リアルではモブなわたしは、GBNでずっと暮らしたい。   作:ゼラチナマスター

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難産と文章量増加のため、書き溜め分がなくなってしまいました。
申し訳ありませんが、一週間お休みをいただきます。

次回は11/24(日)19時予定です。



ミッション4-5 フレンドといっしょに防衛線を築こう!

 

「現状を復唱します、リーダー。

 あなたは困ってるニュービーさんと出会ったが、

 その人はどうやら何か複雑な事情があるようだった。

 リーダーはニュービーさんを臨時でフォースメンバーとして受け入れ、

 “デミダイバース”のフォースネストに仮設定したリーダーのガンプラハンガーに匿ってます。

 以上でよろしいですか?」

 

 めっちゃ敬語で詰めてくるじゃん。

 サウンドオンリーの通話で響くハサウェイの声に、ロウジは思わずびくりと背筋を伸ばす。

 ここはロウジのガンプラハンガーだ。マリコは今、横にいない。

 目の前のハンガーでは、ザクが手持ちの武装を持っては取り換えを次々に繰り返している。

 マリコがコクピットで、ザクへ追加する武装を吟味中なのである。

 

「いえす、その通りです。

 ……ハサウェイ、ひょっとして怒ってる?」

 

 ロウジは恐る恐る、ハサウェイに上目遣いで問い返す。

 ロウジはマリコを臨時でフォース“デミダイバース”のメンバーとして登録し、メンバー権限を貸与していた。

 訳あってのこととはいえ、メンバーに説明は必要だ。

 まずセセリアに文章で通信を送り、続いてハサウェイへ文章を送ったところ、

 ハサウェイから音声通話が返ってきたのである。

 

「……怒ってないです。

 うん、ごめんロウジ、ちょっとオレの頭が追い付かなくってさ」

 

 ものすっごーく長いハサウェイのため息が通信越しに聞こえた。

 多分ハサウェイも声が硬いのを意識したんだと思う。台詞の後半でハサウェイの声が優しくなる。

 よく考えれば確かに情報量が多すぎる。ロウジはちょっと反省した。

 通信入れたこのタイミング、ハサウェイはどうやらリアルで何か用事してたっぽい時なのだ。

 わざわざスマホでGBNとの通話を起動して、音声オンリーで会話してくれてるハサウェイは天使みたいに優しい。

 

「いきなりメンバーが増えて、フォースネストに住居を作りました。

 この週末、いったいどれだけ濃厚なのさ!?」

「……うん。僕も正直びっくりサプライズだったよ」

 

 しかもその人が”異邦人”ですなんて言ったらハサウェイのリアルに絶対差し障る。

 話すのは今度GBNで会った時にしよう。ロウジはそう決めた。

 

「正直、オレちょっと心配した。

 ロウジってば素直でいい子だろ?

 悪い人にころっと騙されちゃってないかって」

「違うよ! ……うん、騙してるわけじゃない、と思う」

 

 反射的に否定してから、ロウジは冷静にマリコの事を振り返った。

 サイド3でマリコさんの見せた狼狽っぷりは本物にしか思えない。

 小さいころ、迷子になった時をロウジは思い出す。

 もう家に帰れない、パパママ、セセリアにもう会えない。恐ろしい絶望だった。

 マリコの狼狽はあの時のロウジによく似ていた。

 見知らぬ地に放り出され、寄る辺なき別世界でたった迷子、いったいどれほど恐ろしいことだろう。

 

「うん、そうだよね。想像で悪く言ってごめん。

 困ってるニュービーさんに先輩らしく世話を焼く、とってもキミらしいぜ」

「うん。いっつも世話焼かれる側だったから、新鮮で楽しかったです」

 

 ハサウェイの優しい言葉に、ロウジは笑顔でうなずく。

 

「でもさ、世話焼くのは全然負担じゃないって言うのに、

 マリコさんは他のダイバーさん紹介してほしいって言うんだよ。

 やっぱり僕が子供だから、頼りないって思われちゃったのかな……」

 

 ハサウェイの優しさに、ロウジはぽろっと愚痴をこぼしていた。

 しばらくの沈黙の後、たしなめるようなハサウェイの言葉が返ってきた。

 

「ねえ、ロウジ。キミが責任を感じるのは判る。

 でも、いくらキミが親切で優しくても、一人でやれる事には限界があるよ。

 例えばお休み終わって学校始まったら、どうするの?」

 

 考えてみれば、あまりにも当然の指摘だった。

 ロウジはハサウェイの言葉を噛みしめた。自分の顔がゆっくり赤らむのも判る。

 

「困っているから助けて欲しい。

 知恵を貸してほしい。それは正しい判断だと思うよ。

 学校でもめ事が起きたら、まず先生や親に相談するじゃん。

 大人だって警察や消防署、お医者様に頼る事はあるだろ。

 正しい場所に助けを求めるのは、恥ずかしいことじゃないんだ」

「……冷静なご指摘、ありがとーございましゅ」

 

 羞恥で舌が回らない。ロウジは直立不動でハサウェイの言葉にうなずいた。

 エニルさんみたいになりたい。そう思ってロウジはマリコさんへ声をかけた。

 僕は大人ごっこへ夢中になってたのかもしれない。ロウジは苦い思いを噛みしめる。

 

「それで、ロウジは次、どうするのさ?」

 

 さとすようなハサウェイの言葉に、はっとロウジは顔を上げる。

 

「うん、この前ハサウェイを誘ったPVPのレイドバトルミッションあったじゃん?

