ちょっとイライラしたっちゃしたが言い争い?ディベート?を楽しいと感じたのも事実。
もし、昨日のように誰も来ずに誰かを助けるだの救いの手を差し伸べるだの、そういう話にならず本を読んだりディベートしたりできる部活なら悪くないかもしれない。
煽り煽られの言い争いも嫌いじゃないが自分の意見をぶつからせるディベートも嫌いじゃない。
友達もいないしなかなかディベートなんてできるもんじゃないからな。
と前向きに考えることによって部活に行く拒否感を減らしながら奉仕部の教室を目指したのが数分前のはなし。
現在俺の目の前にあるドアを見つめるとそんなポジティブシンキングも薄まってくる。
やはり逃げるべきか?
昨日も言ったが逃げることは悪いことではない。
逃げたいなら逃げればいいし、逃げれば解決しそうなら逃げた方がいい。
だが今回は逃げたところで解決しそうではない。
なんなら悪化しそうだ。
ふぅ〜。行くぞ!
心の中で叫び声をあげドアを開ける。
そこにはこちらには目もくれず本に視線を落とす雪ノ下の姿が。
よかった。
こちらのことはスルーしてくれそうだ。
ディベートは楽しかったが毎回あんな話をしていたら鬱になってしまう。
「こんにちは」
……どうやらスルー云々は俺の勝手な勘違いだったようだな。
「もう来ないと思ったわ。もしかしてマゾヒスト?」
「違う、俺にそんな趣味嗜好はない」
「だったらストーカー?」
「なんで俺がお前に好意を抱いてる前提なんだ」
「違うの?」
「ちげーよ。
その自意識過剰ぶりはすごいな。
さすが、自分を持つものと豪語する雪ノ下雪乃様ですね。
尊敬しちゃうな〜。
すでにこんなTHE・モンスターって感じの自尊心なのにこっからさらに成長を重ねていけばどんなモンスターになっていくんだろうな〜。
きっととんでもないモンスターになるんだろうな。
なんたって日々変わっていく、日々成長していく雪ノ下雪乃様だもんな〜。
きっと友達もたくさんいるんだろうな〜。
なんと言っても日々成長する雪ノ下雪乃、同級生とのコミュニケーションだなんて余裕なんだろうな〜」
まぁ、そんなことないだろうがな。
こんなやつに友達がいるはずがない。
そもそもいたら思わず同情の眼差しを向けざるを得ない。
だって可哀想だろ?
こんなやつの友達なんて。
「喧嘩売ってる?
その人を小馬鹿にしたような声色と口調をやめなさい。
それにしても友達、ね。
とりあえずどこからどこまでが友達の定義なのか教えてもらっていいかしら?」
「その言い方友達いないだろ、だっているならいるでいいだろ。
これは俺の自論だがそんな言い方をするのは友達がいないやつか友人関係で悩んでるやつだけ。
そしてこれは偏見だがお前は友人関係で悩むようなやつじゃない。
つまり消去法でお前は友達にいない組に入るわけだ。
で?何か間違ってる?」
「いえ、何も間違ってないわ」
悔しそうに、苦虫を噛み潰したような表情をする雪ノ下。
やっぱり他の人を言い負かすというか人の痛いところをつくというか、そういうのって楽しいよね。
思わずニコニコ笑顔になってしまうし饒舌になってしまう。
まぁ、普段から割とお喋りだけど。
「ちなみに俺の友達の価値観は互いに互いのことを裏切らないし、相手のことを理解して、相手のいいところだけでなく悪いところも許容できる。
されどイエスマンになるわけではなく、時には互いに足りないところを補い合う、そしてどんなことがあろうと壊れない、そんな関係。
の一二段下の関係だ」
俺がそういうと雪ノ下が驚いた顔をした。
「あなたからそんな言葉が出てくるとは思わなかったわ。
捻くれ者のあなたからそんな夢物語が出てくるなんて」
「ちなみに物語から学んだ」
「あぁ、受け売りだったの。
まぁ、そうよね。あなたがそんなことを心の底から言うわけないものね」
「まぁ、こんなことを心の底から言ってたとしたら羞恥心と嫌悪感で死にたくなるね。
それにしても容姿はいいってのにな〜。
性格がそんなんだから友達の一人もいないのさ」
「あなたに言われたくないわ。
それにこれは持論だけれど容姿がいい人は性格が多少キツくなるのよ。
ソースは私。
私は昔から可愛かったから当然男の子にモテたわ。
近づいてくる男子全員私に王位をもっていたわ。(それお前の勝手な感想であってほんと垢はわかんなくね?)
