曇った喜多ちゃんにいろいろと迫られる   作:ムツヒロ

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ぼざろ展いってきました!
押し入れやSTARYYのステージの再現度高さやこんなもんも展示するのか!?ってなり承認欲求モンスターのいいねボタン押しまくりました!
最後のムービーシアターの完成度がめちゃいいのでおすすめです!

今回は加門君と喜多ちゃんとの出会い、喜多ちゃんが加門君のことを好きになったきっかけがわかる回です。


出会い、そしてきっかけ

「なぁ、加門」

 

 

「なんですか?」

 

 

バイト中にふいに店長に話しかけられた。

 

 

「お前と喜多ってどう知り合ったんだ?」

 

 

「えっ、なんで急にそんなことを?」

 

 

「いや、お前と喜多ってどうみても真逆のタイプじゃねぇか」

 

 

「ええ、まぁ・・・・・・・・・・・・」

 

 

喜多さんは陽キャだし俺はどっちかっというと陰キャ寄りだしな。

 

 

「そんなお前らがどう知り合って仲良くなったのか気になってな」

 

 

「あっ、それ私も気になってたんですよ」

 

 

「PAさんまで・・・・・・・」

 

 

音響の仕事をしているPAさん(本名聞いてないんでこう呼んでいる)まで聞いてくるし・・・・・・・・・・

 

 

「わかりました、お話します。あれは高校受験の試験当日の時なんですけど・・・・・・・・・・」

 

 

俺は二人に喜多さんとの出会いのエピソードを話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『き、緊張してきた・・・・・・・・・・・・・』

 

 

俺は緊張しながら試験会場へ向かっていた。

 

 

『ご、合格できるかな・・・・・・・・・・・・・?』

 

 

試験勉強はしっかりしたし大丈夫なはず・・・・・・・・・・・・・・

 

 

『はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・』

 

 

あれ、なんだか胸が苦しくなってきたぞ?息も上がってきて・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

『く、苦しい・・・・・・・・・・・・・』

 

 

俺は胸を抑えてその場にしゃがみ込んだ。

 

 

『い、息が・・・・・・・・・・・・・・・』

 

 

だ、だれか助け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

『そこのあなた大丈夫!?』

 

 

『えっ・・・・・・・・・?』

 

 

赤髪の女の子が俺の方に近寄ってくる。

 

 

『なんか苦しそうに見えたけど・・・・・・・・・・大丈夫なの?』

 

 

『ちょっと・・・・・・息が苦しくて・・・・・・・・』

 

 

『大変!とりあえずあそこのベンチに座りましょう!』

 

 

女の子に誘導されベンチに座る。

 

 

『落ち着いてゆっくり呼吸して』

 

 

『う、うん・・・・・・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・』

 

 

女の子に言われたとおりにゆっくり呼吸し女の子は俺の背中を摩ってくれた。

 

 

『はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・』

 

 

しばらくして呼吸が落ち着いてきて息苦しさもだんだんなくなってきた。

 

 

『どう?落ち着いた?』

 

 

『う、うん・・・・・・なんとか・・・・・』

 

 

『はい、これ飲んで』

 

 

『ありがとう・・・・・・・・・』

 

 

女の子が水の入ったペットボトルをくれてそれを受け取って飲む。

 

 

『んぐっ、んぐっ・・・・・・・・・・・ぷはぁっ・・・・・・・・・・・・!あ、ありがとう・・・・・・・』

 

 

『いいえ、それよりもあなたも秀華高校受けるの?』

 

 

『う、うん、そうだけど・・・・・・・・・・』

 

 

『私も秀華受けるの!』

 

 

『そ、そうなんだ・・・・・・・・・・』

 

 

『?どうしたの?』

 

 

『いや、合格できるか不安で心配になって・・・・・・・・・・・そしたら息苦しくなっててさぁ・・・・・・・・・・・』

 

 

『そうだったのね・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

 

『勉強とか必死で頑張ってしたけどやっぱいざ本番になるとね・・・・・・・・・・』

 

 

『大丈夫よ!』

 

 

『えっ?』

 

 

『だって今まで頑張ってきたんでしょ!?君の努力は裏切らないわ!私が保証するわ!』

 

 

『君・・・・・・・・・・・・・・』

 

 

女の子のポジティブで前向きな励ましの言葉に俺は励まされさっきまでの不安や心配が無くなった。

 

 

『一緒に合格して楽しい高校生活を送りましょう!!(キターン!!)』

 

 

『うっ・・・・・・・・・・・・・・!』

 

 

ま、眩しい・・・・・・・・・なんて陽オーラなんだ・・・・・・・・

 

 

『そろそろ受験会場行きましょう!遅刻したら大変よ!』

 

 

『う、うん・・・・・・・』

 

 

こうして女の子・・・・・・・・喜多さんと出会い、俺も彼女も無事合格し今の通り楽しい高校生活を送っているのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ってなことがあったんですよ」

 

 

「すげぇ青春したんだなお前ら・・・・・・・・・」

 

 

「いいですね最近の子たちは・・・・・・・・・」

 

 

あれ、二人ともなんでそんな暗くなってるの?

