「って危なっ?!」
ナナは間一髪のところで弾丸を避ける。
「今の何?!」
「確認しました!」
「正門側にヘルメット団多数!」
「人数はおよそ…30名!」
その声を聞きながら皆は瞬時に戦闘態勢に入る。
すると外から喧嘩をする声が聞こえてきた。
「おい!お前何で今の外すんだよ!!」
「お前は止まった的すらちゃんと撃ち抜けねぇのかよ!!」
「うっさいなぁ!アイツすぐに避けたんだよ!」
「もういい!おいそこの全身黄色のお前!」
「お前のせいで計画台無しになったんだ!」
「アタシらの今月の生活費だったんだぞ!責任とれよ!」
「そーだ!そーだ!」
するとナナは窓から身を乗り出してヘルメット団に向かってこう言う。
「その節はごめんねー」
「でもバスジャックは駄目だよー」
「それにあのバス、トリニティのだから正義実現委員会が来て結局上手くいかなかったと思うなー」
「うるせぇな!」
「でもお前が邪魔したことに変わりないんだからどうにかしろよ!」
そう言うと、またナナに向けて弾丸が飛んでくる。
その弾を軽々と避ける。
「だから危ないなぁ」
“皆準備は良い?”
「ん、出来てる」
「はぁ、しょうがないなぁ」
「大丈夫です☆」
「準備完了しました!」
「じゃあ、みんな行くわよ!」
皆が戦闘を始めようと動き出すと、再びナナが口を開ける。
「ちょっと待って!」
「ここは私に任せてくれない?」
皆の動きが止まり、暫くの沈黙後に
「あの数を1人でですか?!」
「無茶ですよ!」
「ピンチになったら助け求めますから」
「新入部員の実力テストってことで…お願い出来ないですか?」
「でも…」
“ナナを信じてみよう”
「嘘でしょ?!1人に相手させるの?!」
「…おじさんもそれでいいと思うな」
「ホシノ先輩まで…」
「はぁ、仕方ないですね」
「では危なくなったらちゃんと呼んでくださいね?」
「りょうかーい」
そう返事をすると窓から黄色い影が空へ舞い、集団の前へ降りる。
「いやいやごめんねぇ」
「ほんとは
肩に掛けた
するとその場に砂埃だけが舞い、ナナの姿が消える。
「なっ?!アイツどこ行きやがった!!」
後方から悲鳴が聞こえる。
「あ"た"た"た"た"」
「お前!どうした!なにしッ キ"ャ"ァ"ァ"ァ"」
「いったい何が起こッ あ"ば"ば"ば"ば"」
至る所で銃声と共に奇妙な悲鳴が鳴り響く。
「ルネッッ!!」
何処かからそう聞こえると集団の中心辺りからバナナの様な物が上空へ投げられる。
すると突如、窓を遮る様にバリアが展開され、閃光と共にキーンという音が拡がる。
そうして目が慣れると同時に見えた光景はまたもや奇妙な光景だった。
「ア"ッ"ッ"ヅ"ゥ"!!」
「ん"だ"コ"レ" ア"ツ"ッ"ッ"ッ"ッ"」
「い"っ"た"い"な"ん"な"ん"だ"?!!」
何も無いはずが何かに悶え苦しむ様なヘルメット団。
少しやりすぎにも感じる程の光景だった。
「も"う"い"い"!!み"ん"な"逃"げ"る"ぞ"!!!」
「お"ぼ"え"て"ろ"!!」
約30秒の短い戦闘…もはや拷問であった。
静かになった正門から砂煙と共にナナが歩いてくる。
「どう?私の戦いかっこよかった?」
「かっこよかったも何も…」
「ん、全く姿が見えなかった」
“それに何をしてたのか私には全く分からなかったよ…”
「あぁそうだった」
「私の使ってる物はかなり特殊なんです」
「でも安心してください、あれらは全て非殺傷なので」
「ちょっとやりすぎちゃったけど…」
「方法はどうであれヘルメット団の撃退、完了です!」
「……」
「よぉしじゃあおじさんは引き続きのんびりするね〜」
「私たちはナナちゃんとしたいお話はまだまだありますから、続けましょう☆」
「ん、そういえばまだ質問の途中だった」
「結局それは何なの?」
「そうだったそうだった」
「えっとこれはねぇ…」
そんな風に時間が過ぎていった。
今回は投稿間隔早くできた!!わーい!!!ついでに次回の話もほぼ書き終わっています。今回は私の話オリジナルの物も出てきておりますが、この話をお読みの皆様方は思ったでしょう。
「コレってどんな物なんだ…?」と。
ですので私は現在、キャラクターやその所持品等を描いております。今のところ描き終わり次第、挿絵として1話に投稿する予定ですあまり人に見せられたものではございません。なので、どうか暖かい目で見て頂けると幸いです。世間はそろそろ夏休みの時期でしょうか?多分、おそらく、きっと、夏休み期間は投稿間隔が早くなるのではないかと思われます。
以上、S3バナナでした!