 主催が初心者さんでも無問題っていうから、ニュービーさんと一緒に行く予定」

「ロウジ、えらい。

 ちゃんとキミなりのやり方でニュービーさんの助けになってるじゃん」

 

 ハサウェイのお褒めの言葉に、ロウジはかすかにはにかみ、うなずいた。

 正直、あんまり自信はない。何せ、PVPでレイドバトルはロウジも初めてだ。

 けれど、他のダイバーさんと接するのも、ミッションでお金を稼ぐのもマリコさんが望んだ事だ。

 

「サンキュー、ハサウェイ。

 頑張ってみるよ、僕が出来る事を、精一杯」

「もちろんオレもログインしてる時は助けになるよ。

 ロウジのフォースメイトで、フレンドなんだから」

 

 こんな短い時間の会話で、ロウジの胸はすっと軽くなった。

 確かに、マリコさんの案は正しい。一人で出来る事には限界がある。

 独り立ちするってのは、誰にも助けてもらわない事じゃないんだ。

 

「そういえば、まだマリコさんとフレンドなってない……」

「ロウジのおバカ!

 ささっとフレンド登録してあげるんだぞ?」

 

 愛あるお叱りを受け、ロウジは恥ずかしそうに頬をかく。

 皆にもいっぱい助けてもらおう、皆をもっといっぱい助けるために。

 

「ハサウェイこそ、楽しんでね!

 リアルの新しいフレンドさんによろしく!」

 

 明るい声で挨拶し、ロウジは通信を切る。

 人付き合いって、やっぱり難しいや。ロウジはしみじみと心の中で呟いた。

 きっとこれもロードマップと同じ、一個一個解決していくしかないんだろう。

 

 

 

 愛機デコトレーナーを膝付き姿勢で露天駐機し、ロウジはサイド3の大地に降り立つ。

 時刻は同日の夜、ロウジとマリコはサイド3へとんぼ帰りしていた。

 同じく膝付き姿勢のザクからマリコがさっと飛び降り、見事に着地する。

 うーん、お見事。感心するロウジに、マリコがぼそりと言ってきた。

 

「……ねぇ、ロウジくん。

 いつからサイド3はハロウィン会場なったの?」

 

 周囲を見回し、マリコがまん丸に目を見開く。

 ロウジはつい噴き出してしまった。

 

「……うん、確かにこれは百鬼夜行ですね」

 

 ロウジは半笑いのまま同意する。

 ここはGBNのサイド3,それも守備隊が駐留する軍事基地だ。

 ハロウィンパレード扱いもむべなるかな。

 普通は堅苦しい雰囲気の場所を、キュートでカラフルな十数機のアッガイ達が占拠していた。

 もちろん、彼らは敵ではない。レイドバトルで共に戦う仲間達だ。

 

「すごいわね。あれってうちらジオンのMS……確か、アッガイよね?

 同じ機体ばっかり、またカラフルに……

 もちろん全部、ダイバーさんのガンプラなのよね?」

「はい。皆さん全員、マリコさんと同じく、僕のフレンドの皆さんです。

 どれもこれも、ダイバーさんの愛が溢れる個性的な機体ばっかりでしょ?」

 

 目を丸くするマリコに、ロウジは笑ってうなずいてみせた。

 うっかり忘れていたフレンド申請も、マリコさんにお願いしてもちろん登録済みだ。

 サイド3の基地外周を体育座りで占拠するのは、フォース、“アッガイマフィア”のアッガイ達だ。

 モノアイでこっちを見たアッガイ達は、例外なくマニピュレーターをフレンドリーに振って挨拶してくれる。

 

「マリコさん、こっちです!

 到着報告終えたら、主催者とメンバーの皆さんをおいおい紹介していきますね」

 

 アッガイ達に手を振り返し、ロウジはマリコを先導して歩き出す。

 今日の目的は、マリコを”GBN初心者のニュービー”として他ダイバーに接触してもらうことだ。

 世界を知り、ロウジ以外のダイバーとも知り合い、おまけにGBN内通貨も稼げる。

 さぁ、がんばれ僕。ロウジは秘かに気合を入れた。

 マリコさんが他のダイバーと接触する、とても大事なミッションだぞ。

 

「フォース”デミダイバーズ”ロウジ、到着しました!