でもそのせいで女子から貧癪を買ったわ。
50回も上履きを隠されたせいで私は毎日上履きとリコーダーを持って帰ることになったわ」
「へぇ〜大変だったね!可哀想に…」
「楽しそうに、それもニヤけ顔で思ってもないことを言わないでちょうだい。
それにしても…可哀想…ね。
あなたと意見が合うのは癪だけど私も可哀想だと思うわ。
顔が良くて運動ができて勉強ができる、そんな誰もが優秀と思う、いわば優等生だったのにその優秀さを妬んで周りが足を引っ張ってくるんだから。
でもしょうがないことだと思うわ。
人は誰しも完璧ではないから。
弱くて醜くて、すぐに嫉妬して蹴落とそうとする。
不思議なことに優秀な人間ほど生きづらいのよ。
そんなのおかしいじゃない。
だから変えるのよ。
人ごとこの世界を」
「努力の方向と思想の変化の方向がおかしくないですか?」
「あなたのようにグダグダ乾いて果てるよりマシだと思うのだけれど。
あなたのそうやって弱さを肯定する部分、嫌いだわ」
「まぁ、他人様に好かれようと思って生きてるわけではないと思っていると思いたい私なんでね。
別に無理して、というか好きにならなくていいですよ。
嫌いたいなら嫌えばいいし。
好きだというなら否定しない。嫌いと言われたって構わない。誰かの感情気にしてもしょうがない〜ってよく言うじゃないですか」
「よく言うと言われても知らないわ。
初めて聞いた曲だけれど貴方作曲?
とても貴方の捻くれ具合が出てると思うわ。
まぁ、私もそこのフレーズ?はいいと思うけれど」
「俺の作曲なんて畏れ多い。
まぁ、これはあれがあれでこれがこうで知った歌なんです」
「中身がスカスカすぎて何を言ってるかわからなかったわ。
というか貴方口調とかテンションとか情緒不安定じゃないかしら?」
「あ〜、それは昔からの弊害ですね。
昔から捻くれ者で更には何かと影響を受けやすかったんでね。
最初は割とクズで横暴で、更には愉快犯、面白いと感じることばかりやってるどうしようもなかったんですけど、ある日あるアニメのキャラクターに個性的すぎるやつがいて。
そいつ、『自分のキャラに絶望的に飽きるから』って言って人格?性格?とかそう言う感じのをコロコロ変えてたんですよ。
多分セリフは一字一句あってはないと思うんだけど、まぁそんな感じのキャラがいてそういう風にコロコロキャラ変えるのって面白くね?って色々変えてたりしてたんですよ。
そしてそれからもたくさんの物語を見てきて?読んできて?たくさんのものに影響を受けた結果、情緒不安定になったり口調が安定しなくなりました。
なんか熱血風な言葉を吐いたかと思えばこんなの物語ぐらいでしか聞かねえよっていうキザな?厨二病的な?言葉を使ったり、みたいな?
