「いや〜画像で見たことならあったけど実際に来てみるとすごい光景!」
「アビドスの砂漠化はここまで深刻なんですね」
「それにしても、先生が言ってた未だに学校に来てるって生徒達はすごいね」
「私ってそんな学校の生徒として頑張れるかな〜」
「ナナちゃんなら頑張れるよきっと」
ナナがそんな事を言いながらも目を輝かせて辺りをキョロキョロ見渡しながら着いて来る。
“そうだね”
“みんな本当に凄い生徒だよ”
“それにみんな優しいから直ぐに仲良くなれるよ”
“それにしても…ルネ?”
私にピッタリと着いて来るルネに問いかけた。
「その…えっと……」
恥ずかしそうにするルネに対してナナが容赦なく言う。
「ルネちゃんってば、めちゃくちゃ方向音痴なんだよ〜」
「この前だってミレニアムに行こうと地図も持って行ったのにレッドウィンターに着いてたもんね?」
「ちょっ!ちょっとナナちゃん!!」
「誰にも言わないって約束だったじゃん!!」
「そんな約束したかな〜?」
“2人は仲が良いんだね”
“さて、着いたよ”
“ここがアビドス高等学校”
靴から砂を落とし、砂を避けつつ廊下を進む。
砂で滑りそうになる階段を上り、教室の扉を開ける。
ガラガラッ
「ん 先生、待ってた」
扉を開け、最初に出迎えて来たのはシロコだった。
“ごめんねみんな”
“休日なのにわざわざ呼び出して”
「いえ問題ありません。先生、それで用事と言うのは?」
“今日はこのアビドス高等学校に転校生が来たんだ”
“入っていいよ”
対策委員会の皆が息を飲む。こんなに学校にわざわざ転校して来たのだ。何故転校して来たのかと頭の中を様々な考察が過ぎる。
しかしそんな考察をする暇もなく開いた扉から教室に入って来たのは全身を黄色い衣を羽織った少女だった。
「みんな、はじめまして」
「私は皆廻ナナって言います」
「皆さんと是非仲良くなりたいと思ってるのでよろしくね」
「わぁ〜♪とっても可愛らしい子ですね♣︎」
「これからよろしくおねがいします〜」
「私としてはマトモそうな転校生で安心したわ」
「よろしくね」
「はじめまして」
「私は奧空… 」
アヤネがそう言いかけた時、ナナがそれを遮る様に言った。
「アヤネさん」
「そして同じく1年の会計担当、黒見セリカさん」
「次に2年の十六夜ノノミ先輩」
「さらに同じく2年の砂狼シロコ先輩」
「最後に机に伏せて寝ているのが3年の委員長、小鳥遊ホシノ先輩」
「…であってる?」
それぞれが自己紹介をする前に転校生が全てを言い当る。そんな状況に対してその場にいた皆は驚き、少しの沈黙の後、口を開いた。
「初対面の人に言うべきじゃないけど、なんかちょっと怖ッ…」
「えっと…何故それを?」
「…あっ、怖がらせてごめんね?」
「新しい学校ってなんだか嬉しくて先に色々調べてたんだ」
「そうでしたか…安心しました」
「そういえば、何故この学校に?」
「私がこの学校に転校生して来た理由?」
「う〜ん、そうだな〜」
「『友達との約束』だったからかな?」
そう応えた後、誰にも聞こえない様な小さな声で続けてこう言う。
「…もう今は居ないけど」
「…」
「なるほど」
「まぁ、どんな理由にせよ歓迎です!」
「よろしくお願いします」
「それにしても、どことなくホシノ先輩に雰囲気が似てるような気がしますね…」
「ふぁ〜」
「何がおじさんと似てるだってぇ?」
身体を伏して寝ていたホシノが起き上がり眠たそうにそう言う
「ありゃ、どちらさま?」
「転校して来た皆廻ナナさんです」
「どうやら事前に色々アビドスについて事前に調べて来たそうで」
「そっかぁ」
「おじさんとしては何にせよかわいい後輩ちゃんが増えるのは嬉しいことだよ」
「でも見るからにおじさんには全く分からなさそうなハイテクな物とか使ってるし
「あっちには多額の借金も無いしね」
「…それでも私は
「そっか」
「まぁよろしくね〜」
それからナナに対して質問が幾つか投げかけられる。
休日は何をするのかだとか、得意な物は何なのかだとか、そんな普通の質問をそれぞれが問いかけていく。
そしてシロコがこんな質問をする。
「ん、さっきから気になってたんだけど、背中にあるその巨大なバナナみたいなのは何?」
「あぁ、これ?」
「これはねぇ…」
ナナがそう言いかけた瞬間。
窓ガラスが割れ、乾いた銃声と共にナナを掠める様に鉛玉が飛んできた。
いやぁお久しぶりです。失踪した訳ではございません。リアルが忙しいのです…。正直人生ってのを舐めてました。アニメ版の先生のイオリの足舐めシーンくらいにはペロッペロしてました。まぁですがこの小説も趣味程度でしているだけなので更新は気長ーーに待っててください!以上、S3バナナでした!