 今回は僕とこちらのマリコさんで参加です。

 本日はよろしくお願いします!」

 

 取り柄は若さと元気だけ、ロウジは胸を張って挨拶する。

 アッガイ達が外周を取り囲む真ん中に、パイプ椅子の集会場が作られていた。

 据え付けられた折り畳み式テーブルの受付へ近寄っていく。

 

「こんにちはっす、ロウジくん。それとマリコさん。

 急なヘルプ応えてくれてサンキュっす。

 こちらこそ、よろしくお願いするっす!」

 

 受付の等身大のアッガイが立ち上がり、にっこり笑って応えてくれた。

 もちろんこの人もダイバーだ。確か“アッガイマフィア”のサブリーダー、腹心アッガイさんのはず。

 

「みんな揃ってるっす。そろそろ作戦会議始まるんで、

 空いてる椅子に腰掛けてお待ちください」

「わかりました!

 マリコさん、皆さんへの紹介は会議後に……」

 

 ロウジはマリコと並び、パイプ椅子で会場の端っこにちょこんと腰かける。

 席につくなり、マリコがびっくり眼で耳打ちしてきた。

 

「ロウジくん、何あの人間大のアッガイくん達。

 同じフレンドって言うけど……本当に同じダイバーさんなのよね?」

「はい。ダイバーのアバターは人型ならオーケー。

 色々な姿にカスタマイズ出来るんです」

 

 周囲に駐機されたガンプラから、等身大アッガイ達が次々に降りてはわちゃわちゃと席に着き始める。

 マリコが目を細めながら、短い手足で駆ける等身大アッガイ達の様子を見てる。

 確かに非人間型ダイバー、知らなかったら、そりゃびっくりですよね。

 ロウジは自分の説明不足をこっそり反省した。

 

「今回ご一緒するのは、フォース”アッガイマフィア”の皆さんです!」

「アッガイ……マフィア?

 ……えっと、ヤのつく裏家業のこわい人達ってこと?」

 

 マリコが不安げに呟く。早速説明不足その2が発生した。

 ロウジは焦って首を振り、声を張り上げる。

 

「ち、違います。アッガイマフィアさんは……」

「野生のアッガイを捕獲し、売りさばく極悪非道なフォース!

 悪逆非道、アッガイ愛を世界に広めるアンダーグラウンドな集団や!」

 

 否定しようとするロウジを、関西弁の言葉がさらに否定する。

 ターンエー髭の立派なアッガイさんがにやりと笑う。ボスアッガイさんだ。

 

「あ、あの、ボスアッガイさん!?」

「皆の衆、集合ーっ!」

 

 ボスアッガイさんの声が響き、周囲に散っていた等身大アッガイ達がわちゃわちゃと駆け寄ってくる。

 腕を組み、肩を組み、等身大アッガイ達が群れ集って華麗な組体操を開始する。

 一体何が始まるの!? ロウジはマリコと一緒にぽかんと見守るばかりだった。

 

「我ら、アッガイマフィア一同!」

「アッガイ愛と熱意でバトルに臨む!」

「かわいさに頼らぬ新境地!」

「刮目して見よ!」

 

 アッガイマフィアの皆さんが華麗にポーズを決め、叫ぶ。

 ドドーン。そんな効果音が背後で響いた気がした。

 マリコさんの呆気にとられた顔、なかなか珍しい。

 

「……こちらのアッガイさん達、サーカスの興行する方々みたいなものなのね?」

「サーカス言うても、木星帰りちゃうで?

 皆の衆、おっけーや、着席ー!」

 

 アッガイ達がドヤ顔でハイタッチし、手を振って着席していく。

 ロウジは唖然としながら、見事な組体操演技を拍手でたたえる。

 その後、ボスアッガイは手短にロウジとマリコに挨拶をすませ、受付の方に歩いていった。

 

「うん、とっても愉快な方々ね……」

「あ、はい。

 怖い人達じゃないのは保証します……」

 

 ボスアッガイを見送るマリコの表情を見るに、誤解は解けたようだ。

 なんだかどっと疲れた気がする。ロウジはがっくり肩を落としてうつむいた。

 

「おぅ、ロウジくん。

 今日はよろしくのぉ!」

 

 真横でいきなり突然大声が響き、ロウジはばね仕掛けのようにぴんと背筋を伸ばす。

 慌てて横を向くと、ガデムが笑顔を浮かべてゆっくりと歩み寄ってきていた。

 そしてマリコと反対側、ロウジの横にガデムがどすんと乱暴に腰を下ろす。

 

「……こ、こんにちは、ガデムさん。

 こちらこそ、本日はよろしくお願い致します!」

 

 ガデムさんやっぱり声でかい、あと近いです距離!

