シュリモンへと進化した後、俺達はその場をすぐに去った。
俺は、そのまま、何か手掛かりがないのか、走っていた。
「他にも永夢さん達にも連絡しないと」
そう考えていた時だった。
何か、嫌な音がした。
「今のは」
「すぐに向かうぞ」
姉さんの声と共に、俺はすぐに向かった。
そこにいたのは、先程とは違うライドプレイヤーの一団。
そして、その中央に立っていたのは、バグスターの一体であるガットン。
「マズイっ!」
姉さんの言葉と同時だった。
ガットンは、周囲のライドプレイヤーを倒した。
それは一瞬の出来事だった。
「っ」
あまりにも一瞬の出来事に、俺達は目を見開いた。
そこにいたクラモンに変化が起きた。
「これは一体」
それと共に、俺達はすぐ近くの物陰に隠れる。
すると、ゲームオーバーしたライドプレイヤー達の前に現れたのは。
「ポッピーピポパポがゲームをナビゲートするよ!もしも戦いに負けて、ゲームオーバーになってしまうと、そのプレイヤーは消滅しちゃうの」
それは、あまりにもゲームからかけ離れた言葉。
そして。
「そして、消滅したプレイヤーのデジモンは、すぐ近くにいるバグスターが吸収する事によって、パワーアップするよ!」
「っ」
それと共にガットンの姿が大きく変わる。
ガットンのパーツが次々と分離されると共に、クラモンが接着していく。
そうしていくと、ガットンの身体はすぐに巨大化、変形していく。
やがて、その形は、真っ赤な機械の龍へと変わる。
「これは」
「あれはカオスドラモン!深紅のボディを持つ機械のドラゴン!そして、その背中にあるキャノンは威力は凄まじく一発でゲームオーバーになっちゃうよぉ」
その言葉と共に、カオスドラモンの視線は、ライドプレイヤーに向けていた。
先程まで、ゲームだったはずが、今度は殺される対象になっている事で、彼らは動けない。
「姉さんっ!」「あぁ」『皇竜戦記・復活編!』
俺達は、その手に持つ新たなデュアルガシャットを装填し、真っ直ぐとゲーマドライバーに装填すると共に。
「「究極進化!!」」『DualUP!出でよ!目覚めよ!皇竜戦記・復活!』
それと共に、俺達は、新たな姿に変わる。
眼前にいるカオスドラモンとなったガットンの大きさは、周囲の建物を遙かに超える巨体。
そして、そこから繰り出される一撃は、簡単にライドプレイヤーを潰すだろう。
だからこそ、俺達は、その巨体に対抗出来る姿へと変わる。
「「はあぁぁぁ!!」」
その新たな姿、インペルアルドラモンへと進化すると共に、真っ直ぐとカオスドラモンにぶつかる。
今、まさしく、巨大怪獣を思わせる対決となった。