檀正宗さんから、全ての真実を聞いた。
その話を聞いた帰り道、まるで待ち受けていたように橋の上には、檀黎斗が立っていた。
「本当に君達はしつこいようだな。まさか、父から話を聞くとはな」
「檀黎斗、まさかお前も、あの時にバグスターウイルスと出会っていたとはな」
檀正宗さんの話。
それは、俺と姉さんが始めて出会った時。
2000年の時に、まさしく檀黎斗もバグスターウイルスと出会った。
「その話から察するに、ドルモンもまた、その時に出会ったんだな」
「あぁ、だからこそ、姉さんとバグスターは似ているかもしれない。けど、お前は一体、何を目的で動いているんだ」
そう、俺は問いただす。
それに対して、檀黎斗は。
「究極のゲーム」
「ゲームだと?」
その言葉に対して、檀黎斗は笑みを浮かべる。
「ここまで、ゲームの制作を遅らせた君には、少し文句を言いたいが、まぁ良いだろう。私にこうして頼れる相棒を生み出してくれた礼だ」
そうすると、檀黎斗は、そのまま構える。
「君達もゲームキャラの一つにしてやろう。中ボスの1人として」『デンジャラス・ゾンビ!』
鳴り響く音声と共に、檀黎斗は、そのままデンジャラス・ゾンビを自分の腰にあるドライバーに装填する。
「変身」
同時に檀黎斗の姿は、ゲンムへと変わる。
「ドラクモン進化!ヴァンデモン!」
ドラクモンもまた、その姿を完全体であるヴァンデモンへと変わる。
2人が、進化し、その場はゲームエリアへと変わる。
「君達は2人で1人の仮面ライダー。故に、私達2人のコンビに果たして勝てるか」
そう、檀黎斗とヴァンデモンは構える。
だけど。
「俺達は、進化する」
「何?」
対して、俺は、その手に、あるガシャットを取り出す。
「これまでとは違う新たな可能性を探る。それもまた、探偵の仕事、だから君達に見せてあげよう」
「俺達の可能性を」『マイティブラザーズXX!』
そう、そのガシャット、マイティブラザーズXXを起動させる。
『ダブルガシャット!』
すると、俺の腰にあったゲーマドライバーが、姉さんの方にも現れる。
「なんだと!」
それには、檀黎斗も驚きを隠せなかった。
そして。
「さぁ、行こう姉さん!」「あぁ、ここからは、私達の力を見せるとするか」
そう、俺達は同時に構える。
「「超進化!」」『ダブルアップ!俺がお前で!お前が俺で!マイティ!マイティ!ブラザーズXX!』
鳴り響いた音声。
それと共に、俺達の姿は変わる。
俺の姿は、金色の竜騎士、グレイドモンに。
姉さんは、巨大な赤い龍、ドルグレモン。
「ほぅ、そのガシャットでそんな使い方を」
それに感心する黎斗。
「さぁ、行くぜ、俺達の」「超協力プレーを見せよう」