 

 

「とにかく、喜多さんは恩人で高校で初めてできた友達なんですよ」

 

 

「そうか・・・・・・・・・・・」

 

 

「店長、今晩飲みに行きましょう・・・・・・・・・」

 

 

「いいな・・・・・・・・・こういう時は酒飲んで忘れよう・・・・・・」

 

 

喜多さんとの出会い話しただけでなんでそうなるんだ!?大人って難しいな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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一方、スタジオでは

 

 

 

 

 

 

 

 

「てな、ことがあったんですよ!」

 

 

「へぇ~そうだったんだ」

 

 

練習の休憩中に伊地知先輩たちが加門君とどう知り合ったのかが気になって聞いてきたので加門君との出会いを話した。

ちなみに後藤さんはまだ練習に来てないわ!

 

 

「ゴウって上がりやすい体質だったんだ・・・・・・・・」

 

 

「ねぇ、ちょっと意外かも」

 

 

「でもそういうところもいいですよね?」

 

 

「そ、そう?」

 

 

伊地知先輩はわからないみたいね!緊張して言葉がカタコトになって顔を赤くするところとかかわいいじゃない!!

 

 

「でもいい出会いかただね。恋愛漫画みたい」

 

 

「虹夏って恋愛漫画読むんだ、意外」

 

 

「どういう意味だコラ?」

 

 

伊地知先輩がリョウ先輩とわちゃわちゃしているの見ながら私はあの事も思い出した。

そう、あれは私が加門君のことが好きになった出来事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あれは高校に入学して間もないころ、学校が終わって友達と遊びに行った帰りのこと。

 

 

『はぁ~楽しかった~』

 

 

同じクラスで新しくできた友達とカラオケしに行って楽しんだわ~

 

 

『これからの高校生活楽しくなりそうだわ~♪』

 

 

あっ、それとギターの練習もちゃんとしなきゃね。リョウ先輩たちのためにバンド盛り上げないとね!

 

 

<バキッ!!>

 

 

『えっ?』

 

 

なにかしら今の音?

 

 

『きゃー!看板が落ちてくるわ!!』

 

 

『そこの君!早く逃げなさい!!』

 

 

『看板?!!?』

 

 

頭上を見上げるとビルに付いていた看板が落ちてくるのが見えた。

 

 

『えっ、あっ・・・・・・・・・・・・・・』

 

 

私は突然のことに体が動かず逃げることができなかった。

 

 

『(わ、私、死んじゃうの!?い、いや・・・・・・・・・誰か助けて!!)」

 

 

私は死を覚悟し目を瞑った。その時

 

 

『喜多さん!!』

 

 

『!?』

 

 

聞き覚えのある声がしたと思うと誰かが私の体を抱きかかえながら飛んだ感じがした。

 

 

『いてて・・・・・・・・・』

 

 

『いたたっ・・・・・・・・・・って、加門君!?』

 

 

目を開けるとそこには最近仲良くなった異性の友達である加門豪君がいた。

 

 

『喜多さん、大丈夫?』

 

 

『ええ・・・・・・・・もしかして加門君が助けてくれたの?』

 

 

『えっ、まぁ・・・・・・・・・・・・・たまたま街中で見かけたから声かけようと思ったら看板が落ちてきそうなのが見えてそしたらなぜか体が勝手に動いてそれで・・・・・・・・・・』

 

 

加門君、危険を顧みずに助けてくれるなんて・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

『おーい!君たち!大丈夫かー!!』

 

 

『あっ、大丈夫でーす!喜多さん、目立つからここはとんずらしよう』

 

 

『え、ええっ・・・・・・・・・・・・・』

 

 

加門君は私の手を引いてその場から離れることにし家まで送ってくれた

 

 

『加門君、ここまででいいわ』

 

 

『そう?じゃあ俺帰るね』

 

 

『あっ、待って!』

 

 

『んっ?どうした?』

 

 

『本当にありがとうね。加門君がいなかったら私今頃看板の下敷きになって死んじゃってたかもしれないわ・・・・・・・・・・・・・・・』

 

 

『喜多さん・・・・・・・・・・・・・』

 

 

『えっ?』

 

 

恐怖で震えていた私の肩に両手を置く加門君。

 

 

『大切な友達を助けるのは当たり前だろ?それに受験の時に喜多さんに助けてもらった恩も返すことができた!そんな気にしないでよ!』

 

 

『加門君・・・・・・・・・・・・・』

 

 

あれ、何だろう?加門君を見ているとなんかドキドキしてくるわ・・・・・・・・

 

 

『じゃあね、また明日』

 

 

加門君はそう言って行ってしまった。

 

 

『また明日・・・・・・・・・・・・』

 

 

目を開けた時に最初に映った普段では見れないようなかっこいい表情をした加門君の顔を思い出す。

この出来事で彼は私にとってのヒーローのような白馬に乗った王子様のような存在となり私の心を奪った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ふふふ~」

 

 

以上が私が加門君のことが好きなったきっかけよ。今思い出してもあの時の加門君はほんとかっこよかったわ~他の男子たちと比べたら月とスッポン、いえ、天使とうんことの違いだわ!!

 

 

「けど、喜多ちゃんってほんと加門君と仲良いよね」

 

 

「このままそれ以上の関係になったりして・・・・・・・・・・」

 

 

「そんな~そこまでは~」

 

 

リョウ先輩、嘘ついてすみません。いずれ加門君とそれ以上の関係になるつもりです!だって彼は私のヒーローで運命の人なんですから!!

 

 

「さぁ!練習再開しましょう!」

 

 

「おおっ、急に気合い入ってきたね」

 

 

「あ、熱い・・・・・・・・・・」




この作品の喜多ちゃんがそのうちフリーレンのユーべルみたいになりそうで怖い・・・・・・・・・・
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