 人見知りな心で悲鳴を上げつつ、ロウジは何とか笑顔を作った。

 

「そちらの別嬪さんが話のニュービーさんかの?」

「あ、はい。こちら、本日初ログインのマリコさんです。

 マリコさん、この方がガデムさん。

 今日は僕らと組んで下さる予定です」

 

 ロウジは慌ててマリコとガデムを互いに紹介する。

 

「マリコです。今回は未経験者の受け入れありがとうございます。

 右も左も判らない新人なので、どうか色々教えてください」

 

 マリコがにっこり微笑み、如才なく挨拶を行った。

 こういうところ、ほんとに大人なんだなってロウジは実感する。

 

「ほな、全員揃うみたいやし、会議始めるで!」

 

 ボスアッガイが腹心アッガイから名簿を受け取り、高らかに宣言する。

 わちゃわちゃがやがや、騒いでいたアッガイ達も徐々に静まり返り、前を向く。

 静かになるほんの一瞬前、マリコが隙を見てロウジに耳打ちした。

 

「……すごいわ、ロウジくん。

 個性的すぎてわたしがまったく目立たない!」

「……確かに、そうですね!」

 

 口元に手を当て、ロウジは噴き出すのを辛うじてこらえた。

 確かにその通り、メンバーが濃すぎる。

 

「今回ワイらが挑むミッションはサイド3攻防戦、その防衛側や!

 まずは、勝利条件、敗北条件のおさらいや」

 

 ボスアッガイが議長を務め、作戦会議が始まった。

 頼もしい仲間達の顔をゆっくり見回し、ロウジは笑いを噛み殺す。

 ある意味、このメンバーは大正解かもしれない。

 ”異邦人”のマリコが埋没するレベルのキャラの濃さ、それが今回の頼れる仲間の皆さんなのであった。

 

 

 

 大モニターに映る宇宙は静かだった。

 ブリッジの広い空間もしんと静まり返り、キーボードを撃ち込む音だけが響く。

 ぴんと張りつめた空気に、マリコはオペレーター席でぐっと背筋を伸ばす。

 

『レイドバトル開始まで、あと1500秒』

 

 甲高い電子音に続き、正面モニターに時報が刻まれた。

 作戦会議終了後、マリコはガデムが所有するパプア級輸送艦のブリッジにいた。

 パプアはサイド3の宇宙港ではなく、すぐ傍の宙域に停泊している。

 ロウジもパプアの格納庫で愛機の出撃前チェックをしているはずだ。

 指差し確認し、通信ボタンをON。インカムのマイクを確認し、マリコははきはきした声で呼びかける。

 

「こちら旗艦パプア、オペレーターのマリコです。

 戦闘開始まで1500カウントを切りました。

 各機、所定の配置で戦闘開始に備えてください」

 

 パプアはジオン公国が一年戦争前に開発した旧型の輸送艦だ。

 早々に戦闘任務からは外され、戦後に民間会社への払い下げされた艦もある。

 

「ミノフスキー粒子軽微、レーダーに感無し。

 各機に勧告、未確認機発見時はただちに連絡ください」

 

 マリコは慣れた仕草で各機器をチェックし、台詞のテンプレート通りに全体と艦長へ報告をあげていく。

 幸いなことに、マリコの職場にも払下げの同型艦が一隻あった。

 オペレーター席の配置は変わらないのがとてもありがたい。

 

「いやあ、すまんのうマリコくん。

 ニュービーの子はバトルを楽しみたいだろうに」

 

 艦長席に腰かけたガデムが、申し訳なさそうに声をかけてくる。

 モニターにもう一度目を通してから、マリコは席ごと後ろへ振り返り、ガデムへ小さく頭を下げる。

 作戦会議の結果、マリコはガンプラで戦うのではなく、後方支援オペレーターの席を志願したのだ。

 マリコもガデムも、メットこそかぶっていないが、ジオンのノーマルスーツに着替え済みだ。

 ブリッジに空気はあるが重力はない。このクラスの艦船ならば当然のことだ。

 

「むしろお礼を言うのはこちらの方ですよ、ガデム大尉。

 人手と戦力が不足してる状況で、研修も抜けてないニュービーを受け入れてくださって……」

 

 人手不足だと嘆いた結果、マリコは鉄火場で経験なしの新人を押し付けられた経験がある。

 新人指導に時間を奪われ、仕事の能率が悪化する恐怖は筆舌に尽くしがたいものだった。

 もちろん、今から始まるのは戦争や仕事ではない。

 けれど、遊びこそノリのあわない相手は入れたくないものだ。

 

「なぁに、そもそも一枠空いておって、猫の手も借りたいレベルじゃて。

 それも、皆不慣れでしり込みするオペレーターを引き受けてくれたのは助かるわい。

 ワシもマルチタスクは苦手での。これで自分の仕事に専念できる」

「なら、WIN-WINって事ですね。

 わたし、確かにバトルはトーシロもいいとこです。

 けどオペレーターなら経験あります、任せてください!」

 

