曇った喜多ちゃんにいろいろと迫られる   作:ムツヒロ

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ぼっちちゃんがでてきます。


あっ、どうも。私が後藤です

「えっと、後藤さん後藤さん・・・・・・・・・・・」

 

 

学校に着いて自分のクラスに入りさっそく後藤さんを探すことにした。

 

 

「どの席かな?」

 

 

まだ登校してきてない者もいるのでどこの席にいるかわからん・・・・・・・・・・

 

 

「聞いてみるか」

 

 

俺は近くにいた女子二人組に聞いてみることにした。

 

 

「なぁ、後藤さんの席ってどこ?」

 

 

「後藤さんの?後藤さんの席なら一番後ろのロッカーの前の方だよ」

 

 

「ありがとう」

 

 

一番後ろか。俺の席は前の方だから気づかないのも無理ないか。

 

 

「まだ来てなさそうだな・・・・・・・・・・・・」

 

 

後藤さんの席の傍に近寄りそう呟く。休み時間に出直すか・・・・・・・・・・・

 

 

「あ、あ、あ、あ、あの・・・・・・・・・・」

 

 

「うぇっ!?」

 

 

背後から声が聞こえ振り返るとそこにはピンクのロングヘアーで目は前髪で隠れてて見えず上はピンク色のジャージを着てスカートは学校指定の女子の制服を履いた女子がいた。

い、いつの間に俺の背後に!?

 

 

「わ、私の席になにかご、御用でも・・・・・・・・・?」

 

 

「あっ、えっと・・・・・・・・・・君が後藤さん?」

 

 

「あっ、は、はい・・・・・・・・・・私が後藤です・・・・・・・」

 

 

この子が後藤さん・・・・・・・・・なんか思ってたのと違うな。

 

 

「俺同じクラスの加門豪っていうんだけど今ちょっといい?」

 

 

「あっ、はい・・・・・・・ダイジョブです・・・・・・・・」

 

 

俯いたままそういう後藤さん。これは俺以上に陰キャだな・・・・・・・・・・・

 

 

「加門君と後藤さんがなんか話してるわ」

 

 

「まさか二人って!」

 

 

「かもしれないわ!」

 

 

「ひゃう・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「うわっ!?」

 

 

クラスメイトのヒソヒソ話を聞いて顔のパーツが崩れ始める後藤さん。なに!?怖いんだけど!?

 

 

「後藤さん!ここじゃ話しづらいから他で話そう!」

 

 

「あう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

後藤さんの手を引いて場所を変えることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ここならいいか」

 

 

俺たちは階段下にある物置場となっている謎のスペースにきた。ここなら誰も来なさそうだしゆっくり話せるぞ。

 

 

「あっ、あの・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「あっ、ごめんね後藤さん。急に連れ出しちゃって」

 

 

「あっ、大丈夫です・・・・・・・・・・・」

 

 

「後藤さんって喜多さんって子知ってる?ほら、同じバンドにいる明るい感じの子だけどさ」

 

 

「あっ、はい。知ってます・・・・・・・・・・・同じバンドです」

 

 

「俺、喜多さんの友達でさ、喜多さんにギター教えてくれる後藤さんがどんな人か知りたくてさぁ話してみようと思って声かけたんだ」

 

 

「は、はぁ・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「まず喜多さんにギターの弾き方教えてくれてありがとう。喜多さんってギター弾けなくてバンド一度やめたことずっと引きずっててさぁ、後藤さんギター弾くの上手いらしいし弾き方とか教えてくれるのほんと感謝してるよ」

 

 

「い、いや、そんな上手いだなんて~うへへへ~」

 

 

感謝されて顔がふにゃふにゃになる後藤さん。さっきからなんか変だなこの子。

 

 

「それともしよかったら俺と友達・・・・・・・にならない?」

 

 

「ゔぇっ!?」

 

 

「これも何かの縁だし俺って不器用であんま友達作れなかったからさぁ、もし後藤さんが良ければ俺とも仲良くしてほしいんだけど・・・・・・・・・・・・だめかな?」

 

