良いサブタイ思いついたら変えますけど覚えつかない場合数字が続くと思います
この世界では顔面偏差値が割と重要であり、大切なものである。
この世の中では最初の印象がとても重要であり良い印象を与えるには顔の造形が整っていなければならない。
つまり、あまり顔の造形が整っていない人は良くて印象が微妙、時と場合のよってはマイナスにすらなってしまうのだ。
例を挙げよう。
女性でも男性でもいいが今回は俺にとっての普通の女性を相手に考えてみよう。
そう、たとえば爽やかでイケメンで、性格が良くてさらには運動神経もいい、そんな男性に話しかけられて嬉しくない女性がいるだろうか?
いないだろう。
いや、世界は広い。
そんな広い世界を探せば幾人もいるのだろう。
だが今回はあくまで俺にとっての普通の女性を相手に考えていて、俺にとっての普通の女性とはそんな男性に話しかけられるのを嬉しいと感じる感性の持ち主なのだ。
そして今度は逆を考えてみよう。
そう、たとえば陰気で目が腐っている、ぼっちでそれほど運動がすこいわけでもなくコミュ障、そんな男性に話しかけられて嬉しくない女性がいるだろうか?
いる。
なんなら100人に聞けば100;0で嬉しくないと答えるだろう。
そして俺はそんなインキャ側の住人なのだ。
いや、この世界を探せばいるかもしれないが蛇足なのでこの部分の説明は不要だろう。
ここまでを読んでこう思った人もいるのではないか、「何それ?僻み?嫉妬?」と。
僻み、嫉妬がないと言えば嘘になる。
でもイケメンにもイケメンなりに、性格が良いやつは良い奴なりに、何かしらの悩みがあるのだろう。
想像でしかないがそういうことを考えるとある程度は僻みや嫉妬も薄くなる。
少し話が脱線してしまった。
俺が言いたいことは顔面偏差値が低いことで嫌な顔をされたり嫌がらせを受けたりするこの世界にもっと俺達のような存在が生きやすい世界に変わってほしい、ということだ。
結論を言おう。
俺の快適で平和な生活を邪魔する者達よ、砕け散れ。
「なぁ、比企谷。私は出したレポートのテーマはなんだったかな?」
眉間を指でほぐしながらそんなことを聞いてくる平塚先生。
いかにも私今頭が痛いですとアピールしているように見えるが実際にそうアピールをしているのだろう。
「確か、俺の記憶が正しいのであれば、『高校生活を振り返って』だったと思います」
「ああ、そうだ。あってるからそんなに念を押さなくていいぞ」
「いえ、もし間違ってた場合、あらかじめ保険を行っておかないと恥ずかしいですし難癖をつけられるかもしれないので」
俺がそういうと平塚先生はため息を吐いた。
「わかった。その話は今は置いておこう。それで、だ。これはなんだ?」
そう言いながら俺のレポート用紙を指差す。
「?先生が先ほどおっしゃった『高校生活を振り返って』の作文です」
俺はそう言いながらいかにも私先生が何言いたいのかわかりません、と言わんばかりに頭を捻る。
いや、何を言いたいのかはなんとなくわかっているがこういう時は知らんぷりしたほうがいい。
なぜならこうすることによって教師との距離をある程度開くことができるからである。
高校生になるまで成長した奴に、しかもこんな性格がひねくれた奴に常識を教えることはとんでもなくめんどくさいことだからである。
大抵の人ならこんな私何も悪いことしてないですよね?と言わんばかりの行動をすれば頭が痛くなり、どこが問題なのかを教えることを放り出し放置してくれるのだ。
俺としては先生がある程度俺を避けてくれた方がありがたい。
先生とたくさん関わっていいことはあまりないからである。
先生とは適度な距離感を持つのがいいのだ。
だからこのTHE・問題児という作文は先生との距離を作るのにぴったりだった。
まぁ、かといってじゃあこの作文に書いたことは嘘なのかと言われたら本心だし、常識がないかと言えば俺は勝手にあると思っている。
世間一般の常識があまり性に合っておらず、邪魔だから頭の片隅に追いやってるだけで。
「はぁ〜」
そんなことを考えていると平塚先生がクソデカため息を吐き出した。
これは相当俺のことをめんどくさいと思ってるな。
まぁ、俺がとんでもなくめんどくさいやつということは俺自身わかっているので大変だろうな〜、と他人事のように感じていた。
実際他人事っちゃ他人事だが。
これもう帰っていいよね?
