仮面ライダースルゥース   作:ボルメテウスさん

71 / 103
強敵再会再会

仮面ライダークロニクルによって、消滅者が現れた。

その消滅者に関する噂は既に表に出てきた。

だが、それ以上に起きているのは『ゲーム』という名によって起きている勘違いである。

 

「姉さん、これって」

「あぁ、これは不味いな」

 

未だに、仮面ライダークロニクルによる被害者が増え続けているのは、『仮面ライダークロニクルはゲーム』だから普通は死なない。

バグスターとの戦いも大した事ない。

ある意味、この平和な日本での、命のやり取りがない上での出来事であった。

 

「・・・このままじゃ、取り返しのつかない事が起きる、なのに」

 

世間は、仮面ライダークロニクルによる被害者は、衛生省や俺達、仮面ライダーのせいにしている部分が大きい。

被害が広がっているのは『彼らが弱いから』『衛生省はあてにならない』などの事。

こちらの注意する声は、全てを無視した上での発言である。

 

「ある意味、人間の傲慢さが招いた結果だろ」

「っ」

 

聞こえた声。

それと共に見つめた先にいたのは、驚きの人物だった。

 

「グラファイトっ」

 

そこにいたのは、かつて死闘を繰り広げたバグスター。

バグスター故に、蘇っても可笑しくないと考えていた。

だけど、まさかこんなに早く再開するとは思わなかった。

 

「まさか君の方から来るとはね、まさかここで戦うのか?」

「それも良いかもしれないが、この場での戦いではお前達は本気では戦えないだろう」

 

グラファイトは、そう俺達に向けて言う。

 

「まさか、お前からそんな事を言うとはな」

「当たり前だ、確かに俺はバグスターではある。だが、同時に最大限の力を発揮したお前達と戦いたいとも思っている」

「なに?」

 

その言葉に、首を傾げた。

 

「お前達との戦い。他のライダー達はあくまでもガシャットの力だけだが、お前達の場合は、そのガシャットによって、それ以上の力を発揮した」

 

笑みを浮かべながら、グラファイトはこちらに目を向ける。

 

「だからこそ、俺のレベルに来た瞬間、お前達の最強の姿で来い!」

 

その言葉を最後に、グラファイトは、既に姿を消した。

 

「姉さん」「・・・結果的に、間違いはないだろう」

 

姉さんもまた、その言葉に賛同するように頷く。

 

「敵は、グラファイトだけではない。お前も知っているパラドもまた、恐ろしい計画を立てている。未知のバグスターが現れる可能性もある」

「・・・最悪な状況であるのは、間違いない。けど」

 

その言葉と共に、俺達は、パソコンの中にあるデータを確認する。

それは、先日の、マキシマムマイティXのデータ。

そこから、新たなガシャットを。

 

「これは、これから確実に必要になるな」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。