レベル0の、マイティアクションXオリジンの力もあって、無事に永夢さんを救出する事は出来た。
だが、それも一時的であるのは、理解出来た。
「それで、それを結局どうするんだ」
そうしながら、花家さんは、既に壊れているコピーされたマイティアクションXオリジンを見つめる。
あの場を解決する事が出来たが、俺が使用した後、すぐに壊れてしまった。
「もう一度、造る事は出来ないのか?」
「造る事自体は問題ない。問題なのは、それに対してパラド達が何も考えていないとは思えない」
わざわざ自分達を弱くさせるガシャット。それがあるのを分かっていて、何も手を打たないとは考えられない。
「何よりも、使用する度に壊れてしまうガシャットでは、十全には戦えない」
「ならば、どうすれば」
「・・・もしかしたらの手が一つだけ」
「あるんだったら、最初から言ってよ」
そうニコちゃんは言うが、これはかなり危険な賭である。
「このガシャットのデータを集める際に、ガシャットの中を調査した。だが、そのガシャットのデータの最深部に入る事は出来ない」
「そのデータを手に入れる事が出来れば、レベル0の力を使う事が出来るのか」
「けど、その条件にはポッピーさんが必要なんです」
「えっ、私が?」
それに対して、ポッピーさんは首を傾げる。
「なんで、ポッピーピポパポが」
「おそらく、檀黎斗自身、自分の身に何か起きるか分かっていたんだろう。だからこそ、もしもの時に備えていたんだと思う」
「考えてみれば、かなり簡単な事ではあるが、彼女は最初からこちら側のバグスターとして活動していた。あの檀黎斗の目的の真偽は分からないが、仮面ライダークロニクル事態は人々に遊んで貰う為に開発していた」
「あそこまで頭は狂っていても、目的は最初から一貫はしていたからな。それは分かる」
「けど、それはあまりにもリスクが多すぎる。その先で、一体何が待ち受けているのか」
飛彩さんの言葉正しい。
こんな事、本当だったら、やるべきではない。
けど。
「私、やるよ」
「ポッピーピポパポ」
その目は、本当に覚悟を決めていた。
そんな彼女を、この場で俺達は止める事は出来ないだろう。
だからこそ。
「ならば、この先の案内人は俺達の出番だな、姉さん」「あぁ、途中までは私達も知っている。何よりも、こういうのを探るのは探偵の仕事だからな」
俺も姉さんも、ポッピーさんを一人で行かせるつもりはない。
「ならば、そっちは頼むぞ」
「うん、それに案内人は、もう一人いるし」
その言葉と共にポッピーさんが目を向けたのは、ガシャコンバグヴァイザーⅡ。