さらには敬語と崩した私語をごちゃごちゃに混ざってます。
なので貴方そんなキャラだったっけ?ってことがよくあると思いますが私の言葉なんて大体なんとなく、愉快犯、本心の3択に入るのでまぁ、あまり深く考えず、突っ込まず接してください」
「長々とどうでもいい知識を教えてくれてありがとう。
暇つぶしに聞いてあげてもいいかも?と思った私の優しさと時間を返して欲しいくらい無駄な知識だったわ」
「まぁ、でしょうね」
普通、こんなこと長々と説明されたらそりゃ無駄だしどうでもいいし文句の一つくらい言いたくなるよな。
まぁ、かといってほんとに言う奴がどれだけ言うかって話なんだが。
というか薄々思ってはいたがこいつは自分の思うことを隠し誤魔化しながら上手くやる、なんてことはしない、できない奴なんだろう。
世の中の大抵の奴らはそれをしてるだろうに。
いや、俺がそう思っているだけで自分が思うことをあけすけにできる奴は多いのかもしれない。
でも、きっとそんなことはないのだろう。
大概の奴は思っていても口にできないことがあるはずだ。
その理由は様々だろう。
それを他の人に聞かれなたくない。
これを言ってもどうしようもない。
言っても「そう思っているのは、お前だけじゃない。だから我慢するんだ」みたいことを言われるから。
とか様々、と言いつつ三つしか言わないんだがここで俺の意見をいいたい。
そう思っているのはお前だけじゃない。だから我慢するんだ。って何?ほんとに?
俺以外もそう思っている、だから何?他の奴もそう思っていたら我慢しないといけないのか?他人がどう思っているかなんて関係ないだろうに。
あれってまじで意味不明だよな。
まぁ、俺が社会不適合者なだけかもしれんが。
まぁ、話を少し前に戻そう。
つまり何が言いたいかと言うと、口に出したくても出さない言葉ってのは出したら不利益を被るから口にしないのだ。
誰だって不利益は被りたくない、だから我慢して、隠して、誤魔化して生きているんだろう。
でもこいつはそう言う奴らより多少不器用なのだろう。
ちなみに多少っつけたのはこいつが本音を100%全て言ってるかわからないからね。
俺も結構本心を言うときは言うけど言いたくない事は言わないからな。
俺は他のやつよりも本心を隠すハードルが低く、なおかつ変なところにそのハードルがあるのだろう。
俺でもたまになんでここまであけすけに話すのにこんなこと言いたくないの?って思うことあるからね。
「コンコン」
「どうぞ」
ノックの音が聞こえて驚いてる俺をよそにほぼ間髪入れずに入るよう促す雪ノ下に俺はさらに驚愕する。
すごいな。
この部活、奉仕部はきっと有名ではない。
根拠は学校全体で有名人な雪ノ下 雪乃が属している、なんならやっている部活、しかもその名前が奉仕部なんていうまぁ、少しそっち方面に興味を持っている男子高校生が聞けば多少興味が出る、噂になる感じの名前をしているのに俺が一切奉仕部、なんて聞いたことはない。
それに今どき自分の悩みを割と近くにいる他人に、しかも同級生でさらには有名人に相談に行ける猛者なんかいないだろう。
なのでこれは予想だが奉仕部に悩みの相談なんて俺のことを頼んだ平塚先生ぐらいしかいないのではないだろうか。
まぁ、本当に俺の勝手な予想だが。
「し、失礼しま〜す
平塚先生に言われてきたんですけど」
そういって入ってきたのはいかにも陽キャです、と言わんばかりの女子高生。
なるほどあの先生が広めさせたのか。
でもあの先生もどうやって広めたのだろうか?
ここにきたと言うことは悩みがある、と言うことなんだろう。
だが似たような話になるが今どきの女子高生が先生に相談なんかするだろうか?
俺が女子高生というわけでもないし親しい女子高生がいるわけでもないのであくまで俺の勝手な想像の話だがそんなことはしないだろう。
かと言って平塚先生が片っ端から『君、何か悩みがないか?あるなら奉仕部等部活に行くといい。君の悩みもきっと解決するだろう』と話しかけていたとして、『はい、行きます』という奴もまた少ないだろう。
本当にどうやって宣伝したのだろうか?
謎すぎる。
「な、なんでヒッキーがここにいんのぉ?」
ヒッキーって誰?俺?
比企谷 ひきがや ひき ヒッキーみたいな?