 ほっとした顔のガデムに、マリコはにっこり胸を張った。

 むしろ、不慣れなバトルで足を引っ張ることを考えれば、マリコはオペレーターの方が気楽まである。

 

「でも、指揮とか戦術とか難しい事はわかりません。

 そこは先輩方にお任せしますね」

 

 マリコは不安げに瞳を揺らし、ガデムに頼み込む。

 まるで職場に配置されたばかりの新入社員のような気分だ。

 

「うむ。戦力配分や戦術配置なんかはワシとボスアッガイでやるわい。

 マリコくんは責任なんぞ気にせずのびのびやっとくれ」

「はい、ありがとうございます」

 

 にっこり笑顔でマリコは頷く。

 本当にありがたい対応だ、これならのびのび最善を尽くせる。

 

「この艦が撃墜されるか、オペレーションが無意味なほど追い詰められた……

 そんな場合なら、ワシとマリコくんもガンプラで出撃することになるじゃろう。

 じゃが、その場合も出撃タイミングはワシが指示するよ」

「あの、ガデムさんの機体なんですけど」

 

 そうだ、聞きたいことがあったのだ。

 マリコはちょうどいいとばかりにぐいと会話を踏み込んだ。

 

「ガデム大尉の愛機……あれって旧ザクですよね!?」

 

 アッガイ軍団の中に混じるごついザク、ずっと気になっていたのだ。

 

「おぅ、お目が高いな、マリコくん。

 アイツはザクⅠ、別名は確かに旧ザク!

 ザクIIの量産化に伴い現役を退いた機体じゃが、

 ガンプラでは愛さえあれば最新鋭機と互角に戦えるのじゃよ」

「やっぱり、そうだったんですね……!」

 

 懐かしい。マリコは童心に返り、思わず微笑んだ。

 

「良ければ、後で乗ってみるかの?」

「いいんですか!?」

 

 思わぬ提案だ。マリコは慌ててオペレーター席から立ち上がっていた。

 反動で身体が浮きかけ、ノーマルスーツの靴裏が辛うじてマリコの身体を押しとどめる。

 スペースノイドにあるまじき失態だ、落ち着けわたし。マリコは自分に言い聞かせる。

 

「ありがとうございます。

 このレイドバトル終わったら是非にも乗らせていただきたいです!」

 

 深呼吸して気持ちを落ち着かせ、マリコは礼儀正しく頭を下げた。

 

「そうじゃな、まずは目の前のバトルを全力で楽しむとしよう。

 マリコくん、すまんが作業状況の進捗確認を頼む」

「了解です、艦長。

 こちらマリコ、現在バトル開始まで998カウントです。

 各隊、作業状況知らせ、どーぞ」

 

 ガデムの指示に従い、マリコは再びオペレーター席へと向き直った。

 呼びかけに応じて通信ウィンドウが一つずつ立ち上がり、報告が次々に飛び込んでくる。

 

「こちらボス隊、

 殴り合い用の手持ち武装の準備は完了や!

 工作が終わったメンバーからとりに来るようにな!」

 

 今回の編成は小隊が6つ、2個中隊分ある。

 まずは指揮官のボスアッガイからの報告が入った。

 背後には多数のウェポンコンテナが鎮座し、2機のアッガイがコンテナの整理整頓にワチャワチャしている。 

 

「こちらギレン隊、

 バルーンの設置完了だ。

 細工は流々、後は仕上げを御覧じろ」

「こちらキシリア隊、

 隠密索敵用装備は万全よ。

 諜報と暗躍は任せなさいな」

「こちらドズル隊、

 隠し玉のテストは完了だ。

 本番を楽しみにな、兄貴!」

「こちらガルマ隊、

 コロニー内空調のテスト完了、

 これなら長時間滞留させられます!」

 

 続いて実働する4つのアッガイ小隊から通信が入る。

 アッガイマフィアはパプアではなく、サイド3と周辺宙域に分散して作業中だ。

 各小隊、小隊長含めて合計3機のアッガイがいる。

 各小隊で合計12機、ボス隊の3機と合わせのアッガイが出撃することになる。

 

「こちらマリコ、各小隊とも工作準備は順調です。

 進捗ヘルプは不要です、担当作業に従事してください。

 各隊でお手すきのメンバーを一人選び、ボスから武装コンテナを受け取り願います」 

「うむ、皆、良く働いてくれとる。じゃが……」

 

 ガデムの不安げな言葉に、マリコは眉根を寄せて後方へ目をやった。

 

「小隊名がちと……いつ内輪揉め始めるか不安になる名称じゃのぉ……」

「不敬ですよ、ガデム大尉!」

 

 冗談めかしてたしなめ、マリコはくすくすと笑った。

 デギンさんところのお子さん達、こっちの世界でもそんな扱いなんですね。

 

「こちらの戦力、アッガイ15機にロウジくんが1機。

 わたし達は前半動けないから実働戦力は16機……相手はどうなんです?」

「募集18/18で締切なっとった。フルメンバーじゃな。

 指揮官やオペレーターが専属でおるとしても16機。

 相手が戦闘しながらマルチタスクで指揮してくるなら17か18は出て来るじゃろうな」

 

 数こそほぼ同数だが、アッガイは確か偵察用水中MSだったはずだ。

 宇宙とコロニーでの戦い、そもそも勝負になるのか?

