曇った喜多ちゃんにいろいろと迫られる   作:ムツヒロ

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ついに彼女が家にやってくる・・・・・・・・


風邪引きました

夏休みに入ってから数日が経った。

楽しい夏休みを過ごす・・・・・・・・はずだった。

 

 

「ごほっ・・・・・・・ごほっ・・・・・・」

 

 

夏だってのに風邪をひいてしまい寝込んでいる。

 

 

「体ダルい・・・・・・・・・・・」

 

 

学校は休みだからいいとしてバイトは急遽休んでしまい店長たちに迷惑かけてしまった。

申し訳ない・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「トイレ行ってこよ・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

起き上がりトイレへ向かい出した。

 

 

「ふぅ~すっきり~」

 

 

<ピンポーン>

 

 

「んっ?」

 

 

誰だ?宅配かな?

 

 

「はーい」

 

 

玄関に向かいドアを開けるとそこには

 

 

「あっ、加門君!」

 

 

「き、喜多さん・・・・・・・・・・?」

 

 

ショルダーバックを肩にかけてビニール袋を持った喜多さんが立っていた。

 

 

「どうして家に・・・・・・・・・・?」

 

 

「店長さんに住所教えてもらったの!風邪引いたって聞いたから看病しにきたわ!」

 

 

「そうなんだ・・・・・・・・・・」

 

 

喜多さんの優しさに涙が出そうだったけどくっと堪えた。

 

 

「とりあえず上がって・・・・・・・・ごほっごほっ」

 

 

「大丈夫!?早くベットで寝ましょう!」

 

 

喜多さんを家に上げ自室に案内する。

 

 

「ここが俺の部屋ね・・・・・・・・」

 

 

「ここが加門君の部屋・・・・・・・・・・・」

 

 

部屋の中をきょろきょろ見回している喜多さん。そんなに珍しいものでもあるかな?

 

 

「じゃあ俺ベットで横になるね・・・・・・・・・・」

 

 

「そうね、熱の方はどう?」

 

 

「さっき測ったけど37.8あった・・・・・・・・・・」

 

 

「結構あるわね・・・・・・・・・あっ、熱冷ましシートあるわ」

 

 

袋から熱冷ましシートの箱を出してくれる。

 

 

「貼り替えるわね」

 

 

「いや、それぐらい・・・・・・・・・・・・」

 

 

「いいからいいから!」

 

 

喜多さんにおでこに貼ってあるシートを剥がされ新しいのを貼られる。

 

 

「あ~ひんやりする~ありがとう喜多さん」

 

 

「どういたしまして。じゃあ、私お粥作ってくるけど食べれそう?」

 

 

「うん・・・・・・・」

 

 

「じゃあ作ってくるわね!」

 

 

喜多さんは台所に向かいお粥を作りに行った。

 

 

「喜多さんって料理できるのかな・・・・・・・・?」

 

 

伊地知先輩は料理上手いって聞いたことあるけど喜多さんはどうなんだろうか・・・・・・・・・・・・・・?

 

 

「ダークマターが出てこなければいいが・・・・・・・・」

 

 

なんか冷や汗が出てきた・・・・・・・・・・・

 

 

「はーい、お待たせ!」

 

 

しばらくしてお粥の入った小鍋をトレイの上に乗っけて戻ってくる喜多さん。

鍋の中身は・・・・・・・・・・・・・普通の白いお粥だ。いや、まだ味がわからんぞ。

 

 

「食べさせてあげるわね!」

 

 

「いや、自分で・・・・・・・・」

 

 

「はい、あーんして」

 

 

俺の意思を無視して食べさせてくる喜多さん。もうこうなったら覚悟決めて食おう。

 

 

「あ、あーん・・・・・・・・」

 

 

お粥が入っている木製のスプーンを口の中に入れる。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「どう?美味しい?」

 

 

「・・・・・・・・うん、美味しい」

 

 

あれ、美味いぞ?喜多さん料理できるじゃん。俺、何心配してたんだろう?