これが友人なり親友なり親しい関係ならわかるが生憎俺とこの女子高生の関係ははじめましての関係だ。
つまり答えはヒッキーとは俺ではなく俺たちには見えない幻覚なりイマジナリーフレンドのことを言っているのだろう。
まぁ俺たち、と言っても俺が見えないだけで雪ノ下も見えてるのかもしれんがこの年で目の病気?を抱えていると考えるのは嫌なので考えないこととする。
とりあえず、女子高生さんと幻覚?イマジナリーフレンド?が話終わるのを待つことにした。
でも一向に女子高生さんは言葉を発さない。
もしかしてヒッキーくん?ちゃん?が無視を決め込んでいるのだろうか?
無視はダメだぜ、ヒッキーくん。
今どきは陽キャの女子高生を無視するだけでいじめられる世の中なんだから。
きっと、たぶん、メイビー。
「なんで無視するのぉ〜」
女子高生さんが問いかけるがそれでも尚更無視されているらしい。
なぜかこちらを睨みつけてくる。
「貴方に言ってるのよ、比企谷くん」
「あ、やっぱり?」
俺がそういうと怒った様子でこちらをさらに強く見てくる。
「なんで自分に話しかけられてると分かってるなら無視するの?」
「いや、だって自分じゃなかった時、恥ずかしいじゃん。
本名言われてるならいざしれず、はじめましての人がなんかあだ名っぽい名前を読んでいたとして。
そのあだ名が自分の名前をもじったと考えられるあだ名だったとして。
あ、これ俺のあだ名なんだ。俺が呼ばれてるんだ。
はい、なんですか?とはならんだろ」
「そ、それはそうだけど〜。
いや、そんなことよりなんでヒッキーがここにいるの?!」
「いや、なんか俺この部活に入部したらしいんだよね。
入部届も出してないのに不思議でしょ?」
「?入部届出してないのに入部してるの?」
頭を傾げて問いかけてくる。
そりゃ疑問に思うよな。
俺も不思議でしょうがないし。
てか物語ならともかく現実で頭を傾げるやつって狙ってやってるよな。
いや、別に悪いわけではないんでけどね?
可愛く見られたい、男にモテたい、単純に頭を傾げるのが好き、癖とか様々な理由があるんだろうし。
でも俺としてはこういうのを狙ってやってるように見える奴は要注意対象なんだよね。
なんか裏がある感じがして怖いよね。
あとそう思って注意しておいた方がうっかり惚れないで済むし。
「二年F組 由比ヶ浜 結衣さんよね?
とにかく座って」
「私の学年、クラス知ってるんだぁ」
「よく覚えてたな。
俺なんて同クラスだってのに覚えてなかったのに」
「あら。
それは貴方の記憶能力が残念だからではないかしら?
貴方と比べたら大体の人は貴方より記憶能力が高いと思うわ。
まぁ、私はこの学校で出会った生徒の名前を出会う前から覚えていて今のところただ一人を除いて名前をきちんと覚えられているからそんじょそこらの人たちとはレベルが違うけれど」
「へぇ〜それはすごいな。
それだけ覚えられてるのにたった一人だけ覚えられないなんて。
ちなみにその覚えていない人の名前は?
名前がクッソ長いとか複雑とか?」
「まぁ、複雑と言えば複雑ね。
その精神性が幼稚、かつ変な方向に複雑すぎて名前まで複雑なように感じてしまう、比企谷 八幡という人がいるのだけれど」
「俺かよ」
「気にすることはないわ。
貴方の存在から目を逸らしてしまいたくなる私の心の弱さが悪いのよ」
「ホントだよ。
お前はただでさえ性格、考え方が幼稚で子供なんだから心まで弱かったらもう終わりだろ」
「いーえ、終わっているのは貴方の方よ。
性格の悪さ、逃げ癖がついている考え方、捩れに捻れたその心。
そして何より貴方のその腐った眼。
もう貴方の生が終わってると言っても過言じゃないわ」
「いや、過言だろ」
「なんか楽しそうな部活だね」
こいつ今なんて言った?