 オペレーター席で発信機能オフを確認し、マリコはこっそりガデムへ問いかける。

 

「ね、ガデムさん。ここだけの話なんですけど…、

 ベテランから見て、今回のバトル勝ち目ありそうです?」

「……策がキレイにはまれば、善戦は出来るじゃろう」

 

 奥歯にモノが挟まったような言い方だ。

 つまり、勝利はまず無理だと言うことなのだろう。

 

「安心せい、マリコくん。こっちはほとんどみんな素人じゃ。

 ニュービー一人の加入が勝敗を左右するようなわずかな戦力差じゃないわい」

 

 不安げなマリコへ、ガデムが豪快に笑ってみせた。

 勝利が絶望的な戦いに挑むと言うのに、ガデムの態度に悲壮さはまったくない。

 そうだ、これは戦争じゃなかったんだ。

 

「レイドバトルって、団体競技のスポーツみたいなものなんですね」

「おぅ、万年最下位の弱小球団と球界の盟主の戦いみたいなもんじゃよ」

 

 気楽なガデムの様子に、マリコは口元を抑えて上品に笑う。

 そういえば、父の休暇に町内会対抗の草野球をしたことがあったっけ。

 懐かしさに目を細めた瞬間、手元に通信アイコンが点灯した。

 マリコはガデムに手を挙げて雑談を終え、オペレーター業務に従事する。

 

「こちらキシリア隊、3機とも配置についたわ。

 隠密にて索敵を開始、以後、通信途絶します」

「こちらギレン隊、コロニー内で3機とも配置に付いた。

 キシリア、私を撃つんじゃないぞ?」

「兄上こそボスを撃ったら殺しますからね!?」

 

 通信ウィンドウをアッガイ達のやかましいかけあいが占拠する。

 

「ちょっとボス、このコンテナどこに置くっすか!?」

「武装コンテナは蓋して所定の位置に!

 少しでも向こうが迷ってくれたら儲けもんや」

「こちらドズル隊、武装受領完了。

 以後、指示あるまで待機するぜ」

「こちらガルマ隊、同じく武装受領完了。

 ボス隊と共に正面戦闘準備頑張るっす!」

 

 アッガイマフィア達の威勢のいい報告が通信回線とウィンドウを占拠し続けた。

 皆、真剣だ。勝ち目がないなどと諦めている相手は一人もいない。

 

「……アッガイさん達、やる気満々ですね」

「うむ、今日は全員、ガチバトルもやってみたいと志願したらしいの。

 遊びだからこそ、真剣にやるんじゃ。

 バトルすることも、楽しむことも」

 

 この熱意に、失礼なことなど出来まい。

 不慣れだろうと、精一杯にやるだけだ。

 マリコは静かに拳を握り、決意した。

 

「わたしも精一杯頑張ってみます。

 皆さんやロウジくんのバトルを楽しいものにするために!」

「……のぉ、マリコくん。そのロウジくんはどうした?

 通信画面に一度も出てきとらんような」

 

 確かにそうだ! マリコは通信のログを総ざらいする。

 やはり、ロウジからの返答がない。

 

「こちらマリコ、ロウジくん、準備はどうですか?

 応答よろしくお願い致します」

 

 マイクをオンし、ロウジへと呼びかける。

 だが、やはり返事がない。通信を切っているのか、何かトラブルがあったのか。

 マリコは教えてもらったばっかりのフレンド機能を使う。位置追跡機能だ。

 システムウィンドウのフレンド欄に、ロウジの現在位置が映り、視界の端に矢印マークが点灯した。

 

「ガデム艦長、格納庫へ行ってきます!」

「うむ。気をつけてな」

 

 格納庫はそれほど遠くないが、バトル開始まで時間もさほどない。

 矢印マークの先に、ロウジはきちんといるはずだ。

 マリコは急いでシートベルトを外し、格納庫へと急ぐのだった。

 

 

 

 大きな矢印マークが、格納庫のデコトレーナーを指している。

 もちろんパプアの格納庫も無重力ブロックだ。マリコは狙いを定めて、軽く壁を蹴る。

 身体がふわりと浮かび、格納庫のハンガーに固定されたデコトレーナーへ進んでいく。

 デコトレーナーのコクピット付近で、マリコは無重力慣れした動きでふわりと整備ラッチに取り付いた。

 そのままロウジに呼びかけ、コクピット付近をノックする。

 ノック5回目、ようやくロウジがコクピットハッチを開け、顔を出してくれた。

 