 

 

「よかった!はい、どんどん食べてね!」

 

 

お粥をまた抄い俺の口の方に向ける。とりあえず食べれそうだったので食っていくことにする。

 

 

「美味い・・・・・・・美味い・・・・・・・」

 

 

俺はお粥あっという間に平らげ完食した。

 

 

「ごちそうさまでした」

 

 

「お粗末様、じゃあ食器片づけてくるわね」

 

 

「うん」

 

 

喜多さんの手料理を食べ終え俺は再びベットに倒れる。

 

 

「喜多さんの料理美味しかったな・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

あれ・・・・・・・・なんか急に眠くなってきた・・・・・・・・・・お腹いっぱいになったからかな・・・・・・・・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「寝てるわね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

部屋の戻り加門君が寝ているのを確認した。

 

 

「お粥に睡眠薬入れて良かったわ」

 

 

加門君には内緒でお粥の中に睡眠薬や滋養強壮剤や元気になるものいっぱい入れておいたわ!これなら風邪薬なんか飲まなくても風邪が治って元気になるわ!

 

 

「しばらくは起きてこないし・・・・・・・・・・・・さぁ、作業開始よ!」

 

 

まずは加門君のお部屋の写真を撮りましょう!

 

 

<カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ!!!>

 

 

机、本棚、ベット、クローゼットなど色々なところカメラに収めていく。

 

 

「写真はとりあえずここまでにして次は・・・・・・・・・・・・・」

 

 

私物の物色ね。加門君の趣味や好きな物がなにかわかるわ!!

 

 

「まずは本棚から・・・・・・・・・・・・」

 

 

漫画は少年漫画ばかりね。あとは図鑑とか地図の本や辞典や週刊誌とかが置いてあるわね。

 

 

「んっ?」

 

 

週刊誌の新しい号の表紙が胸の大きいグラビアアイドルのやつ・・・・・・・・・・・・・

 

 

「これは没収ね・・・・・・・・・・・・」

 

 

見てるだけでなんかイライラしてきたわ。

 

 

「次はこっちの小さい方の棚ね」

 

 

こっちにはゲーム機やCDやDVDやBlu-rayのディスクケースが収納されているわね。

 

 

「J-POPやロック系やアニソン系、色々聞いてるのね」

 

 

今度おすすめ教えてもらおうっと♪

 

 

「次は学習机ね」

 

 

こっちは教科書や参考書、ペン立てや文房具ぐらいしかなかったわね。

少し物足りないわね。

 

 

「次はクローゼットの中」

 

 

開けてみると服がたくさん入っている。

 

 

「結構おしゃれさんなのね~あっ、この服前に着てたかっこいいやつ!」

 

 

アー写撮影しに行ったときに着てきた服を見つけ目を輝かせる私。

その後撮った二人のツーショ写真はポスターサイズに印刷して部屋に貼っているわ!

 

 

「下着は・・・・・・・・・・・無いわね」

 

 

洗面所のほうかしら?後で見に行ってみましょう。

 

 

「こんな感じかしらね!じゃあ次はいよいよメインディッシュの番ね・・・・・・・・!」

 

 

私はベットで寝ている加門君を見て近づいた。

 

 

「寝顔の写真も撮って・・・・・・・・・・・・」

 

 

<カシャカシャカシャカシャカシャカシャ!!>

 

 

「そしたら次は掛け布団を退かして」

 

 

掛け布団を退かし体全体を見れるようにする。

 

 

「さて、まずはどこから触ろうかしら?」

 

 

手をワキワキさせながら加門君の体を触ろうとする。

 

 

「腕から行こうかしら」

 

 

筋肉がついていてガッチリとした腕がいい感じの硬さと柔らかさがあって最高だわ~

 

 

「もうパジャマ脱がしちゃおう♪」

 

 

パジャマをパージさせると立派な胸板が見えた。や、やばい!エロすぎるわ!鼻血出そう!!

 

 

「はぁ・・・・・はぁ・・・・もうこれは我慢できないかも・・・・・・・・・!」

 

 

この作品が全年齢向けなんて関係ないわ!欲望のまま!!加門君にあんな事こんな事してあげるわ!!

