仮面ライダースルゥース   作:ボルメテウスさん

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アンデット・キング

連絡を受けた俺達はすぐに現場へと向かった。

既に戦いが始まっている様子が見られ、見つめた先。

 

「あれは」

 

そこに立っていたのは黒いエグゼイドだった。

黒いエグゼイドと戦っているは永夢さんであり、ドラゴナイトハンターZに変身していた。

 

「うぅ」

 

その後ろにはポッピーさんとガンマモン、そしてゲーム病に感染していると思われる子がいた。

ガンマモンは、現状戦う事が出来ない。

いや、戦いたくても、どうやらガンマモンの力を発揮する為のガシャットが今はないらしい。

あの時、財前との戦いの最中で発現したガシャットは、戦いが終わった後、どこかへと消えた。

故に、今のガンマモンは戦闘に参加する事が出来ない。

 

『さて、次はこれを試すとするか』デジモンサヴァイブ

 

それと共に、黒いエグゼイドが起動させたのは、以前の戦いで見たもう一つのデジモンのガシャット。

それをゲーマドライバーに装填すると共に。

 

『グレード5』『マイティジャンプ!マイティキック!マイティー!アクショーン!エックス!!アガッチャ!生き残れ!サバイバル!デジモンサヴァイブ!』

 

鳴り響く音声。

それに合わせるように、黒いエグゼイドの横に現れたのは卵。

 

「姉さんっあれは!」

「あぁ、間違いない」

 

それは、姉さんが生まれた時と同じデジタマ。

すると、デジタマから亀裂が入り、そこから現れたのは、ヴァンパイア。

そう考えても、可笑しくないデジモンがいた。

 

「ヴァンデモン」

「っ」

 

そう、自分自身で名乗った。

 

『ヴァンデモン』「了解した」

 

ヴァンデモンに対して、黒いエグゼイドが命令する。

すると、それに従うように、黒いエグゼイドの姿も変わる。

身体に覆ったのは、ヴァンデモンが身に纏っている黒いマント。

マントを被った黒いエグゼイドは、その腕にあるガシャコンバグヴァイザーから赤い鞭を出す。

 

「「ブラッディストリーム」」

 

黒いエグゼイドと、ヴァンデモン。

2人は、同時に、その赤い鞭を、永夢さんに向けて放った。

 

「っ!!」

 

すぐに、防御する永夢さん。

しかし、その攻撃の威力は凄まじかった。

 

「がぁぁぁ!!」

 

そのまま、後ろへと吹き飛ばされる。

それでも、変身は解除させないように、その場で留まる。

 

『やはり、デジモンと同時に戦闘する事で、戦闘能力は上昇するようだな』

 

それと共に、その結果に満足そうに呟く。

 

「永夢さんっ」

 

俺はすぐに、駆け寄る。

すると、俺の存在を感知したように、黒いエグゼイドはこちらを見つめる。

 

『・・・データは十分に揃ったようだな、では、ヴァンデモン!』

 

すると、ヴァンデモンは黒いエグゼイドに近づくと。

 

「ふんっ」「なっ」

 

ヴァンデモンが、黒いエグゼイドの胸を突き刺した。

 

「おいおい、これは一体、どういう事だよ」

 

それに対して、貴利矢さんは思わず叫ぶ。

 

『ヴァンデモンは、闇の術法により蘇り、強大なパワーを手に入れたアンデッドデジモンの王!故に、今の私にはぁぁ!!』

 

すると、そのままガシャコンバグヴァイザーを突き刺す。

 

『死など、恐れる事ではない!!』

 

すると、ガシャコンバグヴァイザーには、何かガシャットが装填されていた。

それが、そのまま、新たなゲームへと。

 

『デンジャラスゾンビ!』

 

生まれ変わった。

同時に、変身が解除される。

そして。

 

「なっ」

「黒いエグゼイドの正体はやっぱり」

「お前だった訳か、檀黎斗」

 

そう、その正体を見て、呟く。

だけど。

 

「なぜ、ここで」

「決まっているだろ、既にゲームをクリアした君達に新たなゲームの招待と共に、私のパートナーの紹介だ」

 

そうヴァンデモンは笑みを浮かべる。

 

「プレイヤー諸君、我々のゲーム、存分に楽しみにしてくれたまえ、ヴァンデモン」

「えぇ」

 

それと共に、ヴァンデモンは、そのまま檀黎斗をマントで包み込むと共に、その身体を蝙蝠に変えた。

 

「待っ」

 

そう言おうとしたが、既にその姿は消えていた。

 

「これは一体」

「分からない、けど」

「まだまだ戦いが終わりそうにないよな」

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