かって自分の名前を告げた。
この日から、僕達は一緒に暮らす事になった。
彼女、姉さんに関しては、今でも分からない事が多い。
それは、姉さん自身もだった。
「結局、あれから姉さんの事は分からなかったな」
「あぁ、私自身、分からない事が多すぎる。だがしかし、どうやら、その手掛かりがようやく見つける事が出来た」
そう、姉さんは、ネットの記事を見ながら呟く。
少し前に起きたマイティアクションXのイベント。
そのイベントで、姉さんは何かを感じたらしい。
「行くぞ、助手」
「あぁ、勿論」
僕は姉さんを何時もの鞄に入れると共に、向かう。