パックマンの案内と共に、俺と姉さんと永夢さんは、そのままネクストゲノム研究所に辿り着く事が出来た。
パックマンの問題を解決する事が出来たが、財前によって囚われてしまった高校生を助けなければならない。
「ここに奴らがいるのか」
「あぁ」
俺達は、すぐに財前が待ち受けていると思われる研究所へとすぐに侵入する。
だが、侵入と言っても、その研究所に入る事は既に奴らには知られている。
「どうやら、最後の邪魔者達が来たようだな」
そう、俺達を見つめる財前達。
俺と姉さんと永夢さんの3人に対して、向こうは財前とその部下と思われる3人。
さらには、未知のバグスターを含めて、数の差は圧倒的に不利だ。
「財前、東吾君を返して貰う」
「この子はこれから究極生命体へと変わる。それは病に苦しむ事のない究極の医療と言えるだろう」
「何が究極の医療だ、お前がやっているのは、ただの人体実験だ」
「科学には、犠牲はつきものだろう」
「だとしても、俺達が、それを決してさせない」
その言葉と共に、俺も永夢さんも同時にゲーマドライバーを腰に巻く。
「大・変身!」「進化!」
同時に、俺達は、その掛け声と同時に、すぐに変身を完了させる。
「たった2人で何が出来るのか」
「お前達以外のライダーが、ここにいない以上、始末する事など、簡単だ」
そうここに来る以前。
Drパックマンとの戦いで、鏡さん達は負傷している。
さらには、病院への対応もあり、この場に集まる事は出来ない。
「さて、お仕置きの時間ね」
それと同時に奴らもまたプロトガシャットを起動させる。
ゲキトツロボット、ギリギリチャンバラ、ドラゴナイトハンターZ。
そのどれもが強力なガシャットである事は俺も姉さんも永夢さんも理解している。
けど。
「出来るさ、俺達3人の」「超協力プレー!見せてやるよ!」『ゲキトツロボット!』
それに合わせて、俺と永夢さんは、同時にゲキトツロボットを起動させ、すぐに向かう。
ゲキトツロボットの力を纏う。
マッハガオガモンのアーマーを身に纏うと、背中のジェットを噴射させる。
同時に永夢さんもまた、右腕のアーマーの炎を噴射させ、同時に放つ。
そのまま、俺と永夢さんの拳は、眼前にいる敵に向かって、拳を放つ。
「ほぅ、同じガシャットで共鳴しているのか」
俺達と永夢さんの同時攻撃を受けたゲキトツロボットの力を身に纏った財前の部下は、そのまま後ろへと吹き飛ばされる。
その様子を、財前は面白そうに見るが。
「だが、所詮、2人だけ、やれ」
その言葉と共に、未知のバグスターは、その手にある杖を真っ直ぐと、俺達に向かって行く。
だけど。
「パズルゲームはパズルを組みに合わせて攻撃するのが常識だ、ならば」「その攻撃の軌道を読めば良いだけの話!」『ドレミファビート!』
「なっあれは」
それと共に、俺と永夢さんも同時にドレミファビートを起動させ、そのままゲーマドライバーに装填する。
それによって、俺はドレミファビートの新たな可能性の姿となるテンポモンへと姿を変える。
「あれは、確か、他のライダーのガシャットっ。なぜ!」
「他の皆から、ガシャットを借りた!」
同時に、永夢さんもまた、右腕に装備されたドレミファターンテーブルをスクラッチする。
俺もまた、その音楽に合わせて、眼前にいるバグスターから放たれた攻撃を、リズムに合わせて、そのまま撃ち返していく。
「なっ、ぐっがぁぁ!!」
積み重なったパズルのピースが、そのままバグスターに跳ね返され、そのまま吹き飛ばされる。
その隙を、俺達は逃さなかった。
「速攻で決めるぜ!」『ジェットコンバット!』
