実験体八号   作:濃霧注意報

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第14話 T-109変異者

八号は適当なファイルを手に取る

ハチ『ロクと私の事が載ってるよ』

ロク『ん?どれどれ』

二人はファイルを読む

 

[萩原早苗・・・六号と命名

 新潟県磯部町にて拉致

 夕方ごろ当時一人で歩いていた早苗を車で拉致

 捕獲時暴れた為厳重に拘束

 捕獲後に両親や通っていた学校へは対処済み

 生物科学研究所第三セクターへ配属     ]

 

ロク『・・・・』

ハチ『へ〜ロクって萩原早苗っていうんだね』

ロク『久しぶりに自分の名前見た気がするよ』

ハチ『じゃあ今日から早苗ちゃんって言うね』

ロク『まだロクでいい』

八号に自分の名を言われ少し照れてる六号

ハチ『さてと私は・・・』

 

[中山詩織・・・八号と命名

 中山寛博士が連れてきた少女

 中山寛博士とは親子関係である事が判明

 生まれ持った心臓病で治る見込みがないので

 T-109の実験体として連れてきたそうだ  ]

 

ハチ『・・・へ?』

ロク『まさか親子だったなんてね』

ハチ『心臓病って・・・私何ともないけど』

ロク『それは置いといて詩織ちゃん次を読もう』

先程のお返しか六号は八号の事を名前で言う

ハチ『ムムム次は・・・これ!』

八号は実験記録を取る

ロク『じゃあ見るよ』

 

[投薬実験

 実験体NO.8・・・以後八号と記載

 記録者   中山寛

 2016年8月8日

 投薬後痙攣を確認できず 

 2016年8月9日

 心肺の停止を確認・・・死亡確認

 実験中止

 2016年8月11日

 八号が覚醒

 実験再開

 2016年8月12日

 T-109が八号の体内で変異しているのを発見

 2016年8月20日

 調査の結果

 八号には蘇生能力が備わった事を確認

 以下は蘇生方法である

 ①死んでいる八号を用意する

 ②八号から組織片を採取する

 ③T-109の液体に入れる

 ④あとは待つだけ

 この実験記録は機密扱いにする事      ]

 

ハチ『・・・・』

ロク『・・・・』

ハチ『・・・私にそんなのが』

ロク『(これは燃やしておこう)』

ハチ『・・・ん?なんか挟まってる』

八号は挟まった紙を広がる

 

[実験体脱走未遂

 八号

 実験に耐えられなくなった

 八号が一人脱走騒ぎを起こした

 数時間後捕獲し処刑済み

 その際同室の六号に処刑を見学させた

 蘇生処置を行い記憶処理を行いました]

 

ハチ『(だからあんなに止めてたの?・・・これは見せない様にしよう)』

八号は紙をビリビリに破いた

ロク『急にどうしたの?』

ハチ『何でもない・・・最後はこれ!』

八号は残ったファイルを開く

 

[木村康夫様へ

 我が研究所にて作成した実験体27を

 そちらに差し上げます

 実験体27の両腕にはゴリラの細胞を移植しました

 それにより強い破壊力が備わりました

 そちらの実験でお使いください     

 生物科学研究所第二セクター所長  山根隼  ]

 

[投薬実験

 記録者  中山寛

 実験体27を使いT-109の投薬実験を行う

 2016年10月5日

 投薬後心肺停止・・・死亡確認

 投薬中に実験体が暴れ数名の研究員が犠牲になりました

 実験中止

 2016年10月12日

 八号同様に実験体が覚醒

 2016年10月13日

 八号と違い意識が復活せず暴走を始めました

 所長の命令により特別収容室に収容します      ]

 

ハチ『・・・もしかして』

八号は管理室の映像を思い出す

ロク『気をつけないとね』

最後の資料を見終わった六号は資料を処分する

ロク『そろそろ列車の場所に移動しよう』

ハチ『・・・うん』

ロク『さっき言ったの覚えてる?』

ハチ『覚えてるよ』

ロク『・・・そう』

八号達は列車の方向に進み始めた

 

 

 




感想待ってるよ

エンディング

  • ハッピーが好き
  • バットが好き
  • 両方良いよね
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