仮面ライダースルゥース   作:ボルメテウスさん

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デジヴァイスの罠

デジヴァイスを開発した作さん。

 

そのデジヴァイスを元に、とある計画を行う事にした。

 

「デジヴァイスの一般化?」

 

「はい。といっても、ガシャットと同じく一般用に開発する予定です。バガモンを見て、自分の子供のように感じたので。ジュージューバーガー以外にも何か売れるソフトを開発したかったので」

 

「なるほど、育成ゲームという事ですか」

 

幻夢コーポレーションの方向性も決まっていき、これからどうしていくのか。

 

それが決まってから、作さんもまた笑顔であった。

 

「私自身は、まだその黎斗社長のような才能はありませんが、それでもバガモンのおかげでゲームを作れる自信がありましたから」

 

「なるほど、デジヴァイスねぇ、なかなかに面白いゲームを作ろうとしているじゃないですか」

 

「えっ?」「っ!」

 

聞こえた声と共に、俺達は振り返る。

 

そこに立っていたのは。

 

「しゃっ社長!?」「檀黎斗」

 

そこには、檀黎斗が立っていた。

 

なぜこの場にいるのか、分からずにいたが、俺はそのまま作さんを守るように前に出る。

 

「バグスターウイルスに感染していると聞いていたが、まさか既に完治していたとは。それに、デジモンを育成するゲームを作るとは」

 

それと共に檀黎斗は既にガシャコンバグヴァイザーを腰に回していた。

 

「当初は、あなたを感染させて、バグスターを生み出す予定でしたが、既に他のバグスターが感染している以上は無理なようだな」

 

「お前、何を」

 

「回収作業の為に、行わせて貰おうか。丁度良いからな、変身」

 

同時に、檀黎斗はそのままゲンムへと変身した。

 

未だに、攻略方法が見つからない以上、それは不味い。

 

「さぁ、始めるとしようか」『タドルクエスト』

 

鳴り響く音声と共に、ゲンムはその手にタドルクエストのガシャコンソードを手に持っていた。

 

さらには。

 

「超進化!」「っ」

 

見ると、ドラクモンの姿も変わっていた。

 

「ダークナイトモン」

 

「ちっ」

 

タドルクエストの力を使った進化。

 

それによって、現れたダークナイトモンは、その巨大な槍を構えていた。

 

この状況は不味いかもしれない。

 

「作さん、なるべく離れといてください」

 

「えっ、何を」

 

「さすがにこの状況ではやるしかないようだな」

 

俺が何をするのか察したように姉さんも頷く。

 

同時に俺は、その手に新たなガシャットを手に持つ。

 

『ドラゴンウォーリアー』

 

「また、新たなガシャットか」

 

「あぁドラゴンの戦士が最強を目指して戦う格闘ゲームだ、そして、変身!」

 

俺はそのままガシャットをそのままゲーマドライバーに装填する。

 

そのまま。

 

「「ワープ進化!!」」『DualUP!立ち上がれドラゴン!燃え上がれ勇気!ドラゴンウォーリアー』

 

鳴り響く音声。

 

それと共に、俺達の身体は進化する。

 

そして、俺達はその名を叫ぶ。

 

「「ウォーグレイモン!!」」

 

そう、宣言すると共に、両腕のドラゴンキラーを構える。

 

それを見ながら、ゲンムは、その手にあるガシャコンスパローを構える。

 

「はぁぁ!!」

 

ガシャコンスパローが、振り下ろされる。

 

真っ直ぐと、俺に向かって。

 

瞬時にドラゴンキラーで、防ぐ。

 

それと共に、真っ直ぐと蹴る。

 

「ちぃ!」「「はぁ!」」

 

蹴られた事で、吹き飛ばされたゲンムの背後から、そのままダークナイトモンが俺達に向かって巨大な槍を押し潰す勢いで攻撃を行う。

 

避けたら、後ろにいる作さんに被害が出ると考えた俺達は、その攻撃を正面から受け止める。

 

「むっ、この力は」「「はあぁぁぁぁぁ!!!」」

 

そのまま、ダークナイトモンを押し返す事に成功した。

 

ウォーグレイモンになった事で遙かに強くなり、目の前にあるゲンムとダークナイトモンを簡単に倒す事は出来る。

 

だけど。

 

「ふむ、レベル50か、確かに厄介だな」

 

ゲンムの不死身の力がある以上、倒す事は出来ない。それに、ダークナイトモンも、また厄介だ。

 

こちらは、ゲンムと違って不死身じゃないけど、それでもかなり強い。

 

こっちは、こっちで、かなりの強敵だろう。

 

でも。

 

「だが、俺が負ける理由にはならない!」

 

「くっ、ならこれで!」『高速化!』

 

「ふん!」「ふっ!」

 

高速で動く二人。

 

それに対して、俺は構える。俺達も、高速戦闘は可能だ。

 

だが、それよりもこちらの方が早い! 俺はそのまま拳を固めて構える。

 

同時にダークナイトモンがこちらに突っ込んできて、槍を振り上げようとした瞬間だった。

 

だけど、それより前に動く俺。

 

俺の拳に力が籠る。

 

そして、そのままダークナイトモンの腹部を殴る。

 

その一撃により、ダークナイトモンは吹き飛ばされた。

 

それと共に、ゲンムはガシャコンスパローをこちらに投げつけようとする。

 

「がっ!」「これで、終わりだ」

 

そのまま俺はガシャコンスパローを掴みとる。

 

その衝撃でダークナイトモンは吹き飛ぶ。

 

「ほぅ、さすがと言っておこうか」

 

それでも、ゲンムは余裕の様子を見せる。

 

「悪いがこれ以上はっ」

 

すると、俺の身体に電流が走る。

 

「ふむ、どうやら、制限時間があるようだな」

 

「まだだっ」

 

俺はなんとか立ち上がる。

 

その時だった。

 

「タクミ君!」

 

そこに来て、永夢さん達が来てくれた。

 

「大丈夫かい!」

 

「えぇ、なんとか」

 

それと共に、檀黎斗は周囲を見る。

 

「どうやら、結構ボロボロのようだな」

 

「あぁ、そうだな、だが、そこにいる彼も、少し限界のようだな」

 

それと共に、俺は変身が解除する。

 

「さて、では、ダークナイトモン」

 

すると、檀黎斗が何かを投げた。

 

それは、スマホ。

 

「あぁ、バガモン!」「まさか、バガモンが入ったデジヴァイス!」

 

それを受け取ったダークナイトモンの姿が変わる。

 

「なっ」

 

「スカルナイトモン、騎馬モード。なかなかに面白いだろう」

 

その言葉と共に奴はその場を去っていた。

 

「バガモン!」「逃がすか!」

 

それと共に永夢さんはすぐに爆走バイクを使い、追いかけ始めた。

 

「さて、邪魔はいなくなった」「ちっ」

 

「まさか」

 

最初から、狙いは花家さんだったのか。

 

「お前は下がっていろ」

 

「駄目です」

 

「良いから、てめぇは下がっていろ、第五戦術」

 

それと共に、花家さんは、すぐにゲンムと戦いを始めた。

 

だけど、俺は、先程までのガシャットの影響で、疲れで倒れてしまう。

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