ドレミファビートによって、出来た隙を逃さないように、俺達は次に選んだのはジェットコンバット。
それによって、背中にジェット機を装着した永夢さんと共に、俺はラピッドモンへと進化し、そのまま進む。
そのまま、バグスターに向かって、両腕の砲門から放つミサイルを放っていく。
「どうやら、厄介なようねぇ!!」
そんな俺達の攻撃を邪魔するように、ギリギリチャンバラのガシャットを身に纏った人物が、俺達に斬りかかる。
その攻撃を避け、そのまま追い打ちするように連射するが、それらは全て、斬られていく。
「ならば」『ギリギリチャンバラ!』
それと同時に、俺はチィリンモンとなって、地面を叩く。
それに合わせて、永夢さんもまた、ガシャコンスパローを手に、攻撃を行う。
地面を叩いた時の振動によって、一瞬だけ体勢が崩れた隙に対して、全てを直撃していく。
「同じガシャット同士での連携。確かに厄介のようだな」
そう、財前は呟く。
「だが、それもようするに断てば良いだけの話」
「・・・御意」
それと共にそのバグスターが何かを行った。
「なっ」
見れば、俺達と一緒にいたはずの永夢さんが消えた。
それだけではなく、バグスターと財前の姿もなかった。
「姉さん、これは」
「分断されたようだな」
そう言っている間にも、ドラゴナイトハンターZを身に纏った人物が、その手から炎をこちらに向けて、放った。
「っ」『ドラゴナイトハンターZ!』
俺達も瞬時にドラゴナイトハンターZを起動させ、その両手にある剣で交差させ、防御する。
だけど。
「無防備なんだよ!!」
「がぁぁ!!」
俺の腹部に襲い掛かる衝撃。
それは、眼前にいるゲキトツロボットによる一撃。
そのまま吹き飛ばされ、俺達は、変身を解除されてしまう。
「ぐっ」
「究極生命体、それを目指す以上、一番の邪魔になるのは、貴方達だった」
「なんだと?」
そう、俺達に向かって、奴らは言う。
「バグスターウイルスとは全く異なる進化をしたお前達を、財前所長は警戒している」
「究極生命体となっても、その天敵になる可能性があるならば、始末する。そう判断した」
そんな身勝手な言葉を俺達に向かって言う。
「天敵か、それを聞いたら、嬉しいねぇ」
「何?」
そう、俺達に向かって言う。
「お前達の下らない進化に対抗出来るのならば、喜んで、天敵になろうではないか」
「たった2人で、何が出来る」
それに対して、俺達の答えは決まっている。
「現実の探偵である俺と」「電脳の探偵である私」
「「2人が交わる時、さらなる進化が始まる」」
それと同時だった。
俺達の懐にあったガシャットが反応した。
それはゲキトツロボットと、ギリギリチャンバラ。
同時に、あの謎の人物から貰ったガシャットギアデュアルだった。
ゲキトツロボットとギリギリチャンバラ。
二つのガシャットから出てくるデータを、そのまま合わさり、それは一つのガシャットとなった。
『メガトン級ムサシ!』『ギリギリデュエル!』
「なっ」
それに対して、奴らが驚いている。
しかし、俺達はそのまま、新たなガシャットをゲーマドライバーに装填する。
「「究極進化!!!」」
俺と姉さんが同時に叫ぶ。
それと同時に。
『DualUP!吠えろよ!勝利の雄たけび!メガトン級ムサシ!』
鳴り響く音声と同時に、俺達の姿は変わる。
これまでとは比べものにならない程の力と共に、俺達の身体は赤い装甲を身に纏う。
「なっ、なんだそれは」
「お前達で言う所の究極体かもしれないな」
「レベルは、あぁ、この認識で間違いないな」
それと共に、俺と姉さんは同時に宣言する。
「「仮面ライダースルゥース ブリッツグレイモン!レベル50!!」」」