トーグの船
トーグの船の前に巨大な船がワープしてくる。
トーグがデッキの真ん中の席に座り、クルーがそれを囲むように座っている。
通信士:共和国艦から通信
通信士がトーグに目を向ける
トーグ:通信を繋げ
共和国の艦と通信が繋がる。
画面に提督の顔が映る。
真剣な眼差しで凝視する
提督:貨物はどこだ?出現者の反応がないぞ
トーグ:娘が裏切り、盗まれました。
提督:お前の仕事は終わりだ。逃走時に使用した船のコードを送れ。我々が追跡する。
トーグ:彼女は私の娘だ。私に追跡させてくれ。
真剣な表情。
クルーA:共和国艦が武器を起動
叫びながら(焦り)
トーグ:データを送った!
提督:よろしい
通信が終了する
クルーB:まだ武装が解かれていません。
トーグ:シールド起動。警報を発令
共和国艦が魚雷を発射する
トーグの船に直撃
トーグの船が激しく揺れる。
目を見開き戸惑う様子で操作用のパネルを見ながら
クルーA:シールド消滅!
トーグ:ワープで離脱!
トーグの船、ワープホールを形成しようとする
共和国艦が追撃を加え、トーグの船が半壊した。
共和国艦のデッキ
提督がクルーの方を向く
共和国クルーA:逃亡船の位置を確認
提督:彼を送れ。
キーラとEの船
汚い部屋に色々なものが散らばっていて、その部屋の真ん中に1人の宇宙人の男が寝ている
Eが男を足で突く
キーラが部屋の外で待っている
E:起きて
男が寝返りを打って足を押し除ける
Eがしゃがんで、頬をたたく
E:起きて!
Eは呆れてため息をつく
男の持っていた酒の瓶を持ち、顔にかける。
男が叫びながら起き上がる
男:起きた起きた!
E:着替えて。デッキに来て。
男に服を手渡し、キーラとEが部屋から出る。
デッキに向かって歩き出す
キーラ:あの人は?
E、ため息混じりに
E:パイロットよ。でも飲んだくれだし
キーラがEを見る
キーラ:あなた、名前は?
Eはキーラに目を合わせない
E:E。あなたは?
キーラ:キーラ。それだけは覚えてる。名はキーラ。
E:いい名前。
キーラとEの船がワープホールを抜ける
キーラ(武装席)とE(操舵席)がデッキに座っている。
男が登場
渡された服を着ている
ダルそうに歩いて着て、機関席に座った。
Eに椅子を向ける
男:操縦はお前がやれ。俺の船じゃねえ
E、男に席を向ける
一瞬呆れ顔
E:操縦出来るから連れて来たのよ。しないならここにいる必要ないでしょ
余裕な感じで
男:時間につき100クレジット
E:金取るの?
E、目をつぶって考える
目を開けて
E:50。
男:ダメだ。100
E、悩む様子
E:わかった。70出す。これ以上は無理よ
男:話がわかる人でよかった
男は操舵席に座る。
Eが機関席に移る。
男がパネルを操作する。
E:Eを臨時艦長から解任 ラルク・サリバンを艦長に任命 認証 145632
船の電子音
男:管制に通信を繋げ
Eがパネルを操作
男:こちら貨物船MTS-2455 登録船名 ユタロタス 船長のラルク・サリバンだ 停泊許可を
管制:こちら管制。確認が取れました。着陸を許可します。ようこそ
ラルクが余裕の様な表情をする
内:破壊されたトーグの船の残骸/燃えている
トーグが倒れている。
トーグが目を覚ます。(息を吹き返すに近い)
お腹に残骸の破片が刺さっており、それに気づく。
トーグ叫ぶ
苦しみながら起き上がる。
トーグ:脱出プロトコル。認証564432
トーグの足元からシールドバブルが形成されて船外に放出
近くの惑星に落ちていく
外:停泊ベイ35番 小汚い場所 ゴミが落ちてたりする
船からEとキーラが降りてくる
キーラあたりを見回す。
E:ベネロス。美しい都市惑星だけど、私たちが行くのはそっちじゃない。来て。
Eが歩き出す。
キーラがついていく。
外:汚くて薄暗い路地
地面を張って歩く人がうめいている。
死体もいくつか道端に転がっている。
汚い男が1人座っている。
Eの方を向く
男:あいつならいつものとこだ。
E:ありがとう
Eがコインを投げ男が受け取る
内:建物の部屋
建物のドアから中に入る。
キーラ:誰に会うの?
E:味方だ。
Eがおくの方を向く
E:おい!私だ!
ある人物が顔だけを出してEを見る(宇宙人)
すぐに顔を引っ込める。
E:Fuck
Eは人物が顔を出したところに向かう。
人物(ソル)はEの顔を向けて背ける
ソル:やだ
E:やってもらわないと困る。それにお前、(彼女を)放って置ける様な奴じゃないだろ
ソル:まえ 助けた。人 しんだ。今 もっと死ぬ。だからやだ
E:じゃあ彼女は確実に死ぬ。
Eが立ち去ろうとする
後ろから言う
ソル:ID?
Eがニヤリと笑う
E:それと武器とアーマー
ソル:3時間 待つ。採寸
ソルがキーラに近づき体をスキャンする
ソル:ソル 作る。
ソルが奥の部屋に入って行った。
キーラ涙を流す
E:大丈夫?
キーラ:みんな苦しそう。あの船でも。この土地でも。
E:ええ。あの人たちは皆、お金も、住む家もない。
キーラ:彼らを助けたい
E:私たちには助けられないの。安全な場所に行かないと。表立っては生きれない。
キーラ:私たちが助けるべきな気がする。それが私の使命な気がしてならないの。
E:(少し考えてから)いつか助けましょ。でも今ではない。