「どうしたんです、マリコさん。

 オペレーターやるんじゃなかったんですか!?」

「どうしたってのは、わたしのセリフよ。

 ロウジくん通信にも返答一切ないし、何かお取り込み中?」

 

 マリコの指摘に、ロウジがびくっと驚き、慌ててコクピット内の機器を手探りする。

 

「……うわちゃ! 通信の発信だけオフってたみたいです。

 僕の返信、そりゃ聞こえる訳ないですよね、あはは」

 

 うん、これはちょっとおかしい。

 コクピットを外から覗き込んだまま、すぐにマリコは判断した。

 顔色が悪い訳ではない、元気もいっぱいだ。

 だが、視線があっちこっちとまったく落ち着かない。

 通信の発信オフに気付かないのも当然だ。

 一体どうしたのか。マリコは慎重にロウジの様子を探る。

 

「出撃準備は出来てる?」

「もちろんです! デコトレーナーは追加装備含めて万全です!

 マリコさんと並んで戦えなくなっちゃったのは残念ですけど、マリコさんの分も大暴れしちゃいますから!」

 

 とても早口、高すぎるテンション。

 どうやら愛機は万全でも、心の準備がまだらしい。

 マリコはするりとコクピットに身体をねじ込み、後ろ手にハッチを閉じる。

 閉じた空間で、もう一度手探りで通信の発信をオフ。

 コクピット内でロウジと向き合い、マリコはふわりと微笑んだ。

 

「ロウジくん、だいぶ緊張してるわね」

「そりゃ、してますよ!

 アッガイマフィアの皆さんから、いっぱい声をかけてもらったんです。

 君はエースだ、勝敗は君にかかってる、って」

 

 シートに背中を預け、ロウジが悲鳴のように叫ぶ。

 ほんとにがんばりやさんだね、ロウジくん。

 生真面目に呟くロウジに、マリコはそっと目を細めた。

 いっぱいの期待をなんと小柄な身体で背負っていることか。

 

「やってやる! ってファイトはむくむく湧いてきます。

 でも対人のレイドバトルは初めてなんです。

 今回はいつもフォローしてくれる仲良しのセセリアやハサウェイ、エニルさんもいない……」

「そう、期待に応えられないかもしれないって、不安なのね」

 

 生真面目さゆえに、期待がプレッシャーに感じてしまっているのだろう。

 マリコは優しく言葉を続ける。

 緊張に効く万能の薬なんてない。不安を吐き出させることぐらいしかない。

 

「当たり前じゃないですか!

 ミーティングでボスアッガイさん言ってました。

 相手はフォース、第七士官学校の皆さんなんですよ。

 ガンプラ作りとバトルの戦略、戦術の勉強に熱心で、バトルにガチな方々なんです!」

「それに対してこっちはかわいさが売りのアッガイさん達ばかり。

 ベテランさんは艦長として裏方だし、オペレーターにいたってはニュービーだもんね……」

 

 冗談めかした口調で、マリコは申し訳なさそうに目を伏せた。

 慌てたようにロウジが手を振ってそれを否定する。

 

「いえ、それは……皆さんが不慣れなのは仕方ないんです。

 だからこそ、僕が2倍も3倍も頑張らないといけないのに……!」

「ロウジくん。

 いったん”頑張ろう”って言うの、やめてみよっか?」

 

 差し出した人差し指で、マリコはロウジの叫びを制した。

 意気込むロウジに言い聞かせるように、ゆっくりと言葉を投げかける。

 

「”頑張ろう”って言うのやめる……?

 でも、僕がめいっぱい頑張って、皆さんをフォローしないと……」

「呪文みたいに何度もがんばれなんて言わなくたって大丈夫よ。

 ロウジくんは全力で頑張ってくれるわ、きっと」

 

 口に出した言葉は、自分を縛るのだ。

 気負い過ぎたロウジの心を緩めようと、マリコは微笑んでみせる。

 

「……そう、見えます?」

「サイド3の行き方がわからず困っていたわたしを、

 全身全霊の親切心で助けてくれたのが、ロウジくんじゃない」

 

 不安げに笑うロウジを、マリコはとびっきりの笑顔で肯定してみせた。

 狭いコクピットで、ロウジが照れ臭そうにはにかむのが見えた。

 

「困っている人を助けるのは当たり前ですよ」

「その、ロウジくんの”あたりまえ”が、わたしを救ってくれたのよ」

 

 ロウジへ抱いた感謝の思いは、言葉だけじゃとても足りない。

 マリコは準備していたささやかな品を、はにかむロウジの掌にそっと握らせる。

 

「マリコさん。これは……?」

「わたしが主任やってるうちの会社の社章と、わたしのお名刺。

 お礼に渡せるようなものが、こんなものしかなくってごめんなさいね。

 ささやかな勲章ね。それとも、ロウジくんに自信を与える魔法のお守りかしら?」

 

 ごく普通のカード型名刺と、社名とロゴの入ったファートランスポートサービスの社章だ。

 名刺の裏には、『恩人です。最大限の便宜をはかること!』と書いておいた。

 

「もし向こうの世界に行くことがあったら、この社章の会社を探してみて?