 

 

「それじゃあ・・・・・・・・・・いただかせてもらうわよ!」

 

 

私は加門君の立派な体に手を伸ばしたその時

 

 

「・・・・・・・ううっ・・・・・・・・・・」

 

 

「!?」

 

 

加門君が声を出しすぐに手を引く。えっ、もう薬の効果切れたの!?早くない!?

 

 

「や、やめ・・・・・・・・・・・離してくれ・・・・・・・・・」

 

 

「なんだ、寝言だったのね・・・・・・・・・」

 

 

一瞬焦ったけどどうやら寝言みたいだったので一安心する。

 

 

「じゃあ気を取り直して・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「く、苦しい・・・・・・・・・・・た、助けて・・・・・・・・・」

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

魘されて助けを求める加門君を見ているうちに私はパジャマを着直させて布団をゆっくりと掛けてあげた。

 

 

「病気の人を襲うのはさすがにダメね・・・・・・・・・・・・・」

 

 

それに苦しそうにしているしなんかかわいそうに見えてきたわ・・・・・・・・・・・

 

 

「加門君・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

私は彼の手を優しく握ってあげた。

 

 

「大丈夫だから・・・・・・・・・・私がいるから・・・・・・・・・」

 

 

そう呟いているうちに加門君の表情が和らいでいき寝言も言わなくなり再びすやすやと眠りについた。

 

 

「早く元気になってね・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「・・・・・・・・・・・・んっ・・・・・・・?」

 

 

あれ、いつの間にか眠ってた?

 

 

「お粥食べてからなんか急に眠くって・・・・・・・・・・・・・んっ?」

 

 

机の上に書き置きがある・・・・・・・・・・・・・

 

 

「えっと・・・・・・・・・・『帰ります。早く良くなるといいわね! 喜多より』喜多さん・・・・・・・・・・」

 

 

看病してくれてありがとう。早く治して元気な姿見せてあげるからね。

 

 

「喜多さん、ありがとう・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『喜多さん、ありがとう・・・・・・・・・・・・・』

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うふっ♪」

 

 

私はイヤホンで加門君の部屋に仕掛けた盗聴器で盗聴した加門君の声を聴いていた。

 

 

「そんな、ありがとうだなんて~」

 

 

大したことしてないわ!看病くらいしてあげて当然よ!

 

 

「それに・・・・・・・・・・・・」

 

 

私はカバンから密閉袋に入った加門君のインナーシャツ(洗濯前)を見つめる。

 

 

「はぁ~加門君の着てたシャツ~」

 

 

寝込みを襲えなかった代わりにお土産として一着貰って帰っちゃった♪

 

 

「ちょっとだけ匂い嗅いじゃおうかしら・・・・・・・」

 

 

チャックを開けてシャツを取り出し鼻を近づけて匂いを嗅いだ。

 

 

「!!?こ、これは!!」

 

 

なんて芳醇で甘酸っぱい香りなの!?こ、これが加門君の匂いなのね!!

 

 

「すぅーはぁー・・・・・・すぅーはぁー・・・・・こ、これはクセになりそうだわ・・・・・・・・・」

 

 

なんだか体中が疼いてくるわ・・・・・・・・・・・けど今日はやめておくわ。

お楽しみは後に取っておきましょう。

 

 

「はぁ~、これは永久保存版ね」

 

 

シャツを袋に戻して再びチャックを閉めて密閉し机の引き出しに入れておいた。

 

 

「今日はかなり豊作だったわね」

 

 

お金が貯まったら今度は盗撮用の小型カメラ買わなきゃ・・・・・・・・・加門君のあんな姿こんな姿24時間365日見放題ね♪うふふっ♪




喜多ちゃん今日の収穫


・加門君の家にお邪魔する


・部屋に盗聴器を仕掛ける


・インナーシャツ一着をゲット


・部屋や私物、寝顔の写真を大量撮影


                    など



ちなみに加門君が見ていた夢は筋肉モリモリマッチョマンと化したギタ男くんに抱きしめられるものだった。
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