仮面ライダースルゥース   作:ボルメテウスさん

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俺達の究極

俺達の最期の姿。

 

そう思わせる程に、背中から生える黄金の翼は、それを連想させる。

 

手に持つガシャコンキースラッシャーを手にしながら、真っ直ぐと、巨大なダークバグラモンに向かって行く。

 

「その程度で私に敵うと思っているのか!」

 

俺達の存在を認知すると同時に、ダークバグラモンはその右手と一体化している巨大な剣。

 

それを、俺達に向けて振り下ろそうとする。

 

剣の大きさは、俺達を簡単に両断できるだろう。

 

しかし、俺達はその攻撃を軽々と避けた。

 

「くっ!ならば、これならどうだ!!」

 

ダークバグラモンは、左手で地面を叩きつけた。

 

すると、地面にヒビが入り、大地が大きく揺れる。

 

地震のような激しい振動によって、大地が激しく揺れ動く。

 

「うわぁあああああ!!!」

 

その激しい振動により、大地が割れて、そこから大量の岩や石が浮き上がる。

 

それはまるで、大きな津波のように、俺達を襲う。

 

「この程度か」

 

だが、俺達は慌てる様子もなく、ガシャコンキースラッシャーを両手に持ち替えると、それを盾にして防ぐ。

 

「くそぉおお!!何故だ!?どうして、私の攻撃が効かないのだ!?」

 

ダークバグラモンは、自分の力に絶対の自信があった。しかし、そんな彼の攻撃も、俺達には通じない。

 

「お前には分からないだろ。一人だけで全てを支配しようとしたお前には」

 

俺達はゆっくりと歩きながら、ダークバグラモンに近づいていく。

 

その姿は、まさに王であり、覇道を歩む者だった。

 

そんな彼を見て、ダークバグラモンは恐怖した。

 

自分が知っている中で、最も恐ろしい存在。

 

それが目の前にいるからだ。

 

圧倒的な強さを持つ自分よりも強いかもしれない相手。

 

ダークバグラモンにとって、最大の脅威だった。

 

だからこそ、彼は焦った。

 

それでも。

 

「ここで、終わらせる訳にはいかない!」

 

それと共にダークバグラモンは、その身にある全ての力を剣に集めた。

 

より巨大に、そして鋭利な刃へと変化する。

 

その大きさは、もはや空まで届く程だった。

 

だが。

 

「世界の運命は俺達が変える!」

 

そう、俺達の中にいる全ての仮面ライダーとデジモン達が叫ぶ。

 

それと共に。

 

『デジタルクリティカルフィニッシュ!』

 

鳴り響く音声と共に、俺達はその手に持つガシャコンキースラッシャーを巨大化させる。

 

その大きさは、眼前にいるダークバグラモンの剣に匹敵する大きさだった。

 

「「はああぁぁっぁぁぁぁ!!!」」

 

互いに、同時に剣を振り下ろす。

 

ぶつかり合う二つの力は拮抗し、周囲に衝撃波を放つ。

 

その力は凄まじく、周囲の木々を吹き飛ばし、地面を破壊する。

 

「ぐっ!負けるものかぁぁぁあ!!!」

 

「これで終わりにするぞ、ダークバグラモン!!」

 

二人の力が、さらに増していく。

 

それによって、徐々に押され始めるダークバグラモン。

 

「馬鹿な!私が、こんな所でぇぇえええ!!!!」

 

叫び声を上げるダークバグラモンに対して、俺達は最後の一撃を放った。

 

「終わりだぁぁぁあああ!!!」

 

「ぬおぉぉおおお!!!!」

 

その瞬間、両者の武器から放たれるエネルギーが爆発し、周囲を包み込んだ。

 

やがて爆発が終わり、その場に立っていたのは俺達だけだった。

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

肩で息をしながら、周囲を見渡す。

 

そこには、何も残っていなかった。

 

あるのは、焼け焦げた跡だけ。

 

「・・・終わったのか?」

 

俺達は、空を見上げながら呟いた。

 

それと共に、見つめた先には檀正宗がいた。

 

「檀正宗、もう終わりだ」

 

そう、告げると。

怒りを込めた目で、こちらを睨む。

 

「君達は、自分達こそ命の救世主だと自惚れ消滅者達の運命を壊した、命の冒涜者だァ!!!」

 

そう、その手にある破損する寸前のマスター版ガシャットを自身の胸へと突き刺し、マスター版ガシャットが砕け散る。

 

それと共に自身もゲーム病で緑色の粒子となった。

 

それは、全ての戦いの決着の光景でもあった。




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