楽しそう?
よく分かったな、楽しいって。
こう言い争い?っていうの?
俺そういうの昔から好きなんだよね、楽しいから。
まぁ、雪ノ下が楽しいかはわからんし、他人様が見て『わ〜、楽しそうに言い争ってるね!」って思うかもわからんし、なりよりそう思ったとしても初対面で面と向かって言えるこいつの人間性がめちゃくちゃわからないけど。
どうすんの?
これで両方楽しんでなくて本当に大嫌いだから罵倒し合ってるとかだったら?
睨まれるで済めばいいけど、場合によっては氷の女王こと雪ノ下 雪乃の毒舌が毒を吐くことになるぞ?
「それにヒッキーよく喋るよね」
「あ〜いや、そのなんていうかヒッキーもクラスにいる時と全然違うし、なんつーかいつも虚空眺めててちょっとキモいし」
「いや、それは大して仲良くない人を視界の真ん中に入れないようにするためだ。
目があったらなんか気まずい感じになるしもし女に『なに、あの人?私のこと見てくるんですけど』なんてことにならないようにするためには誰もいない虚空を眺めて難癖をつけられないようにして、なおかつ私に関わらないでくださいオーラを出してんだよ。
そんな自分から進んで関わろうとするタイプじゃないし、自分からじゃなくても関わりたい人以外とは関わりたくないからな。
今のところ関わりたいと思った同級生この十数年の人生で一度もないけどな」
「なんか、話長いね!」
グハッ。
こいつなんてこと言いやがる。
俺も多少気にしていなくはないことを平然と言いやがって。
しかもまた表面上は特に嫌味を言ってるわけではなく思ったことをそのまま言ったように感じる仕草?表情?イントネーション?をしている。
こんな人によってはダメージを喰らう言葉を天然で言えるやつがいるはずがない。
これは相当演技が上手い腹黒いやつと見た。
これはなにかしら言い返さないと舐められそうだな。
女子高生に舐められていいことはない。
物語によってはそれから始まる恋やらラブコメがあるがそれはあくまで物語の話。
ここは現実、舐められたら最後、金をめちゃくちゃカツアゲされるに違いない!
舐められなさそうである程度ダメージを負わせる、または嫌われてこれ以上関わってこなさそうなやつ。
いや、でも罵倒なんてしたら逆に狙われるか?
でも、単純に俺が罵倒したいし、めんどくさいことは後ででいいか。
「このビッチが ボソッ」
「ビッチってなんだし!
私はまだ処…」
そこま言ってやっと泊まり顔を恥ずかしそうに赤く染める。
これを天然でやるやつがいるはずがない、これは天然ではない。
その真逆、天然を装って様々なことをアピールする養殖だ。
これは天然の真逆だから養殖な。
ここまでくると養殖じゃなに言ってるかわかんないけど。
それにしてもすごいな。
こいつの演技力とその演技をどんな時も欠かさない姿勢、そこは本当にすごいと思う。
だってここには男は一人しかおらず、なおかつ目が腐っている隠キャ、しかも初対面でビッチ呼ばわりしてくるやつだ。
そんなやつに男ウケ良さそうな天然さと処女アピールするなんて無駄以外の何者でもないだろう。
俺みたいなやつを射止めてもなにもいいことないだろうし。
それなのに演技をやめないのである。
俺たちから他の人たちに話が行くのを嫌ったのだろうか?
まぁ、ぼっちの俺の発言は誰も信じなくても雪ノ下の言葉なら信じるやつが出てくる可能性はあるもんな。
なるほど。
「あ〜!、なんでもな〜い!」
「別には恥ずかしいことではないでしょう?
