TS司祭とカス聖騎士 〜〜〜カスよ、龍に届いているか 作:マンコションベ
オーク達との戦闘が終わり消費した体力も戻ってきた。
ここらへんで聡明な皆様はお前迷宮潜ってからずっと戦闘中【睡眠魔術】しか使って無いなと思われるだろう。しかし実はおれが今使える魔術は実は12種類もあるのだ。
これを見てくれ
黒魔術第一位階
【火花魔術】……火花を放つ魔術。クソ
【睡眠魔術】……相手を眠らせる霧を放つ。チート
【方位魔術】……設定した対象の位置を探る。チート
【鉄身魔術】……自らの体を硬化させる。クソ
黒魔術第二位階
【石化魔術】……相手を石化させる。睡眠魔術で良くね
【暗闇魔術】……相手の回避能力を下げる。睡眠(ry)
【陰身魔術】……体を半透明にする。睡み(ry)
白魔術第一位階
【祝福魔術】……小さな幸運が起こるようになる。睡(ry)
【小癒魔術】……小さな傷を癒やす。非戦闘時は有用
【小雷魔術】……小さな雷を放つ。クソ
【小楯魔術】……脆い楯を召喚する。す(ry)
【明灯魔術】……光源を召喚する。
一見すごい多いように見えるだろ。でも今までのおれの戦いを見れば分かるようにはっきり言って戦闘で使う魔術の9割9部は睡眠魔術で良くねって結論に落ち着くのだ。
すこしばかり長くなるが解説をさせていただきたい。
まず【火花魔術】は説明不要のクソだ、威力が低すぎる、同じ理由で【小雷魔術】もクソだ。
【睡眠魔術】、これは説明不要、ぶっ壊れ。チート。一応4層以降の魔物との戦いでは出番が劇的に無くなるようだしフレッドみたいなネームド級冒険者は【耐睡のペンダント】なるマジックアイテムでこれに対策をしている為人間相手でも一定ライン以上の強者には効かない。低層でもアンデッド系の敵には無効化される。しかし習得難易度を考えればどう考えても明らかにえげつない性能だ。
習得が楽&雑魚相手に有効という特性上
すまない、話がそれてしまった。続ける
【方位魔術】、これはあらかじめ設定したものの位置を指し示す魔術だ。それだけの魔術がなぜ【睡眠魔術】、【転移魔術】、【■■■魔術】【■■■■魔術】と同じく【禁術】と呼ばれているのかは少し長くなるので後で話すとする。
さてさてお次の魔術は【鉄身魔術】、【小楯魔術】だ。
どちらも防御系統の魔術だが単体対象である事が痛い。おまけに人間側も魔物側もお互いに攻撃能力が狂っている迷宮戦闘では殴るなり睡眠魔術なりで頭数を減らしたほうが遥かにこちらの被害を減らせる為出番はほぼ無い。攻撃は最大の防御って奴だ。
同じ理由で敵の数を減らせない回復系統の【小癒魔術】も戦闘中使う魔術としては微妙だ。
戦闘終了後の安全な時間で使う分には相当強力な魔術であると補足しておくが
そして【陰身魔術】姿を隠すと聞けば一見クソ強い様に思えるだろ、実際おれもそう思っていた。しかしこれには敵の眼の前でしか使えないというのもステルス系の魔術としてどうなの? となる欠点がある。それもそのはず、実際に透明化しているのではなく認識をずらす催眠霧を流しているに過ぎないからだ
それでも透明化は敵の攻撃回避の役に立つだろと思うかもしれないが頭数減らす系ですらない時点でクソだ
【祝福魔術】これはぶっちゃけ効果量が少ない防御系魔術だ、その上頭数を減らせない術と言う事で【火花魔術】未満の最弱レベルの弱い魔術だ。
しかしこれをかけられて置くと何だかんだで迷宮から帰還しやすくなるというジンクスがある。
それ故冒険者達は愛するものの帰還を祈りこれを唱えたりもするそうだ。
【石化魔術】【暗闇魔術】これらは妨害系の魔術としてなかなか強い。効果も敵を無力化、攻撃の補助と前のめりで悪くない……がこれ系だとやはり【睡眠魔術】が強すぎる。あまり使わない。しかし魔術は位階別に使用回数が設定されてる。それ故魔術を使用しても使用した魔術と別位階の魔術の使用回数に影響は及ぼさない。説明が分かりづらくて申し訳無いのだが要は睡眠魔術使うと火花魔術&方位魔術&鉄身魔術の使用回数も一緒に減るがそれ以外の魔術の使用リソースには一切影響を及ぼさない。それ故睡眠魔術の使用回数が切れても代用として使えるのだ
最後に【明灯魔術】仲間と認識したもののみに効果のある光源を召喚する。迷宮は基本出来の悪いホラーゲームみたいに無駄に暗いがそれを解消できるのは偉い。発動したところで敵に見つかりやすくなるわけでも無いしな。
以上で戦闘中おれが睡眠魔術をうつ機械になっている理由は分かってもらえたと思う。
一応防御系魔術と暗闇魔術は重ねがけできるので長期戦では強い(迷宮戦闘に長期戦があるのかはしらん)攻撃魔術は基本必中だったりもするから出番が全く無いわけでは無いが。