檀黎斗は、バグスターウイルスによって消滅した。
しかし、未だに問題は解決していない。
檀黎斗が行おうとした『仮面ライダークロニクル』。
その謎が未だに残されている。
「檀黎斗のパソコンからデータは」
「残念ながら、全てのデータは消滅している」
俺と姉さんは、『仮面ライダークロニクル』の謎に迫る為に、檀黎斗の隠れ家にしていた場所を中心に情報を探っていた。
しかし、その情報を手に入れる事は出来なかった。
「どこかに情報があるはずなんだが」
そう考えている時だった。
「これは」
「どうしたんだい?」
「これを」
そうしながら、姉さんが見せたのは、何かの工場。
その工場では、何かの生産を行っている様子だった。
「これは、ガシャット?」
俺は疑問に思いながらも、そこに量産されているのはガシャットではあるが、これまで見た事のない。
続々と量産されており、その数はかなり多い。
「あぁ、だが、問題はこれだ」
そうしている間にも、量産されていたガシャットに、タイトルが書かれている。
それは。
「仮面ライダークロニクル!?」
それには、俺は驚きを隠せなかった。
俺達がこれまで調べていたはずの仮面ライダークロニクルが、ガシャットとして量産されている。
その数は、凄まじい。
「もぅ、こんなに」
「…何時から、ここまで量産体制を、そうじゃなくても、ここまでの準備をいつから」
そう考えながら、姉さんが困惑していると。
『大変だ!大変だぁ!?』
そう、俺達が考えていると、こちらにメールが来た。
見ると、そこに表示されているのはバガモンが俺達のパソコンから出てきた。
「バガモン!?どうしたんだ!」
突然、来た事に対して、驚きを隠せなかった俺。
すると、バガモンが取り出したのは、何かの映像。
「こいつは?」
「その、幻夢コーポレーションの新しい社長だけど、その」
「…いきなりすぎるな、彼に関する情報は」
「えっと」
そう言われ、俺はすぐに幻夢コーポレーションの新しい社長に関する情報を探っていった。
「天ヶ崎 恋」
「あぁ、経歴には、問題ないと書かれているが」
そうして、姉さんはすぐにハッキングを行った。
すると、書かれている経歴は、どうやら全てが嘘。
それを証明するように、それまでの情報も全てが偽りである事は分かる。
「ならば、なんでこの男が新社長に?」
「それが、作も分からなくて、いつの間にか就任していたんだ。疑問に思って、探偵に依頼にって」
「なるほどな、だが、バガモン、それだけじゃないんだろ」
それに対して、バガモンは頷く。
「あいつ、隠しているようだけど、バグスターだ!」
「バグスターだって、それじゃ」
「どうやら、そうとう厄介な事になっているようだ」