実験から数日が経ち八号は他の実験体と話していた
九号『俺達ここから逃げ出そうと思っているんだ』
この子九号は私の前からいるらしい。
おかしいよね?番号私の方が上なのに
ハチ『へ?冗談だよね?』
五号『本当だよ・・・・でさ提案なんだけど私達と一緒に逃げない?』
ハチ『(どうしようかな?確かに実験は痛いし辛いけど)』
五号『もしも今の提案に乗ってくれるなら今日の夜に来て』
どうやら夜暗い時間にここから逃げるそうだ
ハチ『・・・・考えとく』
私はこの事をロクに話した
ハチ『こんな事があったんだ!』
ロク『・・・・』
私の話を聞いたロクは深刻な表情をする
ロク『まさか一緒に逃げ出すとか言わないよね?』
八号の肩をガシッと掴んで揺さぶる
ハチ『目っ目が回るよ〜』
ロク『・・・ごめん』
ハチ『・・・流石に怖いから逃げ出さないよ』
ロク『良かった』
六号はホッと胸を撫で下ろす
その後たわいの無い話をしていると就寝時間になった
ハチ『・・・・(あんな事言ったけどやっぱ逃げたい)』
皆寝静まった夜中八号は布団から出ようとした
ハチ『うん?』
何故か身体が動かない
ハチ『あれ〜?』
まさか金縛り!すごーい初めての感覚
ロク『なにしてるのかな〜』
ハチ『へ?』
残念!金縛りかと思ったら六号が八号をガッシリとホールドしてるだけ
でした
ロク『良い子は寝ましょうね〜』
六号から頑張って抜け出そうとするが無理でした
ハチ『(諦めよう)』
八号はもう一度眠りについた
ロク『おやすみ〜』
この日六号が八号から離れる事はなかった
翌日私達はサイレンで起きた
ハチ『なに!びっくりした』
ロク『おはよう』
八号と違い冷静な六号
兵士『六号と八号はいるな!』
突然銃を持った兵士が入ってくる
ロク『いますよ〜』
ハチ『ヒッ・・銃を向けないで!』
兵士『博士八号と六号はいるようです』
兵士は無線で報告する
兵士『・・・了解』
兵士は収容室のドアを閉める
兵士『サイレンが止むまで俺とここで待機してもらう』
ロク『分かったよ〜』
いつものように返事する六号と違い八号は震えていた
そこから数時間私達は兵士さんと一緒にいた
ハチ『サイレンが止んだ?』
数時間後やっとサイレンが鳴り止んだ
兵士『了解しました。お前らはまだ待機してろ』
兵士は収容室から出ていった
ハチ『ねえロク?どうなったと思う?』
ロク『どう?そんなの・・・・』
六号は何かを言おうとしたが言うのをやめた
ハチ『逃げれたのかな』
八号は五号と九号の事を心配していた
この五号と九号の脱走から数日間実験は行われなかった
その間に私は五号と九号が脱走に失敗した事を知らされた
エンディング
-
ハッピーが好き
-
バットが好き
-
両方良いよね