 

「あっ、え、えっと・・・・・・・!わ、わ、私で良かったら!!」

 

 

「ありがとう!じゃあ連絡先交換してもいいかな?」

 

 

「あっ!は、はい!」

 

 

後藤さんと連絡先を交換しこれでいつでも連絡が取れるようになった。

 

 

「これで俺たちは友達、フレンズだ」

 

 

「は、はい・・・・・・・・・・友達・・・・・・・」

 

 

今度は顔のパーツが崩れず喜んだ表情が見えた。あれ、後藤さんって結構顔良くない?可愛いじゃん。

 

 

「じゃあ教室に戻ろうか」

 

 

「あっ、はい」

 

 

話しが終わり教室に戻ることにした俺たち。後藤さんとも仲良くなったしこれからの学校生活楽しくなるぞ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「さて、帰ろうっと」

 

 

放課後、授業も全て終わりクラスメイトたちは帰宅したり部活動に向かっている。ちなみに俺は帰宅部である。

 

 

「後藤さん良かったら一緒に・・・・・・・・・・・って、もういない」

 

 

帰るの早いな~

もしかして練習があるからかな?じゃあ喜多さんももう行っちゃったかもね。

 

 

「仕方ない、一人で帰ろう」

 

 

俺は一人寂しく帰宅することに一階の下駄箱へ向かった。

 

 

「加門君!」

 

 

「んっ?あれ、喜多さん?」

 

 

急に声をかけられ振り返るとそこには喜多さんがいた。

 

 

「ギターの練習は?」

 

 

「うん、これからだけどちょっと加門君に用事あるから後藤さんには先にスタジオ行ってもらうようにしてもらったわ」

 

 

「そうなんだ。で、用事って?」

 

 

「加門君」

 

 

「!?」

 

 

いつもの明るい感じのトーンではなく落ち着いてなにか少し怖い感じがする喋り方になった。

 

 

「後藤さんと仲良くなって連絡先も交換したって聞いたけど・・・・・・・・本当?」

 

 

「えっ?ああ、うん。そうだけど・・・・・・・・・・・・」

 

 

「ふーん、そうなんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

喜多さんどうしたんだ?なんか怖いよ?

 

 

「それがどうかしたの?」

 

 

「ううん、何でもないわ・・・・・・・・・・・・・じゃあ練習行ってくるわね!」

 

 

喜多さんはいつもの明るい感じに戻りギターのレッスンへ行ってしまった。

 

 

「喜多さんどうしたんだろう・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

加門君、後藤さんと仲良くなった・・・・・・・・・・・・しかも連絡先まで交換したし

 

 

「どっちが提案したのかしら・・・・・・・・・?」

 

 

後藤さんは多分ありえないわね。あの性格じゃ・・・・・・・・・・・じゃあ加門君ね。

彼って私入れて数えるくらいしか友達いないし後藤さんほどじゃないけど少し暗い感じがするのよね。

そこにシンパシーを感じて仲良くなった可能性が高いわね。

 

 

「加門君って意外と積極的なのね」

 

 

それの積極的にぐいぐい来るの私にも向けてほしい・・・・・・・・・・・・・そう!友達以上恋人未満の関係になりたいわ!!

 

 

「いえ、もう告ってカップルになりましょう!」

 

 

そしてそのまま結婚して子供は二人欲しい!!そして老後は一緒に縁側でお茶を飲みたいわ!!

 

 

「はっ!落ち着いて私・・・・・・・・・・・焦っちゃだめよ・・・・・・・・」

 

 

ちゃんと過程を踏んで加門君といい感じな関係にしなきゃ!!いきなり告白は絶対に失敗するわ!!

 

 

「とりあえず今様子見ね」

 

 

後藤さんといい感じにならないように見張っておかないと・・・・・・・・・・・・・加門君、絶対に振り向かせてあげるんだから!!(キターン!!)

 

 

 

 

 

 

 

 




ここから喜多ちゃんの行動がエスカレートしていくんですね。俺にはわかる
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