これまで、多くの敵と戦ってきた。
だが現状、これ程最悪な存在はいないだろう。
「まさか、3つの存在が合わさるなんて」
「さぁ人類よ、心ゆくまでゲームを楽しむが良いぃ!!」
そう檀正宗は叫び声と共に、その身体を巨大化させる。
既に天高く見上げる程の大きさまで、進化していく。
俺達はすぐにその場を離れると共に、その様子を見る。
「まさか最悪な奴らが全部揃うなんて」
「どうするの?あれをどうやって」
そう見つめた先には、巨大化されたクロノスが今でも街を暴れようとする。
「それで、さすがに放っておく事なんて出来ないぞ」
「あぁ、けれどこっちには対抗する術なんて」
そう皆は焦っていた。
このままクロノスを放っておく事は出来ない。
だが現状、クロノスを倒す為の方法が思いつかない。
「あぁ、通常ならばな。だが、奴は最大のミスを犯した」
「ミス?それは一体?」
「それは、一つに纏まった事だ」
そう、姉さんは笑みを浮かべながら言う。
「いや、あの規格外な合体を見てなんでそんな事を言えるの!あんなの、普通勝てるはずないでしょ!」
「あぁ、そうだな。このままじゃ、だが」
姉さんは、ガシャットを見せる。
「このデジモンワールド-next0rder-の力があれば勝てる」
「それって確か、アルファモンに変身していたガシャットだけど、そのガシャットの力って、何なの?」
そう、疑問で聞いてくる。
「これはE✕Eというシステムがあって、これは戦闘中に限定して、周囲にいる仲間と合体する事が出来るシステムだ」
「それって、かなり強いけどデジモン限定なの?」
「私達もそう考えていた。だが、デジモン達と深い関わりのある仮面ライダーも、同じかもしれない」
「つまりは、この場にいる私達全員が一つになるという事か」
笑みを浮かべた檀黎斗の言葉に、同意した。
「だが、それはかなり危険ではないのか?下手すれば」
「・・・あぁ、もしかしたら戦いが終わった後、元に戻るかどうか、保証出来ない」
それに対して、俺達以外の全員は。
「けれど、不可能じゃないんですよね」
「例え低確率でも、手術が成功する可能性があるのならば挑む」
「それが、ドクターだろ」
その問いかけは、どうやら無駄のようだったな。
それは、彼らのパートナーデジモンも、また同じだった。
ならば。
「行きましょう、皆さん!」『デジモンワールド-next0rder-!』『デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー!』
二つのガシャットを起動させる。
それと共に、俺達はゲーマドライバーに装填する。
「「究極進化!」」『ドッキーング!パッカーン!エヴォリューション!空白の伝説の騎士!漆黒のデジモン!アルファモン!!』
その音声と共に、俺と姉さんは再びスルゥースへ、アルファモンへと進化する。
それだけではない。
「ハイパー大変身!」『ムゥゥテェェキィィ!輝け!流星の如く!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキエグゼーイド!』
それと共にアルファモンとなった俺達に、皆が集まっていく。
それによって、俺の背中のマントは翼に変わる。
翼の色は黄金であり、その手にはガシャコンキースラッシャーもまた黄金に変わる。
今こそ、俺達は最強の姿へと変わる。