 零細企業だけど、輸送船の一隻と衣食住くらいなら手配してもらえるわ」

 

 もちろん、そんな事はあってはならない。冗談めかしてマリコは笑う。

 渡した二つの品は質屋でも受け取り拒否されるような二束三文のシロモノだ。

 見知らぬ異邦人へロウジくんが示してくれた友情と頑張りへの、ほんのささやかなお礼だった。

 マリコの名刺と社章をためつすがめつ眺め、ロウジが弾けるように笑った。

 

「……サンキューです、マリコさん。

 いつかマリコさんの世界へ遊びにいくまで、お守りにさせてもらいますね!」

 

 良かった、うまくいつも通りのロウジくんに戻ってくれたみたい。

 マリコはそっと胸をなでおろす。

 

「ロウジくんの心、出撃準備できたみたいね?」

「はい、難しいこと考えるのはやめやめです!」

 

 どこかふっきれた明るい笑顔でロウジが言う。

 きっとロウジはアッガイマフィアの皆を助けるため、

 戦場をあたりまえのように東奔西走してくれるに違いない。

 通信の発信機能をもう一度オンに戻し、マリコは後ろ手にハッチ開放レバーを操作する。

 開いたコクピットハッチから身体をひねってするりと抜け出し、マリコはロウジへ軽く手を振った。

 

「じゃ、わたしもブリッジへ戻るわ。

 ……また、困った事があったら助けてね、ロウジくん」

「もちろんです!

 僕は魔法なんて使えません。

 けど、マリコさんが困ってたらどこへだっていの一番に駆け付けます!

 だって、僕はマリコさんのフレンドですから」

 

 あなたに出会えて、本当に良かった。

 フレンド、それは身寄りもない異邦の世界でマリコが初めて結んだ絆だった。

 あまりにまっすぐなロウジの眼差しに、マリコは改めて優しく目を細める。

 

「いいえ、ロウジくん。

 あなたはまるで魔法使いみたいに私の心を救ってくれたもの」

 

 ねえ、ロウジくん。マリコはそっと心でロウジへ呼びかける。

 魔法はね、誰かを傷つけるためのものじゃない。

 困っている誰かを助けてあげるためのものなの。

 あたりまえのように誰かへそっと手を差し伸べる優しい気持ち。

 それこそがきっと、魔法の真髄なんじゃないかしら。

 

「だから、ロウジくん。おねえさん保証してあげるわ。

 あなたはとても優しい、立派な魔法使いさんよ」

 

 だってわたしも、かつては魔法使いだったのだから。

 いつくしむような微笑みを残し、マリコはデコトレーナーから離れる。

 

「ありがとうございます、マリコさん。

 その呼び方、僕にはとっても嬉しいごほうびです!」

 

 喜び張り切るロウジの声が、マリコの背中へ投げかけられる。

 その様がおかしくて、マリコは口元に手を当てて声もなく笑った。

 

「レイドバトル、いっしょに楽しみましょう?

 わたしの魔法使いさん」

 

 通路入り口へ着地しながら、マリコはロウジへ優しい言葉を投げかけた。

 ブリッジへと急ぎ向かいながら、マリコはそっと心で願う。

 小さな優しい魔法使いさんに、ありったけの奇跡がふりそそぎますように。

 

●読み飛ばしても構わない巻末プチ解説

 

・オペレーターと指揮官、艦船について。

 

 戦場の情報は同陣営の全てのダイバーに等しく共有される。

 だが、激しくバトルを行いながら情報を整理し、全体に目配りするのは非常に難しい。

 そのため、複数人が戦うレイドバトルにおいて、

 あえてバトルは行わず、後方で指揮や通信オペレーターに専念する選択肢もGBNには存在する。

 今回のマリコは人数不足のため、オペレーター兼戦闘員として登録しているが、

 戦闘員登録しないオペレーターを編成し、後方支援を行う事も多い。

 また、編成に艦船を組み込み、艦長を設定する事で陣営全体に様々なボーナスを得られる。

 直接の火力支援を行うほか、戦闘中の武装交換、オプション交換なども可能だ。

 また、ガンプラのバトル中のエネルギー回復、弾倉自動交換速度が上昇するなどの効果もある。

 もちろん艦長も戦闘員登録されるため、ピンチの場合は旗艦から華麗に出撃する指揮官も多い。

 

 

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