この年でバー「あ〜!ちょっとなに言ってんの?高2でまだとかはずかしいよ!雪ノ下さん女子力足りないんじゃないの?!」
へぇ〜今時は高二でまだだったらはずかしいことなんだ。
よくわかんないけどそういう流れ?雰囲気があるんだろうなぁ。
よくない風習だよね。
なんか保険の教科書でこういう悪い風習見たわ。
「アンタ薬ヤッたことないの?嘘でしょ?高校生になって?」って言われて自分を強く見せたいからヤッたことあるって言う、とか、まるでやってないことをはずかしいことのように言われて恥ずかしいことだと思い込み薬物に走る人がいるって。
まぁ、ここまで言っといてそういう裏常識?のようなものには詳しくないからそういう風習?流れ?があるかはわからないんだけど。
てかそんな事で女子力足りないとかいわれんだな。
いつからビッチ力が女子力になったんだ?
別にそういう性関係の云々を否定するわけではないんだが女子力を鍛えるためには男遊びしないといけない、なんて話ならそれはビッチと入れてもおかしくないのではないだろうか?
まぁ、別に性関係でふしだらな女じゃなくても性格が悪い奴もビッチっていうらしいからなにも間違いではないな。
絶対こいつは腹黒だ。
人が心の内でなにを考えているかなんてわからないので断言できるわけではないが、そんなことを言っていたらキリがないので俺の思考が『こいつは腹黒だ』と判断しているので腹黒だと思うことにする。
だってあんなのそういう仕草なり言動なり表情なりを細かくコントロールして狙ってやらないと無理だろ。
そしてそんな些細なところまでコントロールできる奴は大抵腹黒なのである。
まぁ、俺の勝手な偏見だが。
でもあながち間違いではないと思う。
現実世界に物語でいうところの天然など存在しないのだ。
「くだらない価値観ね」
「それについては同感だな。
いつからビッチ力が女子力になったんだ?」
「また言った!
人をビッチ呼ばわりとかありえない!
ヒッキーマジでキモい!」
「別に今の言葉はアンタのことをビッチって言ってなかったと思うがあながち間違いでもないだろ。
少し下世話な話になるが男がいる前で『男とそういうことをすることが女子力を増すことに繋がるんだよ!』と言ってるようなものなんだぜ?
それはビッチと思われてもおかしくないだろう?
まぁ、それを口に出していうのは俺もどうかと思うが『言いたくなってしまったんだししょうがないよね』の精神で頑張って生きてるんで、すまんね」
「あ、ほんとだ。
でもでも!結局私のことビッチって思ってるってことじゃん!」
「それはそう。
まぁ、思ってしまったもんはしょうがないだろう、思うことは止められないし(言うことは止めようと思ったら止められるだろ)。
それに口では否定してるが実際そうだろ?
なぁ?ビッチ?」
「こっの!
ホントうざい!キモい!
つかマジでありえな〜い!」
俺もビッチ呼ばわりはどうなんだ?と思ってこんなにしつこく言うつもりはなかったんだがなかなか反応が面白くてついつい何度も言ってしまったな。
なんか反応がオーバーで揶揄い甲斐があるんだよな。
てかこのキャラを演じ切れるってすごいな。
こいつが何かしら悪どいことを考えずに言い争うだけならお喋り友達ぐらいならなってやってもいいかもしれん。
まぁ、美少女と言われてもおかしくない女の子に対して『お喋り友達ぐらいならなってやってもいいかもしれん』っていう上から目線の発言にドン引きしちゃうけどね。
ホント自分の思考ながらドン引きしちゃうよね。
何?
友達になってやってもいいかもしれんって。
普通思うの俺じゃなくて相手じゃね?
いや、そんな自分の思考への茶々入れはどうでもいい。
こいつ、ここに何しに来たんだ?
と言うわけで主人公の口調が安定しないよ〜って言う説明でした。
あと俺がネタ?として歌とか物語のセリフとかを作中に出すと思うんですけど大体はこの物語の世界にはないものと思ってください。
大体とつけたのはもしかしたらそういうネタに対してツッコミをさせるかもしれないからです。
ちなみにクロスオーバーはこういうセリフとかそう言うもののことを言っているので多分キャラクターはクロスオーバーしないと思います。