その日、突然、連絡を受けた。
その連絡の相手とは、飛彩さんからの連絡だった。
俺と姉さんは、すぐに来て貰うように言われた場所へと向かった。
「姉さん、何が起きたと思う?」
目的地に向かって、すぐに向かう為、俺はバイクに乗りながら、姉さんに問いかける。
現在は、移動を急ぐ事もあり、姉さんもまた人型形態となって、後ろに乗っている。
「それは、分からない。だが、あの様子、ただ事ではない事だけは確かだ」
姉さんもまた、同じ意見のようだ。
俺達は、そのまま走っていると、何か違和感を感じた。
「何だこれは」
「止まれっ」
姉さんの言葉を聞くと共に、俺はすぐにバイクを止める。
すると周囲の様子が可笑しい事に気づく。
「これは一体」
「バグスターウイルスだ、しかも、なんだこの気配は」
姉さんの言葉通り、それはこれまでとはどこか違う感じがした。
同時に、このまま放っておけば、危険な事を。
「感染源は、あそこか」
姉さんの言葉と共に、俺達が向けた視線の先。
そこはビルの屋上であり、そこを中心にゲームエリアが展開されていた。
「だったら、すぐに止めないと」
同時に、俺はすぐにゲーマドライバーを腰に巻くと共に、すぐにガシャットを起動させる。
「「超進化!」」『ガッチャーン! レベルアップ! 僕らの物語は進化する! デジモンストーリサイバースルゥース!』
同時に、俺は背中に翼を広げて、真っ直ぐとビルの屋上のゲームエリアに侵入する。
「ここは一体」
そこで行われているのは乱戦。
「あれは、グラファイトなのか」
「だけど、あの身体の色、真っ黒だけど」
それは、以前は緑色のグラファイトだったが、明らかに違う。
しかし、その黒いグラファイト。
その強さは、圧倒的だった。
「なんとかしないといけないけど」
そう、考えている時だった。
見つめた先には、永夢さんが変身しているエグゼイドの姿も見えた。
「永夢さん」
「丁度良かったっ」
そう、考えている時だった。
そのまま、永夢さんは、俺達を足場に跳んだ。
「えっ、永夢さん?!」
「あいつは俺が攻略する!」『マイティクリティカルフィニッシュ』
そのまま、空を飛んでいるドラゴンを、斬り裂いた。
あれは一体。
「むっ、これは」
そうしていると、俺達の持つ新たなガシャットが起動した。
「ドラゴナイトハンターZ?」「また新たなガシャットか」
疑問は未だにある。
そうしていると、下には、グラファイトが未だに戦っている。
「これを使うしかないようだな」『ドラゴナイトハンターZ!』
そう、俺達は起動させ、そのままゲーマドライバーに装填する。
「っ相羽、それを使っては」
俺達が、ゲーマドライバーにドラゴナイトハンターZを装填して、既に使用した後だった。
「「えっ」」『ガッチャーン! レベルアップ! 僕らの物語は進化する! デジモンストーリサイバースルゥース! アガッチャ! ド・ド・ドラゴ! ナ・ナ・ナ・ナーイト! ドラ! ドラ! ドラゴナイトハンター! ゼット!』
「っ」
その瞬間、俺達に襲い掛かったの衝撃。
それは、身体の中に何かが弾け飛びそうになる。
「「がぁっがぁぁぁ!!」」
ブレイブ・メモリー
「っ」
その光景に、対して、どう答えたら良いのか分からなかった。
今回の戦いにおいて、俺達だけでは対処出来ないと判断し、相羽を助っ人を頼んだ。
だが、それがこんな恐ろしい結果に招くとは思わなかった。
ドラゴナイトハンターZのガシャットをコピーして使用した相羽。
その姿は、もはや人の姿を保っていなかった。
頭部の目や鼻は装甲で覆われ、尾や翼にある鋭い剣先。
そして、先程まで暴れていたプロトハンターゲーマを遙かに超える怪物になっていた。
「ここで、止める」『ドラゴナイトハンターZ!』
「研修医!」
その光景を見ても、研修医は変わる事なく、ドラゴナイトハンターZを起動させ、そのままレベル5へと変わった。
「これが、レベル5の力なのか」