大きな窓から差し込む陽が朝を知らせる。
毛布を払い、ソファから身体を起こす…
“あれ?”
“毛布なんて被ってたかな?”
“…セリナだな”
健康の為とはいえ、シャーレのセキュリティをものともせずに入って来られるのは流石に心臓に悪い。でもまぁ、私も私で悪いことしてるしな…。
“アロナ 今日の予定は?”
シッテムの箱に対してそう問いかける。
「はい、本日はミレニアムの生徒さん達との予定があります」
“ありがとうプラナ”
“ところでアロナは?”
「アロナ先輩は昨日、徹夜でゲームをしていたので今はまだ寝ています」
「うへへぇ」
「いちごみるくぅ……むにゃ」
“こりゃ起こしちゃいけないね”
そんな事を言いながらコートを羽織り、ドアを開けミレニアムに向かって行く。
暫く歩いていると見知った生徒に出会った。
「あっ、先生!」
「おはようございます 昨日ぶりですね」
「何処へ行かれるんですか?」
“おはようルネ”
“ミレニアムに用事があってね”
「そうでしたか」
「私もミレニアムに行くんですが…その」
少しの間黙り込んだ後に、恥ずかしそうに言った。
「道に…迷ってしまって……」
「もしよかったら、着いて行っても良いでしょうか…?」
“勿論”
“困ってる生徒を助けるのは先生の役目だからね”
こうして今度はルネと2人でミレニアムに向かっていると、前方から呼び止める声がする。
「おっ!先生じゃん!」
「ちょうど良いところに来たな」
「アタシら今月金欠でさ、だから奢ってくれよ先生」
先生を呼び止めた声の主は金欠のスケバン達だった。
“あぁ君たちか”
“良いよ 何が欲しい?”
「いや〜ホント助かるぜ」
「毎回こんな風に頼るのも悪いし、せめて安いのにしよう」
「じゃあ コンビニ弁当にするか」
そんなに風にしてコンビニで弁当を買い、店を後にする。
「ありがとな!先生!」
そうしてスケバン達と分かれた後にルネが言う。
「先生って本当にお人好しですよね」
「良いことですけどその調子じゃいつか騙されますよ?」
“それでも私はいいよ”
“たとえ騙されたとしても”
“
ルネは少し考えた後、「そうですか…」と小さく呟く。
“そうだ”
“ルネも何か困ってる事は無い?”
“私だったら力になるよ”
「困ってる事、ですか…」
「転校したばかりなのでまだ慣れていなくて色々困ってはいますが、皆さんが優しく教えてくれるのでどうにかなってるんですよね…」
「強いて言うならまだ部活動が決まってない事ですかね」
「部活動紹介も聞いたんですが皆さんの愛が強くって…」
“それなら体験入部してみたら?”
“説明だけじゃ分からない事も沢山あるだろうから、実際に活動してみると凡そ分かるんじゃないかな”
“用事もすぐ終わるだろうから手伝うよ”
「本当ですか、ありがとうございます」
こうしてルネの体験入部が始まった。
やった!遂に描き切れたぞ!!
あっどうも私です。私、平和な日常を書くの苦手なんですよね…でも2日で書けました!偉い!!
ですが絵が全くと言っていい程進んでおりません。デザイン案からラフまでは進んだのですが生憎おちおち線画をする時間が無くて困っております。ですので今暫くお待ちください。
以上、S3バナナでした!