仮面ライダークロノス。
その能力に関して、ゲムデウスに対抗する為に、能力は事前に聞いていた。
だからこそ、この場で、どのように行動するべきか、迷った。
「タクミ、今は、迷っている時間すら惜しい」
「あぁ、分かっているよ、姉さんっ、変身!」『DualUP!氷を砕け!未来を拓け!アブソリュートエイジ!!』
俺達は、すぐにガシャットを取り出すと同時に、ヘクセブラウモンへと変身する。
それに合わせて、俺達は、既に攻撃をクロノスに変身した檀正宗に向かって、放った。
放たれた攻撃。
それに対して、クロノスは余裕で受け止める。
「ふむ、どうやらこのクロノスに関しての攻略方法は分かっているようだね」
そう、クロノスの能力。それはポーズ。
いわゆる時止めである。
それは、全てのゲームの力を使う事が出来るゲムデウスに対抗できる最強の力。
どんなに強い力を持っていたとしても、時を止める事で、それらの攻撃を避け、攻撃を当てる事が出来る。
クリアが不可能なゲムデウスに対抗できる力として、これ程に強い力はなく、味方だったら、これ程頼もしい能力はない。
だが、その能力は、今は、敵となっている。
「まさか、バグヴァイザーⅡを凍らせるとはね」
その言葉通り、変身を行う際に使われたバグヴァイザーⅡは、俺達が放った攻撃によって、凍られている。
本当ならば、破壊が一番の手かもしれないが、それを許せる程、油断はなかった。
故に、破壊ではなく、使用できない程度に凍らせる事。
「クロノスの能力は、その大半をそれに依存している」
「確かにな、だが」
そうしている間にも、俺達は、既に檀正宗の懐へと向かった。
だが。
「クロノスは、その程度では勝てないから」
俺達が、既に手に持っていた氷の槍。
それを簡単に受け止めた。
だが、その槍を打ち砕いたのは。
「ガシャコンソードっ!」
それは、飛彩さんが変身しているブレイブが使用している武器。
なぜという疑問が一瞬。
だが、同時に、檀正宗がこの場で持っているのが、プロトガシャットである事に納得が出来る。
「ふんっ!」
「「ぐっ!!」」
そう、考えている間にも、クロノスによる一振り。
それは、俺達を簡単に吹き飛ばす程の威力だった。
元々、仮面ライダーのレベルに合わせるように、強化される。
それを合わせて、考えると、このクロノスが放たれた強さは。
「そして、君も知っているはずだな」
それと共に、ガシャコンソードのモードを炎剣モードで、氷を溶かした。
「それにしても、やはり面白い。仮面ライダークロニクルのレイドボスの実装には、デジモンを使うのが一番だと、この戦いでよく分かった。故に」
そう、クロノスは。
「君には、一度、死んでもらう」