仮面ライダースルゥース   作:ボルメテウスさん

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未だに進化は続く

「姉さん、さっきまでのは」

「あぁ、どうやら、ガシャットのレベルが予想よりも合わなかったようだ」

 

先程、永夢さんと貴利矢さんの声で、ようやく正気を戻った。

同時に、俺は姉さんに先程までの自分達の状況を正確に読み取る。

 

「これまで、レベル3のガシャットしか使ってこなかったからな。このドラゴナイトハンターZのエネルギーに耐える事は出来なかったんだろう」

「あぁ、だけど今は!」

 

それと共に、俺達は、そのまま降り立つ。

 

「こっちに、いや」

「お待たせしましたぁ!」

 

そのまま、俺は巨大な尻尾でそのままグラファイトを吹き飛ばす。

グラファイトは、すぐにその手に持った武器で、攻撃を受け止める。

 

「ぐっ、まさかスルゥース、お前が正気に戻るとは」

「そうだ、そして、俺達は」「私達は、進化する!」

 

それと共に、そのままグラファイトに接近すると。

 

「スライドエボリューション!」

 

それに合わせるように、巨大な体格だったドルグレモンとしての身体が元の人型と同じ大きさへと変わる。

それだけではない。

先程にはなかった黄金の龍を思わせる姿に変わると同時に、両手に持った剣で、そのまま追撃を行う。

 

「グレイドモン!」

「姿が変わっただとっ!!」

「レベルが上がった事で、新たな姿を獲得出来たようだ」

 

どうやら、レベル5という理由だけではない。

俺と姉さん自身、ドラゴナイトハンターZとの相性が良い。

それを実感させるように、身体が軽い。

 

「なるほど、こっちの動きは、私よりもお前の方が使いやすいという感じか」

「反対に姉さんはさっきの方が使いやすそうだね」

「あぁ、だからこそ」

「うんっ」

 

このドラゴナイトハンターZ。

これまで以上に、俺と姉さんの連携が肝心だと理解出来る。

同時に、そのまま後ろから迫る気配を感じ、俺達はその手に持った剣を後ろに投げる。

 

「永夢さん!鏡さん!」

「おう!」「あぁ!」

 

それと同時に手に持った黄金の剣を2人は手に取り、そのままグラファイトに同時に斬り裂く。

 

「ぐっ」「スライドエボリューション!ドルグレモン!」

 

同時に、俺はそのまま再びドルグレモンへと変わると同時に。

 

「おい、合わせろ!」「それじゃ、行くぜぇ!」「君達も合わせたまえ!メタルメテオ!」

 

大我さんと貴利矢さんに合わせるように姉さんが放った巨大な鉄球。

その鉄球に、2人が放ったエネルギー弾が合わさる事で、グラファイトを大きく吹き飛ばす。

 

「一気にやる!」「えぇ!」

 

それと同時だった。

俺達はドラゴナイトハンターZのガシャットを取りだし、そのままキメワザホルダーにセットする。

 

『ガシャット!キメワザ!ドラゴナイトクリティカルストライク!』

 

鳴り響く音声。

それに合わせるように、俺と姉さんは一時的に分離すると共に、俺は両手に剣を。

姉さんは翼を広げ、力を溜める。

それは、他の皆も同じく、構えていた。

 

『はああぁぁぁぁ!』「俺が負けるはずがない!!」

 

そう、グラファイトは、そのまま爆散する。

最後の叫び。

それが一体どういう意味なのか分からない。

 

「さて、詳しい事を聞きたいのだが」

 

そう、彼らを見つめる。

だが、その雰囲気は、何やら悪かった。

 

「ふむ、これは厄介な事になりそうだな」

 

それに対して、姉さんの声が、俺に響く。




ゲンム・メモリー
「スライドエボリューション、なるほど、複数の姿を使い分けるという事か」
それらの戦いを見ていた私は、興味深く見つめる。
スルゥース。
それは確かに私にとってはいずれ消去しなければならない対象ではある。
だが、私に新たな刺激を与えてくれたのは。
「くくっ、実に興味深いな、これは」
そう、私は自分のパソコンの中にある物を見る。
スルゥースの戦闘データから造りだしたガシャット『デジモンサヴァイブ』
異世界に迷い込んだ少年少女が、デジモンと共に元の世界に戻る為に戦うゲームであり、現状、私が求めている死のデータにぴったりなゲーム。
その程度で造りだしたが、スルゥースのデータの影響で生まれた存在。
「今回の1件で、グラファイトを含めたバグスターは味方ではない。だからこそ、私にも私に相応しいパートナーがいなければならない」
そう、目覚めの時を鼓動をうつ卵を見て、笑いが止まらなかった。
その時だった。
警報が鳴り響く。
「侵入者だって!分かった」
こんな大事な時期に。
私はすぐに卵の入ったデータがあるガシャットであるデジモンサヴァイブを懐に仕舞い、プロトガシャットとバグヴァイザーを持ち、避難しようとした。
だが、それよりも早く侵入してきた奴らがいた。
「六年ぶりだな」「随分と偉くなったわね社長」「そこにあるプロトガシャットとバグヴァイザーを寄こせ」
そう、私に向けて、銃を突き抜ける彼らには、見覚えがあった。
そして、最後に入って来たのは。
「あなたは、現世に蘇ってはならない存在のはずっ」
「蘇る運命だったのさ、私の研究を成し遂げる為にな」
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