俺がいると平塚先生の精神がすり減りそうだし、俺もさっさと職員室から出たい。
なんだ、これこそWin-Winじゃないか。
そうとわかればさっさと職員室から出よう。
「なんか平塚先生疲れてるみたいですね、平塚先生には今すぐにでも休んで欲しいので、失礼します」
そんなことをいけしゃあしゃあと宣い、踵を返そうとする。
いや〜それにしても俺が原因で疲れてる人に「疲れてるみたいですね?」っていうのは気持ちいいな〜。
こういうことで快感を感じると俺の性格が悪いってことを再確認するよね。
俺がそう思いながら職員室から出ようとすると誰かに肩を掴まれた。
振り返ってみると平塚先生が眉間をぴくぴくさせて俺の肩を掴んでいた。
これは面倒なことになりそうだな。
「比企谷。この作文だけでも問題児という感じが滲み出ていたが実際にみてみると問題児なんてレベルではなかったな。
なぁ、比企谷?お前は上手く隠せていると思っているかも知れないが、さっきから口端が上がっているぞ?
そう、まるで教師が頭を痛めているのが面白くて仕方がない、といった感じでな」
そう言いながら平塚先生は肩を掴む手の握力を強くする。
あー、くそ。隠せてなかったか。まぁ、あまり隠す気なかったししょうがないか。
そう、さっきまでまるで隠しているかのようにいっていたが実際はあまり隠していなかったのだ。
まぁ、バレなかったらそれでよし、バレても相手が何か言って来なかったらそれでよし、バレて何か言われて多少めんどくさいことになってもそれはそれで面白いのでよし。
そんな考えのもと行動していたからな。
第一、あまり自分の素を隠すのって好きじゃないんだよな。
だから言葉の節々に俺の素を出している。
まぁ、かといって隠したほうが良いと思った時は隠すけど。
まぁ、素を曝け出しすぎたせいで癖になって意図して自分の素を隠そうとしない限り言葉や行動の節々に俺の性格の悪さや俺の考え、白々しさが出てくるんだよな。
まぁ、それはともかく、だ。
「比企谷、お前にはその腐った少根を叩き直すために奉仕活動を命じる。拒否権はない。ついてこい」
平塚先生はそう言いながら俺の腕を掴んで引っ張っていく。
流石にこれは多少めんどくさい、の範疇を超えているな。
クソ。
こんなことならちゃんと顔には出さないようにするべきだった。
だが、何を思おうと後の祭り。
自業自得と言えば自業自得だし、しょうがないと言えばしょうがない。
でも、こんな性格悪い俺が奉仕活動をするなんて間違っている。
「だから奉仕活動しなくて良いですかね?」
「何が『だから』なのか全くわからないがだめだ。さっきも言ったがお前に拒否権はない」
堂々とそう宣言する平塚先生を見て逃げることは無理だと感じた。
とりあえず俺は俺にこの言葉を送りたい。
バカかな?
別にさ〜先生から距離を置く〜とか、本心を書きたい〜とか思うのはわかるよ?
書きたいものを書いた方が楽しいだろうし。
でもこういう面倒なことになる予想はするべきだったんじゃないの?
無難な作文を作ればよかったじゃん。
でもさっき思った通り後の祭り、もう何を思いつこうが手遅れなのである。
手遅れになってから善策を思いつくのは典型的な愚者ってそれ一番言われてるから。
まぁ、俺は愚か者だしいい性格をしているからね、この性格は治らないんだろうな〜。
矯正ねぇ〜、矯正じゃなくて改悪ならするかも知れないけど。
俺はそう心の中でぼやき、手を引かれるままについていくのだった。
投稿して5時間も経ってないのに結構本文を変えたやつがいるらしい
ナ、ナンダッテー、イッタイダレノコトナンダー(すっとぼけ)