仮面ライダークロニクルは、未だに続いている。
衛生省からの発表に対しても、彼らはまるでそれを無視していた。
このままでは危ないと分かっている。
だけど。
「このまま助けても、また繰り返すだけじゃないのか」
不安に、俺は思わず吐いてしまう。
姉さんは、それに対して、俺の頭に乗る。
「確かに、我々は未だにあのガシャットを完成させる事は出来ていない、だが」
姉さんの、その言葉と共に、俺達が向かった先。
そこは、どこかの施設。
そこでも、既にライドプレイヤー達が戦っていた。
見ると、そこにはソルティとアランブラ、そしてパラドがいた。
「ソルティ、アランブラ。お前達の力を見せてやれ、そして」
同時に、パラドの後ろにいたのは、巨大なデジモン。
その一体が、巨大な建設重機が歪に合わさったような巨大なドラゴン。
「ブレイクドラモンの餌には丁度良いからな」
笑みを浮かべながら、そのままパラドは構えていた。
だけど。
「待て!」
それを止めたのは、永夢さんだった。
「何だよ、M。良い所だったのに」
その場に現れたパラドは、挑発するように言う。
さらには。
「今更、何しに来た!誰もお前らなんか期待してないんだよ!」
そして、ライドプレイヤーは、そんな永夢さんに向けて叫んだ。
「分かっています!悔しいけど、僕一人じゃ、全ての命を救えない」
「だったら、しゃしゃり出てくんなよ!」
永夢さんは。
「それでも戦う!一人でも多く、目の前の患者を救う為に!一人でも多く、笑顔を取り戻す為に!」
その言葉に、俺は。
「バグスターをぶっ潰すのは俺達だ」
そこに現れたのは、花家さんが、そこに立っていた。
「目の前の命を救う。その為に、俺達はいるんだ!」
そして、飛彩さんも同時に現れる。
彼らの、その言葉に。
「どうやら、希望はまだあるようだな」
「あぁ、そうだな、そして」
俺達は、そのまま降り立つ。
「タクミ君」
「俺も、探せる気がします。皆を救う為に」
同時に、俺は、ドラゴナイトハンターZを起動させる。
すると、これまでとは違い、ドラゴナイトハンターZは、そのまま別れる。
そのまま、永夢さん達の元に。
それらを手に持つと共に、彼らは頷く。
「バグスターは僕達が」
その言葉と共に、永夢さん達は、俺から渡されたドラゴナイトハンターZを腰にあるキメワザスロットに装填する。
「デジモンは、俺達が」
そして、俺と姉さんは、デジモンストーリーサイバースルゥースと、ドラゴナイトハンターZを起動させる。
本来ならば、究極体を相手に、このレベルでは対抗出来ないかもしれない。
けど、それは、以前までだったらだ。
それと同時に、俺達の横に、ガンマモンが、ハックモンが、コマンドドラモンが並び立つ。
そして、そのまま、俺達は構える。
「「「「「デジクロス!」」」」」
そう、叫んだ時だった。
俺と姉さんは、そのままスルゥースに変身する。
だけど、それだけじゃない。
ガンマモン達が、そのまま、俺達に向かって行く。
以前までとは異なり、デジモン達の存在によって、さらなる変化が起きた。
その先、本来の進化とは異なるだろう。
だが、まるで、心を合わせた事を象徴するように合体していく。
「はぁぁぁぁ!!」
同時に、俺達は、その手に持った剣で、ブレイクドラモンを吹き飛ばす。
そして、着地すると同時に、俺達は、巨大化していた事を実感させるように土煙が上がる。
『シャウトモンX4!』
そう、俺達は、新たな姿の名を宣言した。