仮面ライダースルゥース   作:ボルメテウスさん

39 / 103
二つが重なり

あれから、永夢は、ガシャットを選んだ。

それらは、一体、どのような戦い方が出来るのか、それは永夢にも分からなかった。

それでも、彼の中には、その単純でありながら、確かな信頼がどこかにあった。

 

「行こうか、ガンマモン」

「おぅ!」

 

爆走バイクを起動させ、現れたのは、バイクゲーマー。

貴利矢が変身した仮面ライダーレーザーのレベル2と、姿は同じで、バイクである事は変わりない。

ただ、一つ。

仮面ライダーの瞳である部分は、既に黒く、塗りつぶされていた。

それが、何よりも貴利矢がその場にいない事を証明していた。

悲しさもある。

だが、それ以上に、今の永夢は、患者の命を救う。

バイクゲーマーのハンドルを握ると共にバグスターが現れたという通報があった港へと向かう。

 

「九条貴利矢の形見か」

「ゲンム」

 

そこに向かった先で待ち受けていたのは、檀黎斗だった。

彼の近くには、今回の手術で実体化したバグスターだった。

 

「おい、なぜこのような場所で待つ必要があるんだ!」

 

アランブラバグスターとしては、すぐにでも彼が感染元である天才外科医・白河一樹のストレスを溜める為の行動をしたかった。

だが。

 

「お前は少し、黙っていろ」

 

そう、アランブラバグスターの動きを抑制するように、ヴァンデモンがそのまま睨む。

 

「さて、君は不正なゲームを生み出した。ならば、ここで、そのゲームを削除させて貰う。

そして」

 

そのまま、永夢の背中にあるガンマモンへと、目を向ける。

 

「そこにいるデジモンもね」

 

そう、呟いた。

 

「やらせないよ」

 

そう、永夢は、その手にあるマイティブラザーズXXを起動させる。

 

「お前に、ガンマモンも、患者の命も奪わせない。だぁーい変身!」『ダブルアップ!俺がお前で!お前が俺で!マイティ!マイティ!ブラザーズXX!』

 

同時に、マイティブラザーズXXをそのままゲーマドライバーに装填し、開く。

それに合わせるように、永夢は再びエグゼイドへと変わる。

それは、マイティブラザーズXXの特徴でもある2人のエグゼイドへと変わった。

 

「また、その姿か」

「そうだ、そして」『ドラゴンフォーム!』

「俺達はまだまだ、進化をする」『ムシトリバトラー!』

「またしても、不正なガシャットをっ」

「だけど、今、ここでなぜ二つを?」

 

それと同時に、2人が起動させたガシャット。

 

「ドラゴンフォームは最強のドラゴンを育成して、大会の優勝を目指すシミュレーションゲーム!」

「そして、ムシトリバトラーは森を探索して虫を捕まえてバトルするアクションゲーム!」

 

そう、2人のエグゼイドが説明すると共に、そのまま二つのガシャットをキメワザホルダーにセットする。

 

「「行くぜ、ガンマモン!」」「おぅ!」

 

それと同時だった。

2人のエグゼイドのキメワザホルダーから飛び出た二つの光は、そのまま宙を舞い、同時にガンマモンに向かって行く。

 

「ガンマモン!ジョグレス進化!!」

「なっ」

 

それと共に、降り注ぐと共にガンマモンの姿が変わる。

赤い角が特徴的な兜を被っており、その装甲もテクニカルジャケットを思わせる形状をしている。

腰には二丁の重機関砲が備え付けられており、まるで2人のエグゼイドのように、二つの要素が合わさったようなデジモンへと変わる。

 

「パイルドラモン!」

 

そう、ガンマモンは新たな姿、パイルドラモンへと姿を変わる。

 

「二つのガシャットのデータを同時に吸収し、進化しただとっ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。